• ベストアンサー

「海辺のカフカ」 読むべきか読まざるべきか??

こんばんは。 村上春樹さんの新作「海辺のカフカ」について 読むべきか、読まざるべきか迷ってます。 基本的には村上春樹さんの本は好きで、ほぼ全部読んでいます。 しかし、今回の「海辺~」の書評は、やけに辛口のものが目につきます。 ハードカーバーで上下本につき、購入する前に皆さんの意見を 伺おうと思って質問します。 ちなみに、私が一番好きな村上さんの本は「ダンス・ダンス・ダンス」 をはじめとする鼠シリーズ、「ねじまき鳥クロニクル」。 反対にしっくりこなかった本は、ここ2~3年の本。 どうも、昔の村上さんの本の方が好きな傾向があるだけに 今回の「海辺~」、皆さんのご意見をお聞かせください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • oyoyo22
  • ベストアンサー率48% (91/186)
回答No.2

「海辺のカフカ」、今読んでいます。 村上春樹は結構読んでいるのですが、「ダンス・ダンス・ダンス」は読んだことが無くて、「ねじまき鳥クロニクル」は面白かったですが(???)という印象でした。読んでいる時は止まらなかったけれど、読み返そうという気にはあまりならない…。そんな訳で、Hana55さんとは好みはだいぶ違うかもしれませんね。私の一番お気に入りは「国境の南、太陽の西」です。「ノルウェイの森」も結構好きなので村上春樹の中では恋愛小説っぽいのが好きなのだと思います。 そのあたりを念頭において聞いていただけると幸いです。 さてそんな私ですが、「海辺のカフカ」はかなり気に入っています。 村上春樹の常に変わらないテーマは人間が生きていれば避けて通れない孤独についてではないか、と思っています。 そのテーマはノルウェイの森や国境の南・・・ではかなりロマンタサイズされた形で書かれ、ねじまき鳥などでは浮世離れした形で暗示的に書かれていたように思います。 それが、海辺のカフカでは村上春樹は俗世に戻ってきて、しかもかなり建設的な意思を持っていて、そのテーマに対して何らかの前向きな姿勢で挑んでいる、という印象です。物語自体もいつもながらに複雑で飽きさせないながらも、以前よりもひとつの方向性がすっきりと整理されているように思います。 ちなみにノルウェイの森や国境の南・・・のように男女の恋愛が軸では無いと思います。 今までとはだいぶ違うスタンスのようにも思えますが、少なくとも村上春樹が新しい局面に向かっているというのは感じられる作品です。まだ結末まで読んでいないので最終的にはどうなるか分かりませんが、半分くらい読んだ今の時点では私はとても好きな作品のひとつだと思っています。 よしもとばななもオフィシャルホームページで気に入っているというように書いていました。9月13日の日記にあります。 単行本を買うのが躊躇されるようでしたら、文庫本になるまで待つか、地域の図書館などでリクエスト(或いはもう入荷されているかもしれませんが。)して読んで見られたらいかがでしょうか?

参考URL:
http://www.yoshimotobanana.com/cgi-bin/diary/diary.cgi?page=4&yy=2002&mm=09
Hana55
質問者

お礼

こんばんは。 お礼が遅くなってごめんなさい。 結局、買って今読んでます。 ちょうど上巻の半分くらいまで読みました。 今の感想としては、おもしろい!です。 夜もついつい睡眠時間を削り気味になって、ちょっとツライです。 最後まで読んでから、感想とともにお礼を・・と思ったんですが、 いつになるかわからないので・・。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • kakiyama
  • ベストアンサー率25% (2/8)
回答No.6

読んでも読まなくてもいいと思います。 でも、結構気になっておられる様子ですので、いずれHana55さんも読むことになるではないでしょうか。 私はすごく好きな作家なのに、出てすぐ読む気になれないことが、たびたびあります。今は読むべき時じゃない(すこし大げさですが)気がする、と勝手に感じてしまうのです。 村上さんも大好きな作家ですが、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」は、読み始めるまでに時間がかかりました。でも、読んでみたら、村上さんの本でベストになりました。 ところで「海辺」ですが、私は出てくる人の言葉遣いや、引用が多いところなど細かいところに違和感を感じてしまい、あまり入り込めませんでした。でも、特に上巻の方では緊張感があって、ぐっとくるところも多かったです。 ちなみに川上弘美さんの書評では、かなり評価が高かったですよ。  

Hana55
質問者

お礼

こんばんは。 kakiyamaさんのおっしゃる通り、本を買って読み始めています。 お見通しですね。 今はちょうど上巻の半分までよみました。 かなり引き込まれています。 全部読んで、皆さんと感想を分かち合いたかったんですが、 時間のない社会人でいつ読み終わるかわからないので・・(悲) この場をかりて、回答して下さった皆さんにお礼を申し上げます。 本当にありがとうございました!! そしてまだ「カフカ~」を読んでいない村上ファンの方へ。 おもしろいですよ!(って私が言える立場じゃないか・・失礼しました)

  • stripe
  • ベストアンサー率23% (89/374)
回答No.5

こんにちは。 僕も『ダンス・ダンス・ダンス』が1番好きです。 今年の冬にまだよんでないので『ねじまき鳥クロニクル』読もうと思ってます。 結論として、読むべきだと思います。 『海辺のカフカ』がどうとかではなく、書評に振り回されてしまうのもどうかと思うからです。 読んでみて、もしつまらなくても、それは決して時間の浪費ではないです。 自分は高校生であまりお金がないので図書館で借りて読みましたがとってもおもしろかったです(^^)v

Hana55
質問者

お礼

こんばんは。 回答ありがとう! 結局、買って読み始めました。 今は1巻の途中まで読みましたが、おもしろい・・。 徹夜できない社会人という立場がうらめしいです。 「ダンス×3」が好きという、かっこいい高校生のstripeさんへ。 読み終わって、「カフカ~」を元にお話してみたいですね。 それでは!

  • mikedon
  • ベストアンサー率31% (122/391)
回答No.4

こんにちは。 私なら遅かれ早かれ一度読んでみると思います。特にもし村上春樹が自分の中で好きな作家の上位に位置するなら、何故その「海辺のカフカ」が世間で良い評価を得ていないのかを知りたい気持ちがあるからです。 私の考え方としては、自分が尊敬している誰かが書いた評論なら話は別ですが、何者かもよくわからないような人物が書いた数々の辛口書評に翻弄されて、もしかしたら自分にとって傑作かもわからない作品を逃してしまうのは、すごく惜しいですから。(逆の場合で、世間の評判がどれだけ素晴らしくても、自分にとっては取るに足りないつまらない作品である事もあります。) もし面白くなかったら、読者としての権限で村上春樹に苦情のファンレターでも書いて出されてはいかがでしょうか? きっとすごくありがたがられると思いますよ。(…というのは半分冗談ですが…。^^;) まとめますと、村上春樹への思い入れ度によって判断されるのがよろしいかと…。そんなに思い入れが無くて、ただ彼の印税稼ぎに協力するのは癪に障る、どうしても気が進まないのなら、評判に従って読まないのも手だと思います。 何だか堅めの意見になってしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです…。

  • fatty
  • ベストアンサー率32% (24/74)
回答No.3

迷うくらいならやめておきなさいと言いたいところですが この本は村上春樹の代表作になってもおかしくない素晴らしい作品です。 評価は人それぞれですが、読むのは自分ですから。 値段が気になるなら文庫化されてからとかブックオフで買うとか。

  • taknt
  • ベストアンサー率19% (1556/7783)
回答No.1

気になるならば、読んでおいたほうがいいと思いますよ。 一般的な意見ですが・・・。 他人の評価もありますが、実際、自分が読まないとわからない点も あると思います。 値段の点で躊躇しているならば、文庫など安くなってから買えばいいでしょう。

関連するQ&A

  • 「海辺のカフカ」を読んで

    村上春樹さんの海辺のカフカを読みました。とても面白く読ませていただきました。村上春樹さん以外でこのように感動できる本がありましたら教えて下さい。できれば文庫になっているものが良いのですが。

  • 海辺のカフカについて

    海辺のカフカを読み終わって思ったことは、なんだこれ? ということでした。村上春樹の作品自体を読むのが初めてで、国民的知名度のある作家の本でしたので期待して読んだのですが…… 結局村上春樹はこの物語を読んだ読者に何を伝えたかったのでしょうか? 壮大と思わせる伏線をちりばめた割に回収せず、あまりにも投げやりすぎではないのでしょうか? あとは読者が勝手に想像することだというこでしょうか? 何もかも中途半端すぎるとおもうのです。 そして、文体。村上春樹の文章とはこの程度……というのはあれかもしれませんが、このようなものなのでしょうか? 1Q84など売れに売れてるようですが、買う価値はありますか?

  • 海辺のカフカの感想

    結構前に海辺のカフカを読んだのですが、なんかよく分かりませんでした。 そこで、海辺のカフカを読んで、文章や雰囲気でなく、話の中身が好きで、そこから何かを感じた、という人の感想が聞きたいです。 今までに同じような質問がありましたが、村上春樹さんの他の作品と比べているのでよく分かりません。私は海辺のカフカしか読んでいないので。 ちなみに私は高校生です。

  • 村上春樹 海辺のカフカ上

    村上春樹作の海辺のカフカ上の内容を詳しく教えてください!お願いします!

  • 「海辺のカフカ」について

    私は、村上春樹さんの「ノルウェーの森」を読んで 面白かったので「海辺のカフカ」を期待して読みました。 キャラクターの性格や、セリフを通して、 村上春樹さんの人生観とか、文学、音楽論、信条などに触れられて、 その部分が面白く、また、物語にも引き込まれたんですが、 読み終わってみると、かなりの謎が解決されてなくて、 何の話か、内容がよく分からなかったです。 みなさんはどう感じましたか?

  • 『~カフカ』ダメだった人に『1Q84』お勧めですか

    『ノルウェイの森』刊行時に手に取り、村上春樹に嵌った45歳男性です。 『ノルウェイ~』以降に出た春樹作品は『スプートニクの恋人』まで リアルタイムでフォローしました。地下鉄サリン事件を題材に取った エッセイ(ノンフィクション)もありましたね。あれも好きでした。 しかし読書そのものからいつの間にか遠のき、去年、懐かしさもあって 試しに『海辺のカフカ』を読んでみたのですが、上巻は楽しめましたが、 下巻あたりのファンタジックな分岐点以降、急に白けてしまって 読むことができませんでした。同時に、村上春樹を楽しむ若さが 私にはもうないのかな、とも思ってしまいました。 春樹の長いやつだと『ねじまき鳥クロニクル』はとてもよかった記憶があります。 端的に言って、『1Q84』は『ねじまき鳥~』よりも面白いですか。 『~カフカ』がダメな人にもお勧めできますか。 深く考えずに気楽なお答え頂けたら幸いです。

  • ベートーベン伝記 海辺のカフカより

    村上春樹さんの「海辺のカフカ」で登場人がベートーベンの伝記を読むくだりがあります。 この元になった本、もしくは大人向けの読み応えのあるベートーベンの人生を綴った本を教えていただけないでしょうか。 ネットで検索してもすごい量で子供向けの物も多く含まれており閉口しております。

  • 海辺のカフカの内容について

    村上春樹の海辺のカフカを英語のペーパーバックで呼んでます。だいたい半分くらい読んだところで、日本語の同作品ウェブサイトを見る機会があり、カフカの家出の原因が『父の予言から逃れる為』と知りました。この『父の予言』ってどういう内容なんですか?英語の本だとサクラにProphecyのことは伏せたって箇所は見つかりますが、どうしてもそのProphecy自体の内容が見当たりません。後半のネタバレにならないよう教えてください。

  • 村上春樹氏の『海辺のカフカ』の感想

    村上春樹氏の小説を初めて読んだ『10代の方』限定でお願いします。 私は10代の時に村上氏の『風の歌を聴け』を読みました。(それ以降すべての作品を読ませていただいています。) そのころ私が感じた感覚と同じようなモノを、現在の10代の人は『海辺のカフカ』から感じ取るのだろうか? というのが質問の動機です。 暫くの間締切らない予定ですので、暇な時にお願いいたします。

  • 村上春樹さんの読みやすい作品を教えて!

    始めて読んだ村上春樹さんの作品がねじまき鳥クロニクルだったのですが、正直面白いと思えませんでした。 しかし、一つの作品だけを読んで批判したくないし、他の作品も気になるのですが、次は失敗したくないので、村上春樹入門本を教えてください。 お願いします。