解決済みの質問
「春潮のあらぶるきけば丘こゆる蝶のつばさもまだつよからず」
私は長らく「強さ」というものを感じ取ることができなかった。しかし、この前蝶々が音もなく羽ばたきながら丘を越えて行ったのを見た時、羽音は聞えなかったがそれでも蝶々の羽根は強いんだなあと感じたものだった。そして今日、今聞いている春の海の荒れる波音には、蝶々の羽音にも増して強いものを感じている。
「一碗には幾つぶの飯があるのだろう つぶりつぶりと噛みながら泣く」
沈んでいてはいけない。ちゃんと食事をしなければ元気になれない。でも、悲しい。泣いてしまう。忘れたい。でも思い出してしまう。ダメ、思い出しちゃダメ。何かほかのコト。ごはん食べなきゃ。1粒1粒噛んで。 1,2,3,4,…… 良く噛んで、5,6,7,8 …… お茶碗1杯、全部で何粒? 1口30粒として、あ、涙、こぼれる。ふかなきゃ。どうして泣けて──あ、ダメ、思い出しちゃ。だから30掛ける、15倍くらいかしら── 馬鹿げた計算ね。でも……
自己の弱さ・深い悲しみを体験した人が立ち直った後で、どん底から抜け出た時の心象を思い返して歌ったものでしょう。敗れ傷つくことによって、弱々しさ・未熟さを克服し、強く・優しく生きようとする「希望」が感じ取れます。「貧しさ」は見当違いでしょう。
投稿日時 - 2008-11-24 13:50:00
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