でき婚が許せない

質問

二十代、女性です。
　先日、できちゃった結婚をした友達に会ってきました。
　彼女はまだ学生なのですが、「働きたくなかったから、主婦になれてよかった」と言い、呆れてしまいました。「働くのに向いていないから」とのことです。
　わたしは、ストレスからこころの病気になりながらも、何とか就職し、毎日必死に働いています。やめたいと思ったこともありましたが、生きていくためには、そんな甘い考えではいけないと、自分を奮い立たせてきました。
　経済的な自立を目指し、転職も考えているところです。
「うちの母親も、暇そうにしてたから、孫の世話が出来て、ちょうどよかった」とまで、言っていました。
　私には、あまりに無責任に思えて、怒りすら覚えます。

　そうしたら、今度は兄の彼女が検査で陽性となったそうで、兄まで、でき婚となりそうです。
　兄も、いくら内定をもらったとはいえ、まだ学生の身分で…。

　私の母は、私だって人様にいつ迷惑をかけるかわからないのだから、怒るんじゃないと言います。
　でも、私がこころの病気になって、大学を休学となったあと、私がいくら頼み込んでも、両親は学費の支払いを拒否し、私は除籍処分になってしまいました。

　今、兄のサポートをしている両親を見ると、恨む気持ちが沸き上がってきます。
　また兄に対しても、覚悟が足りないように思います。産まれてくる赤ちゃんを思うと、可哀想でなりません。

　とても、兄を祝福することができません。
　どうやって、気持ちを押さえればよいでしょうか。
　友達も、兄も、兄の彼女も、軽蔑してしまいそうです。

回答No.20

hana81

こんにちは。結婚5年目、子供がふたりいる主婦です。
『でき婚』ですが、ご容赦ください。

質問者様ができちゃった婚がお嫌いなこと、
心の病気でご両親の理解が得られないこと、
このふたつは混同されない方が良いかと存じます。

私の弟は『統合失調症』という精神病を患っています。
うつ病など以前よりは認知されるようになってきたかと思いますが、
精神の病は体に現れる病気と違い、なかなか理解されにくいこともまだまだあると思います。
我が家でも相当の時間を要し、結果治療の開始が遅れてしまいました。
ご両親から理解されないのはとてもお辛いことでしょう。
弟も辛かったことだろうと今になると思います。
今現在病院やカウンセリングに通っておられますか？
是非とも一度ご両親とご一緒に病院、カウンセリングに行くことをお勧め致します。
質問者様の症状や、家族の協力がどれだけ大切なのかを、プロの口からご両親に説明してもらうことが入り口になるかと思います。
ご両親に病気のことを理解してもらうこと。まずはそれからです。

ご両親に病気を理解されず、たったひとりで辛い思いをしながらもご自分を奮い立たせて努力しているのにも関わらず、
質問者様から見れば特に苦労もせず幸せを掴み、ご両親の理解も援助も得ようとしているお兄様。
心の底から祝福出来ないのは現時点では無理もないと思います。
ご自分を責めるようなことはなさらないでくださいね。
とにかく今大事なのは病気の治療です。

ご友人もお兄様も、これから今までにはなかった苦労があると思います。
その時にどういった行動を取るのか。無責任で甘ったれたことしか出来ないのか、
これから見えてくることでしょう。
見直すことになるのか、ますます軽蔑することになるのか。
解りませんが、質問者様の病気の回復や、これから先の幸せには、
ご友人やお兄様のしたことを『否定する必要』はないのです。
『自分を肯定するために、他人を否定する必要があってはならない』。
私もいつも自分に言い聞かせています。

治療に当たって、ご家族の理解や支えは大きな力になると思います。
ご両親の協力が得られることを陰ながら祈っています。

あと…　かなり蛇足かと思いますが、私たち夫婦は日本で一番ポピュラーと思われる避妊の手段を取っていましたが、妊娠しました。
体の関係がある以上、できちゃった結婚の可能性は誰にでもあるのだとしみじみと実感致しました(笑)。
でき婚反対の方々には言い訳してみっともない、失敗したんだから負けなんだよ、と思われてしまうのかも知れませんが、こんなケースもあります。
妊娠が怖くて安易な浮気はされなさそうかな、っていうのが副産物でしょうか(^^)
ご参考まで。

お礼

回答、ありがとうございます。
hana81様のご指摘のおかげで、自分が一番何に悲しんでいるのか、実感することが出来ました。また、ご家族の話も交えてお話下さった事、そのお気持ちが嬉しいです。
病院、カウンセリング治療も何度も経験があり、中には両親を交えての席もありましたが、両親から理解を得ることは叶わず、むしろ薬を飲むことを反対され、また私自身様々に渡り歩きましたが、どうしても信頼の置けるお医者様にめぐり合うことなく、現在、専門家による治療は受けておりません。
中には、それを病気から逃げていると捉える方も、いらっしゃるかもしれませんが、私自身病院に通ったことで、状態が悪化した面もありますので、私にとっては、このやり方が一番なのかなと思っています。
（未成年にもかかわらず、パキシルを処方され、後々になって副作用として、自殺衝動が明らかとなったり、紹介状を携えて大学病院に行き、診察を受けた初っ端から、「電気ショックをかけるか」と医師に怒鳴られたりと、適切な治療を受けることは叶いませんでした）
こころの病気の他にも、別の病気で後遺症を患っており、こちらは完治が難しく、上手に付き合っていくしかないものですので、この経験から、こころの病気の方も、自分自身で向き合っていくべきものだと考えています。
ただ、再びこうして表面化したことで、まだまだ解決には、時間がかかるのかなとも考えています。
中学・高校と、自分の夢を叶えるために、その大学を目指して、ひたすら勉強に打ち込んできました。最初にこころの病気にかかった時も、どうしてもその大学にはいりたいからと、根性（！）で、日常生活に復帰しました。並々ならぬ思いがあり、だからこそ大学除籍のことは、世界が崩れてしまったような衝撃を受けました。
自分自身の成長とともに、少しづつその傷が和らいでいけばいいなとも思います。
お気遣い、とても嬉しかったです。
貞操観念については、いまさら、どうしようもないものなのかなとは思っていますが、兄や友達は、果たして避妊方法を知っているのだろうかと、心配になってしまいました。hana81様のおかげで、避妊も100％ではないことが、言い訳ということではなく、起こりうることなのだと、実感することが出来ました。私も、気をつけなければと思います。
暖かいお言葉、ありがとうございました。