ユダヤ人 全体的に見て、何かされてもおとなしくしているイメージがあるのですが・・・・なぜ

質問

中国人を見て思うのですうが、中国人は日本人が嫌いでよく抗議や暴れたり日本人旅行者を暴行したりする事件もありましたよね？
それはやはり南京大虐殺などの歴史からおこっていますよね？
では、ユダヤ人たちはそのような反発心や、暴動、抗議などはしないのでしょうか？何かについての抗議みたいなことをしているのはきいたことがありますが、比較的おとなしくしてる　というイメージがあります。中国人とユダヤ教の人では規模が違いすぎるからあまり目立たないのかもしれませんが（抗議などの）。ユダヤ人は過去、今現在大きな暴動、事件などを起こしている人たちはいるのですか？また起こしている人たちは何に対して起こしているのですか？　もし今でも何をされてもおとなしくしてるのなら、それはなぜですか？ユダヤ人の人たちは今でもひっそりおとなしくしてるというイメージがあります。。。（特にドイツやポーランドのユダヤ人）
教えてください

回答No.5

Mumin-mama · ベストアンサー

ユダヤ人への迫害は大昔からありました。
「モーゼの十戒」はご存知かと思いますし、映画「十戒」やアニメ「The Prince of Egypt」に描かれています。
その後、ユダヤ人は中近東、ヨーロッパ、北アフリカに自国（国土）を持たない民として散らばって行きます。
中世の頃、カトリック教会が権力を握っていた頃、カトリック教会は金融業や商業など直接お金を扱うことを卑しいこととしたので、ユダヤ人はそこに才能を発揮し出します。この時代のユダヤ人を描いたのがシェークスピアの「ベニスの商人」です。
1516年ベネチアにローマ法王の命で初めてのゲットーが築かれました。
その後も世界のあちらこちらにユダヤ人居住のためのゲットーが造られました。
時代が前後しますが、１２～１３世紀、中世のヨーロッパでは小国が都市の周りに要塞壁を作り、王侯貴族がゲームの様に戦争をし、戦争の膨大な資金が必要になると、金融業からローンを組んで借金をしてまでも戦争をするようになりました。
カトリックの教えはユダヤ人に富をもたらし、カトリック信者の農民や市民などは反対に重税に苦しめられ、その反発、ねたみはユダヤ人に向けられます。
２０世紀に入って、各国に散らばったユダヤ人はもともとの住民との混血も進み、外見上やほとんど宗教的ぬにも見分けは付かなくなります。1938年ヒットラーはユダヤ人に特別なパスポート（証明書）を持たせ、胸に黄色いユダヤの星を付けることを命令し、ユダヤ人の人権を奪うために、まずは彼らの財産と職を奪いました。ヒットラーの側近ヒムラーはユダヤ人を「豚」と呼び、ナチはユダヤ人を家畜と同じと見なしました。

すでに回答に出ているように、ユダヤ人でも、イスラエルやNYみたいに仲間が居て、同じ思想や宗教、装いのできるコミュ二ティーがあるところは戦争状態だったり、他の宗教の住民との摩擦があります。
ところで、ハリウッド映画には多くのユダヤ人が居ますから、彼らの作った映画を見ていれば、「ユダヤ人はおとなしい」というイメージが湧くのではないでしょうか。スティーヴン・スピルバーグやバーブラ・ストライサンドは有名ですね。イタリア映画「Life Is Beautiful」はアカデミー賞を受賞しています。歌手ではサイモンとガーファンクルが有名です。普段では芸能関係からの情報が多いので、おとなしく感じるのではないでしょうか。

○○人と呼ばれる人が、反発、暴動、講義を●●人に対して起こすには○○国と言う国土と一定の軍事力のような基本的背景力があってできるのではないでしょうか。他人の国で散らばっていては無理です。でも、他人の国に住み、宗教の戒律が厳しい人たちほど、団結しやすく、その宗教や独特な装いや習慣は、本来の住民を威圧することがあります。