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人格障害者しか見た事がないのですが

noname002の回答

  • noname002
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回答No.7

私の身内にも結局「人格障害」なる診断名が下され、もう長いこと治療に通っている者がおりますが、伝え聞いたところによると、これは、ふつう言う病気とか障害ではなく早い話が偏りの激しい性格、ということらしいです。単に個性がハッキリ強いというレベルでは見過ごせないことになっている、ということでしょうか、確かに、かつて生活を共にしていた頃は、幼かった私の目から見ても、なんで、こうも底意地の悪いものの見方をするかな、底意地の悪い行動をするかな、と呆れることが多かったです。そのくせ妙にウエットでロマンチストでナルシストで、ちょっとしたことで感激して涙ぐんだりするかと思えば、気に入らないことがあると、もの凄いヒステリックに食器を叩き割ったり、、、大概物を壊すときは、そのときに自分が嫉んだり腹を立ててる相手の大事にしているものを狙って壊すということをやってました。 それでも一応結婚して子どもをもうけましたが、配偶者も子どもにも、ずい分苦労させたようです。この前も配偶者から、その苦労話を聞かされましたが、娘のほうは親の姿を見ていて思うところあったのでしょう、もと短大卒の身から30代になって心理学の勉強を聴講生から始めて大学へ入り直し、今現在は院に進学して臨床心理士資格を目指しています。反面教師というのか悪い事ばかりでもなかったということでしょうか(笑) 人格障害者しか見たことがない、という思い切ったタイトルで、ちょっとギョッとしてしまいましたけれども >よく考えたらまともな人間と言うのをほとんど見た事がありません。 これは迂闊にポンと言ってのけると「じゃアナタ自身はマトモだという保証でもあるの?」と反発されてしまうかもしれませんが、そうですね、誰しも「人格障害」っぽい部分を持ち合わせているのが、むしろフツーじゃない?という問題提起なのでしたら、確かに、うなづけるものがあるように思います。「人格障害」といった精神的な面のことに限らず肉体面に関しても、完璧に、まとも、と言える人がいるのかどうか、ということと同様です。度合い割合の問題なのかもしれません。 ネットでの遣り取りなどは、ことばのみ使うことが殆どなだけに、容姿や表情、身なり、声の調子、しぐさ、雰囲気等々が割り込んでこないぶん、ある一定の傾向性や偏りといったものが、かえって目につき易いように思いますが、実際、「人格障害」或いは自閉症の場合にも、ネット依存を起こし易いとかいう説を聞いたことがあります。 日常でリアルに対面する場合でも周囲の人たちを見ていて、「この人は、ちょっと何か問題を抱えていそうだけど、自分では、あまり自覚していないだろうな」とか「はたから見ていて、とても風変わりなというかハッキリ言ってヤバさスレスレの行動をしているのだけど、自分では、こんなもんだと思って、そうしているんだろうな」と思える人、けっこういます。それはまた大いに、お互いさまでもあるのでしょうね。私自身に対する周囲の評価だって、これ全て私という同一人物に対する評価かと思うくらいピンキリ、バラつきがあります。 私は精神的にも肉体的にも、それなりの問題を抱えており自覚もしていますが、少し前までは、これらは存在しないものと周囲に見做され、思い込まされていたことだったのです。そして、そのままでは日常生活を営むうえで不都合が見過ごせなくなって初めて「障害」と呼ばれるようになったのです。 もっとも場合と相手によって見せる面、見せない面とが変わるということもありますが、そのつど殊更に計算しているわけではなく、誰しも自ずと役割に沿った言動をとろうとするということなのでしょう。相手の誤解による部分も大きかったりします。ただ、どの人が見ても、いつも全く同じ一本調子と、もし言えるなら、そのほうが、よほど変わっているというか不自然だろうと思います。 一般的な基準から大幅にハミ出ていたとして、そのことで誰も大して困っていなければ、わざわざ「障害」と呼ぶ必要ありません。ですから御質問者さまが「人格に障害のない人間なんているの?」と仰るからには、何かしら「障害」があってアタリマエなくらいで、そうなると、そもそも「障害」なんてものはない、ということに逆転してしまうわけですね。 精神的な方面に限ったことだけでなく肉体的な面においても、いわゆる「障害」というのは要するに実生活上、自他共に望ましからぬ影響をもたらす、看過できない不都合がある場合に、そう呼んでいるだけのことでしょう。 精神や肉体に不都合を来たすなんてことは単に年をとっただけでも起きてくることです。 たとえば日本人がゴキブリやネズミをウマイウマイと毎日食べるなんてことがあったら、まず周囲は眉をひそめて「どこか異常があるんじゃないか」と思ったりするのでしょうが(その生物種のなかでの差異はともかくとして)国や地域によってはリッパに食材として認められていたりします。 近親相姦だって、本人たちがナットクしていて表ざたにしたりしなければ、とくに問題にもならないでしょう。 目玉が三つあろうが舌が二枚あろうが支障がなければ、それでいいのです。 ただ周囲との価値観やライフスタイル等と著しく乖離があったり、本人自身が苦にしていたりすると問題になるだけです。 これは、周囲にとっては都合のいいこと何ら支障のないことであっても、本人が耐え難い苦痛を感じるようでは問題になると同時に、本人は、いかに楽しく快い或いは、こうあるのが自然だと感じていても、周囲に対して多大な苦痛をもたらすようでは、これもやはり問題になります。 またたとえば、人格障害或いは適応障害の場合にも、よく訴える人を見かけるように思いますが、いわく愛情不足とか親の愛情に恵まれなかったという不満。 子は「足りなかった」といい、親は「じゅうぶんなはず」と言う。 子が足りなかったと言えば、それは足りなかったのです、と言う。 でも親にしてみれば心当たりがない。精一杯のつもりだった。 どちらかに嘘や欺瞞があるのかもしれないし、どちらにもないかもしれない。目に見える形にして全てを確認することはできません。 ただ言えるのは、足りなかったから歩けない人と、歩きたくない人と、足りなくても歩いて行ける人と、足りなかったことに気づきもしない人と、足りないことに気づいていても、べつにいいさと思える人がいるということです。 つまるところは脳内の分泌物質等の作用や反応に影響されるところが大きいのであれば、人格障害であれ単なる個性ということであれ、その表れかたは多岐多様にわたるのでしょう。 言ってしまえば脳内環境だって環境の一つですし(笑) 『社会学の立場では「人格障害」は郊外化現象への合理的適応』 『「人格障害」はむしろ正常性の証。これを矯正教育の対象とすることで、合理的適応として「人格障害」を生み出すような社会そのものの矯正が埒外に置かれる可能性を社会学者は危惧』 宮台真司氏は、このように仰ったようです。 私は宮台氏の御意見全般について殆ど知りませんし全面的に賛同する気もないのですが 『社会学の目標は不透明な動きを示す社会を記述すること、特に実践目標(政策)は、問題を抱えるとされる人たちを生み出す社会的メカニズムを描き出し、かつ、制度や文化をどう変えればこうした社会的メカニズムを解除できるかという処方箋を考えること』 『心理学は現行の制度や文化を「前提にする」学問。社会学は現行の制度や文化を「疑う」学問。社会学によれば「社会」とは私たちのコミュニケーションを浸す暗黙の非自然的前提の総体で、非自然的前提の総体を明るみに出すのが社会学の目標』 『「個人が治ればいい」という心理学と、社会学の対立は避けがたい。現行の制度や文化を前提とする限りで「こうしたらいい」という心理学の提言が理に適っていたとしても、そもそも現行の制度や文化を維持するべきかどうかに疑問を呈するのが社会学』 このようにも仰っているようですが私としては、個人側から見るにしても社会側から見るにしても、いずれにせよ、どちらか一方側から見ての判断だけではならないと思います。 地域文化や社会制度というシステムに対して個人のうちにも文化や制度に相当するシステムと呼ぶべきようなものがあって、それがぶつかり合うことがあるということ。 大事なことは、本当に改めるべき点、改善可能な点が、どこにあるのかを見極めることだと思います。 社会的レベルにせよ個人的レベルにせよ本当に改めるべき、改善すべきを怠って、安易な擦り付けや糊塗に終始しているようでは、それこそが問題です。 個人の多様性を受け入れ難い社会は息苦しく生きづらい、でも許容度の低い個人個人が、生きづらく息苦しい社会をつくってもいるのじゃないかと思います。 「人の道として」自分を全面受容せよと要求する人ほど、自分と異なる面を持つ他者を受容しようとしない不寛容さなんて、いくらも見かけます。                       

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