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アンセルムスの母語は?

中世普遍論争での実念論側の論者アンセルムスはラテン語で著述していますが、その故国ブルグンド王国で何語を母語として育っているのでしょうか?

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  • Big-Baby
  • ベストアンサー率58% (277/475)
回答No.4

日本語Wikiの記述にあるとおり、国名はブルグンド王国、血筋は、父、母ともにランゴバルド族です。ランゴバルド族が当時何語を話していたかですが、イタリア語版Wikiのlingua(言語)の項目に書いてあります。本来はもちろんゲルマン語の方言を話していたわけですがイタリアに定住するにつれ、急速に母国語を忘れ、当時イタリアで話されていた古イタリア語(もちろん北部方言)を話すようになっていたようです。 http://it.wikipedia.org/wiki/Longobardi ゲルマン民族の移動は西ヨーロッパ各地に見られますが、いずれの地においてもゲルマン人たちは土着した文化に圧倒され、母国語を忘れ、被征服地の言葉を話すようになっています。フランスのノルマンディーに定住したノルマン人(北方ゲルマン人)たちがいい例です。ノルマンディー公ウィリアムがイギリスに侵入するとき、ノルマン人たちはみんなフランス語を話すようになっていたのです。

elegantia
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  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.3

http://jp.encarta.msn.com/encyclopedia_761577987/content.html これを見ると オイル語っぽいですね。

elegantia
質問者

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回答No.2

ブルグント王国は、確かに5世紀の建国時は、ほとんどゲルマン民族です。 カール大帝を、ラテン語 カロルス・マグヌス、ドイツ語 カール・デア・グローセ、 フランス語 シャルルマーニュ というように、地域によっていろいろな言語に 分かれていく頃で、ドイツ語とはいえません。 アンセルムスは、11世紀のアオスタ生まれで、現在のフランス国境に近い イタリアです。アルプスの南でドイツ語ではないですね。 結論から言うと、フランコ・プロヴァンス語(アルピタン語ともいう)です。 フランス語が統一される前で、東部方言でスイス・イタリアにかけて話され てました。 なお、ラテン語での著述は、17世紀のヨーロッパの西のはずれのイングランド のニュートンなども万有引力の著書を当たり前に書いてました。 http://park1.aeonnet.ne.jp/~memoria/lingua/linguae_romanae.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%B3%E8%AA%9E

elegantia
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  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.1

ブルグンドという言葉が示すように、現在でいえば「ドイツ語」になるかと思いますが、標準ドイツ語のようなものは確立していなかったと思われますので、いわゆる「中高ドイツ語 」と呼ばれる方言のようなものだった可能性が高いです。なお、当時の書き言葉ではラテン語が優位を占めていたようです。

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