• ベストアンサー

ダイオキシン類の抽出について

ダイオキシン類の測定において、固形物からダイオキシンを抽出するとき、 公定法(JIS)ではソックスレー抽出となってますが、高速溶媒抽出法(ASE法)もあると聞きました。 調べたところ、ASE法のほうが、時間と抽出溶媒量が少なくてすむし、抽出効率もソックスレー法に比べて高いということです。 どうして公定法にASE法が採用されていないのでしょうか? ASE法に使用する機器類がとんでもなく高価だというわけではなさそうですが、、、。 ダイオキシンを測定している人たちは、ASE法がありながら、依然ソックスレー法を使っているのでしょうか? よろしくおねがいします

  • shift
  • お礼率90% (40/44)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#3535
noname#3535
回答No.1

環境関連の仕事をしている知人からの又聞きなので参考程度になさってください。 >どうして公定法にASE法が採用されていないのでしょうか? お役人の頭が固いから!(知人談) 簡便法を認めて何か問題が発生したら責任問題だし、面倒なことにかかわりたくないから、新しいことにはなかなか許可を出しにくいんじゃないかということです。 また、精度の面ではやはり公定法の方がいいとのこと。 >ダイオキシンを測定している人たちは、ASE法がありながら、依然ソックスレー法を使っているのでしょうか? 顧客からの依頼が公定法であれば当然公定法を行います。 法律に則った測定が必要なら公定法でやるしかないですから。 法律に拠らない測定でよいなら顧客も安い料金ですむ簡便法を依頼してきますのでそのように測定しているそうです。

shift
質問者

お礼

ありがとうございました。 ASE法が採用されていないのはお役所仕事のせいだとは、わたしもうすうす考えていたのですが、やはりそうでしたか。 抽出法の選定は顧客の依頼の如何によるんですね。 参考になりました。

関連するQ&A

  • ダイオキシン分析をされている方に質問です

    ダイオキシン分析初心者です。 例えばJISの土壌中のダイオキシン類分析法によると、定量下限については記載がありますが、定量上限については記載が見当たりません。では 「試料溶液濃度>検量線用標準液の最高濃度」 となってしまった場合はどう対処されていますか? 対処案1:外挿してその値をそのまま採用 対処案2:試料溶液を希釈して再測定 特に対処案1を採用されている方は、それで問題ないとする根拠とソースも教えて頂けるとうれしいです。 よろしくお願いします。

  • 植物プランクトンからクロロフィルを抽出するための溶媒について

    私は今、環境水中のクロロフィルの測定をしています。 現在、上水試験法より抽出溶媒にアセトンを用いています。 上水試験法には、またメタノールを用いる方法もあり、 メタノールはアセトンよりも細胞膜を破壊しやすく、 抽出が容易であるとあります。 なぜ、アセトンよりもメタノールのほうが細胞膜を破壊しやすいのでしょうか? また、メタノール以外にも細胞膜を破壊しやすい溶媒というものがあるのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。 よろしくお願いします。

  • 香気成分の分析法について教えてください

    飲料のフラン系香気成分の定量分析法についてGC/MSにて検討しています。 今の段階では有機溶媒での液-液抽出で進めているのですが、できるだけ溶媒を使いたくないので、SBSE・SPMEでの方法も視野に入れています。定量単位はppb~pptレベルです。液-液抽出では夾雑成分に邪魔をされ、SN比どころではありません。 分析初心者なのでどの抽出法での分析法がもっとも効率がよく、かつ安定的に測定できるかが分かりません。 どなたかアドバイスください。

  • 沈降法による光透過式粒子径測定

    実験で沈降法による光透過式粒子径測定を溶質にJIS8種標準ダスト溶媒に水を用いて行ったのですが、でこの実験で溶質を食塩に変えて粒子径を測定する場合には溶媒に何を用いればよいのでしょうか? またその溶媒を用いたときに測定可能な粒子径はどうのように変化するのでしょうか?

  • 分離分析法について

    「分離分析法の例をできるだけ多くあげて、その簡単な原理を述べなさい」というレポートなんですけど、調べたところ、ガスクロマトグラフ分析、高速液体クロマトグラフ分析、電気泳動法、精密分留法、溶媒抽出法しかわかりませんでした。 これ以外にも分析法はあるんでしょうか? また、精密分留法、溶媒抽出法の原理も教えていただけたら嬉しいです。

  • クロロフィル定量のための機器

    クロロフィルを定量するためにジメチルホルムアミドかアセトンで土壌から抽出し、分光光度計(吸光度計)で連続測定しようと思います。しかし、手持ちの機器では、サンプル液を吸い上げてセル内に送り込むチューブが有機溶媒に耐えられません。耐えられるチューブシステムを持つ機器をおしえていただけませんか? よろしくお願いいたします。

  • リモネンの摘出の方法

    中学の理科の授業の一環で、各グループでテーマを探究しプレゼンをするのですが… 私のグループでは発表の中でリモネンを用いた実験を予定しているんです。 (リモネンの溶解作用で風船を割るというものです) ですが、みかんなどの柑橘類の果皮をただ搾るだけでは大した量にならない… ということで、リモネン(オレンジオイル)を効率よく摘出する方法が思いつかず、 プレゼンの準備が停滞してしまっています。 こちらの過去ログを拝見させていただくと、 「有機溶媒」「ソックスレー抽出機」などがあるようですが、 正直大掛かりなものは時間的に手をつけられなさそうなんです。 もし果皮から摘出したリモネンでなくとも何か代用できるものがあれば、それもお答えいただきたいのですが… リモネンの効率的な摘出の方法を教えてください。

  • 硝酸態窒素測定法とデータ表記の仕方をおしえてください!

    土壌中の硝酸態窒素を2MのKClで抽出し,インドフェノール法で測定しました.(土:KCl=1:2) また,同じ試料を水抽出(土:水=1:5)し,イオンクロマトグラフィーでも測定しました. 結果,イオンクロマトで測定した方が,倍の濃度を示していました. 分析法によって得られるデータが違うのはわかりますが, この場合,どちらのデータを採用するべきでしょうか. よろしくお願いします!

  • ロータリーエバポレータによる濃縮・乾固後の再溶解法について

    植物試料(生試料または凍結乾燥試料)を80%メタノール10倍量にて抽出処理後、濾過した通過液をロータリエバポレータにて濃縮・乾固し、乾固した粗抽出物の重量を測定後、少量(抽出に用いた1/10~1/20量)の80%メタノールに再溶解し分析に用いる、という手順で作業を進めているのですが、乾固させた粗抽出物を効率よく溶解する方法はないでしょうか? どうしてもナスフラスコ上部の内壁面に不溶性の粘着質あるいは固形物が残ってしまい、これは手法上仕方がないものなのか、自分の抽出・濃縮処理がまずいのか判断できません。

  • 酢酸の濃縮法

    酢酸の濃縮法についてお聞きしたいのですが、具体的にどのような方法があるのでしょうか? 水中の酢酸イオンをイオンクロマトグラフィーで測定したいのですが、濃度が低い為、中々結果が得られません>< 文献やら参考資料やら色々探しているのですが、酢酸を溶媒等として用いた抽出、濃縮や酢酸の合成法等は読んだのですが、水中のきわめて微量な濃度の酢酸、又は酢酸イオンそのものの濃縮方法が中々見当たらないのが現状です。。。 よろしくお願いします。