• ベストアンサー

引張(圧縮)鉄筋とはどこまでを言う?

四角形断面の柱の各辺4本ずつで計12本(12-D22)の主筋があるRC柱の 引張(圧縮)鉄筋と言うのはそれぞれ中立軸から引張側、圧縮側の最端の各4本だけを指すのでしょうか?(上図) それとも中立軸から分けた6本とも引張(圧縮)鉄筋と言うのでしょうか?(下図)   中立軸 ・   |   ・   |   ・   |   ・   |       ・  ・ |  ・    |    ・    |    ・  ・ | 

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • river1
  • ベストアンサー率46% (1254/2672)
回答No.2

お礼の中の補足の部分の考え方 柱の鉄筋り検討は、XY軸それぞれの方向で検討します。 一般的には、最端部の鉄筋だけで検討しますが、厳密に構造計算する場合は、最端以外の鉄筋も考慮する事で、中間部の鉄筋の太さが一ランク細い物で済む場合もあります。 例えば、12-D22が4-D22、8-D19という具合です。 予算の厳しい物件では、厳密に計算すると良いでしょう。 ならば最端以外の鉄筋を考慮しない場合は、構造計算上ただ単に安全率が上昇したと思えば良いだけです。 設計計画の時間の余裕や予算の余裕がある物件は、一般的な最端部の鉄筋だけの検討で十分です。 実際、建設工事が始まると予定外の重量付加が考えられます。しかし構造計算する側は、その分の安全率を上げておくだけで十分対応できる事となります。 望ましいのは、構造計算する側も、たまには工事現場の状況を見て把握するのが大事です。 偉そうに言っている私ですが、自称、意匠設計も構造設計及び現場監理、その他も出来る万能建築士の一人と自負しています。(大笑い) 覚えなければならない事は、山ほどあります。 適当な処で割り切る事が大事です。 ご参考まで

mezaken
質問者

お礼

ありがとうございました 通常は最端部の鉄筋だけで検討するということなんですね 実務上はいろんな考慮の仕方があるかと思いますが こと試験対策なので通常公式内に当てはめるatが どの分と解釈しておけばいいのか知っておきたかったんです^^;

その他の回答 (1)

  • river1
  • ベストアンサー率46% (1254/2672)
回答No.1

柱における引張(圧縮)鉄筋の考え方 原則としてXYの中心軸を基本として判断します。 質問文の両方とも引張(圧縮)を受けます。 引張(圧縮)力の大きさは、XYの中心軸からの距離によって差異があります。 距離が大きいほど引張(圧縮)力が大きくなります。 梁の場合は、スパンをを四等分してX軸を境にして柱側の上筋に引張力、下筋に圧縮力、梁中央部には、上筋に圧縮力、下筋に引張力が働きます。 ご参考まで

mezaken
質問者

お礼

ありがとうございます 力学的には中立軸からはどちらも引張と圧縮に分かれるので 中立軸からの距離によって大きさは変れど引張(圧縮)力が発生すると言うことは わかるのですが、構造計算する場合に最端以外の鉄筋は考慮されるのかということなんです。 柱の降伏曲げ耐力Myを出す式で 0.8at・σy・D・+0.5N・D(1-N/bDFc) と言うのがありますが、ここでのat(引張鉄筋の断面積の和)は 最端の鉄筋のみの扱いになっているので安全側等の配慮で 構造計算上は最端以外の鉄筋は考慮されないのかなと思いました。 柱の場合X軸とY軸とで別々に必要なので、梁のように片側偏心2段筋とはならないから 最端筋以外は構造計算上は考慮しないのかなと考えたわけですが この式で考慮しないだけなのか基本的にどの場合も柱では構造計算上最端筋以外は考慮しないのか 単純な考え方なので今のうち理解しておこうと思ったのですがなかなかレスつきません(^^;

関連するQ&A

  • 応力図の描き方

    梁や柱の応力図の描き方って圧縮側と引張側を中立軸から同じ側で表現する場合と中立軸から反転させている場合を見ますがなにが違うのでしょうか?   ↑   ↓   |\ /| ----------中立軸 ↑ |\    ----------中立軸     \|      ↓    

  • コンクリートの圧縮

    鉄筋コンクリート正方形断面の図心軸からeだけ離れた位置に、軸圧縮力N'が作用した時の、 終局曲げモーメントMuと終局軸圧縮力Nu'を求めよ。 という問題が分かりません。 図を見ると、eは比較的小さいので断面に引張応力が発生しない場合だと考えられます。 どなたか分かる方教えてください。

  • 木材の曲げ応力度

    木材は圧縮側と引張側で強さが違うので矩形断面の場合 中立軸が図心軸にきませんよね? それなのになぜ木材の許容曲げ応力度はM/Zで計算できるのでしょうか?

  • ばねのねじり(材料力学)

    コイルバネをねじったときに素線にかかる力は曲げになるという話を聞きましたがこれはなぜでしょうか? また、素線の断面が長方形のときにバネを閉める方向(バネの巻いている方向)にねじったとき、断面の半径方向でみて内側は圧縮、外側は引張、中立軸で応力ゼロになるのでしょうか? 全体として引っ張られているので、中立軸でも引張がかかっているように思えるのですが,これは錯覚でしょうか? よろしく御願い致します。

  • 引張鉄筋比が釣り合い鉄筋比以下の場合とは

    釣合い鉄筋比とはコンクリートと鉄筋が同時に許容応力度に達するときで 「引張鉄筋比が釣り合い鉄筋比以下の場合」とは 引張側鉄筋が圧縮側コンクリートより先に許容応力度に達すること、 とあります。 ここまではわかります。 さて、これからなのですが この理屈はコンクリートが先に許容応力度に達するともろい破壊 となるためねばりのある鉄筋が先に許容応力度に達するようにする。 と言うことのようですが、ここからが疑問です。 許容応力度に達した時点ではまだ安全率があるので 実際の降伏に至るまではまだ先がありますよね? なのになぜ 「引張り鉄筋の降伏が圧縮コンクリートの降伏よりも先に達するようにする」と言う考え方ではないのでしょうか? そうでないとお互いの許容応力度の時点から降伏の時点に至るまで比例関係でなければ 崩壊時の安全性がなりたたないような気がするのですが。 あとこの理屈は 梁の強度はねばりのある鉄筋で決まれば安全と言うことですが なんとなく逆にPt≧Ptbにしてやればコンクリートが圧壊したあとに 鉄筋が粘りよく踏ん張ってくれそうでこっちの方がよさそうな気がするのですがなぜこの理屈ではだめなのでしょう・・・ 以上、長文ですがよろしくお願いいたします。

  • 鉄筋コンクリートを勉強しています。「曲げモーメントにたいしては、圧縮側

    鉄筋コンクリートを勉強しています。「曲げモーメントにたいしては、圧縮側のコンクリートと引っ張り側の鉄筋とがあればよいことになる。すなわち合理的な断面はT形である」と教科書に書いてあるんですが、「すなわち」というところはなかなか理解できてないです。ここで、合理的な形といったら、長方形じゃないと自分は考えていますが、   なんでT形か、教えてください!

  • 鉄筋の材料強度について

    RC造の建物において終局強度を算出する際に、 JIS規格の鉄筋であれば、圧縮および引張の材料強度はF値の1.1倍してもよいとありますが、なぜせん断補強筋は1.1倍しないのかがわかりません。 わかりやすく教えていただけるとありがたいです。 宜しくお願いいたします。

  • 鉄筋の靭性と強度の役割

    柱や梁において主筋は強度、帯(あばら)筋は靭性に効果を発揮しますが、 これらは今まで定番問題で当たり前のように理解していていました。 主筋が靭性確保に効果があると言う問題が出た場合は不正解となりますが、 別の問題の解説では梁の場合など圧縮鉄筋(上部主筋)はクリープの防止や地震に対する靭性の確保に効果がある。 と言う主筋の効果に靭性を謳っている解説もあり矛盾するのでは?とも思います。 実際、帯(あばら)筋はどう言う作用で靭性効果を発揮させているのでしょうか? そして主筋量が多くなるとどう言う作用で靭性効果がなくなるのでしょうか?

  • 三軸圧縮試験と一軸圧縮試験の圧縮強度結果の差

    建築士独学中です。 「普通コンクリートの三軸圧縮応力下の圧縮強度は、一軸圧縮応力下の圧縮強度よりも大きい」 とありました。 なぜこのような差が生まれるのでしょうか? 三軸は一軸と違い供試体の側面からも圧縮する試験ですが、 RC造の柱やプレストレストコンクリートのように軸圧縮力が作用することでせん断強度が増すのと同じ理由なのでしょうか?

  • コンクリートの短期許容圧縮応力度

    建築士独学中です。 鉄筋コンクリート造の柱の設計で、 「柱の断面は、短期軸方向力をその柱のコンクリート全断面積で除した値が、 コンクリートの設計基準強度の1/3以下となるように設定する」 とありました。 コンクリートの短期許容圧縮応力度はFc*2/3(Fc:設計基準強度)なので「2/3以下」では? と思ったのですが、どこかで勘違いしているのでしょうか?

専門家に質問してみよう