一般化座標と時間についての疑問

このQ&Aのポイント
  • 一般化座標とは、質点の位置を表す変数のことであり、時間に依存しない場合と時間に依存する場合がある。
  • デカルト座標と一般化座標は、交換関係を持ち、その関係は時間によって変化することに注意する必要がある。
  • 時間に依存する場合、一般化座標とデカルト座標の関係には時間項が含まれ、時間での全微分と偏微分の違いが生じる。
回答を見る
  • ベストアンサー

一般化座標と時間

3次元でN個の質点の一般化座標  {q_i}; (q_1,q_2,q_3),…,(q_3N-2,q_3N-1,q_3N)  (1) とし、デカルト座標系でも同様に  {x_i}; (x_1,x_2,x_3),…,(x_3N-2,x_3N-1,x_3N)  (2) と表すとする。 運動をデカルト座標で表す場合も一般化座標で表す場合も、3N個の独立変数が存在し、両者の間に  x_i = x_i(q_1,…,q_3N)  (3)  q_i = q_i(x_1,…,x_3N)  (4) という交換関係が成り立つ。 運動が時間に直接依存する束縛条件の下で行われる場合や、座標系が時間とともに動く運動座標系の場合は  x_i = x_i(q_1,…,q_3N,t)  (5)  q_i = q_i(x_1,…,x_3N,t)  (6) のように、座標の間の関係は一般には陽に時間tを含むことになり、∂x_i/∂tなどがゼロにならないことを注意しておく。 と解析力学の本に書いてあるのですが、いろいろ疑問があります。 i) (3)(4)で、なぜx_iがq_1~q_3N全ての関数となるのでしょうか?(1)(2)を考えると、x_iが属する質点を表す3つqだけに拠るのではないかと思うのですが…。 ii) (5)(6)ではtが明示的に関数の引数に加えられていますが、運動というものを考える上では必ず時間の概念があると思うのですが、そうなると(3)(4)とはどのような違いがあるのでしょうか?「陽に時間を含む」とはどういうことなのか改めて教えて下さい。 iii) 「∂x_i/∂tなどがゼロにならない」とありますが、ii)にも書いたように時間に関係ない運動はないのだから、時間で偏微分して0になるというのはどういうことなのでしょうか?質点がずっと静止しているという意味じゃないですよね…? iv) 時間での全微分と偏微分の違いがわかりません。 膨大で申し訳ありません。一部でもよいのでご回答頂ければと思います。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • eatern27
  • ベストアンサー率55% (635/1135)
回答No.4

>つまり、この本では(3)の前などに「運動」という言葉を使っていますが、 >「座標」という言葉に読み替えて解釈すればよいということでしょうか。 というのは、 >運動をデカルト座標で表す場合も一般化座標で表す場合も、 このあたりの部分でいいですか。 粒子の運動を定量的に扱うには、粒子の「位置」を数字で表せないと困りますよね。そうなると、「数字」と「位置」がどう対応するのかを知っている必要がありますよね。それが座標系。上記の部分では、「デカルト座標系を使って数字に対応させる場合も、一般の座標系で対応させる場合も」という感じのニュアンスだと思います。 >全ての運動が、その質点に座標を貼り付けることで、静止とみなせる系を作れるとして、 あ、ダランベールの原理ってそういう事を言っているんだと思ってもいい気がしますね。 >その座標系をtを陽に含む運動座標系とすれば、 (3)~(6)での時間を陽に含む/含まないとうのは、あくまでもAさんBさんの座標系を比較して出てくるものです(両者の間の座標変換の話ですので)。 Aさんの座標系だけを見て「tを陽に含む」とかそういう話は出てきません。 つまり、座標を粒子に貼り付けた座標系と、例えば、(地表に固定した)デカルト座標系と比較した時に始めて出てくる話だということです。 >運動を考える前の段階での議論になるというように解釈していいのでしょうか…? まぁ、なりますよね。「座標系を粒子に貼り付けますよ」ってのは、運動を考える前にしている事ですからね。 >全ての運動を座標系の移動に帰着させて考えることができる?という意味です。 まぁ、できますよね。そういう風にして解析するのが便利かどうかは別問題ですが。 >でもそうすると、時間での全微分との違いがまたよくわからなくなってしまう気がします。 ∂x_i/∂tはAさんの座標系に対してBさんの座標系が動く速度で、一般にはq_jたちとtの関数です。Aさんの座標系とBさんの座標系の関係について論じたもの。 dx_i/dtはAさんの座標系に対して粒子が動く速度で、t『のみ』の関数です。実際の粒子の運動について論じたものです。(Bさんは何処にも出てきません)

dark_space
質問者

お礼

返答が遅くなりまして申し訳ありません。 >Aさんの座標系だけを見て「tを陽に含む」とかそういう話は出てきません。 この文章で理解できました!! 大雑把な理解かもしれませんが、かなり見通しがスッキリしました。 複数の座標系を考えるのは便利ですが、その間の関係をしっかりと認識しなくてはいけないですね。 eatern27さん、何度もご回答ありがとうございました!!

その他の回答 (3)

  • eatern27
  • ベストアンサー率55% (635/1135)
回答No.3

>逆に、時間に直接は依存しない且つ、運動座標系でない運動とはどういったものなのでしょうか? すいません、何を聞いているのかよく分からないのですが、とりあえず、#1に書いたように、座標系の設定は粒子の運動を考える前の話です。 >例えば静止する質点は明らかな時間依存ではないとも思えますが、 >それはその質点に貼り付けた座標系から見た場合であって >他の系から見れば時間に依存した運動をするように見えるのではないでしょうか? はい、見えます。 >そしてそう考えた場合、後半の「座標系が時間とともに動く」という方に該当しますよね? 該当します。 Aさんはある座標系を設定し、Bさんは別の座標系を設定しているとしましょう。Aさんの座標系で(x_1,x_2,x_3)と表現される場所は、Bさんの座標系では(q_1,q_2,q_3)のように表現されるわけですよね。Aさんの設定した座標系における座標とBさんの設定した座標系の関係を与えるのが、質問にある(3)式~(6)式です。 Aさんの座標系がBさんの座標系に対して動いていない場合(具体的には、直交座標から極座標や円筒座標や斜交座標への変換など)が、(3),(4)式のケース、 Aさんの座標系がBさんの座標系に対して動いている場合が、(5),(6)式のケース なんですね。 貴方が疑問に思っているのは、AさんとBさんの間の座標変換が(3),(4)のように時間に依存しなくても、別のCさんの設定した座標系に対しては動いている場合だってあるじゃないか、ということですよね。 それはその通りです。でも、それは、AさんとBさんの間の座標変換とは何も関係ない話です。

dark_space
質問者

お礼

何度も本当にありがとうございます。 >座標系の設定は粒子の運動を考える前の話です。 そうなんですよねぇ…(--;) つまり、この本では(3)の前などに「運動」という言葉を使っていますが、 「座標」という言葉に読み替えて解釈すればよいということでしょうか。 全ての運動が、その質点に座標を貼り付けることで、静止とみなせる系を作れるとして、 その座標系をtを陽に含む運動座標系とすれば、 運動を考える前の段階での議論になるというように解釈していいのでしょうか…? 全ての運動を座標系の移動に帰着させて考えることができる?という意味です。 でもそうすると、時間での全微分との違いがまたよくわからなくなってしまう気がします。 >別のCさんの設定した座標系に対しては動いている場合だってあるじゃないか、ということですよね。 >それはその通りです。でも、それは、AさんとBさんの間の座標変換とは何も関係ない話です。 まさにそう思ってました…!確かにただ難しく考えてただけですね。 もう少しですっきりと理解できそうなので、どうかよろしくお願いします!!

  • eatern27
  • ベストアンサー率55% (635/1135)
回答No.2

>住所が同じなのに場所が変わるというのがまだよくわかりません。。。 一応、「住所」ってのは「場所」を特定するための変数という意味でしか使っていません。 複雑にしても意味がないので、普通は座標軸って「何か」に固定しています。でも、見ている人がその「何か」に固定されていない場合には、座標軸が動いてる事になりますよね。 具体例の方が分かりやすいでしょうか。 例えば、電車の中にいる人は電車に座標軸を固定して考えますよね(先頭車両から何メートルの場所、など)。この座標軸は、駅のホームにいる人から見れば動いていますよね。つまり、駅のホームにいる人にとっては、「先頭車両から5メートルの地点」は時々刻々と変化しますよね。 あるいは、緯度や経度を決めれば地球上での位置が決まります。でも、地球を外から見れば、地球は自転(や公転)をしていますから、宇宙のどこにいるか、ということを考える場合には、同じ緯度と経度でも時刻によって違う場所になりますよね。

dark_space
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 違う系から見るっていうことだったんですね。 わかり易い例示ありがとうございます。 さて、また質問なんですけれど、(5)の上の行に 「運動が時間に直接依存する束縛条件の下で行われる場合や、座標系が時間とともに動く運動座標系の場合」 とありますが、逆に、時間に直接は依存しない且つ、運動座標系でない運動とはどういったものなのでしょうか? 例えば静止する質点は明らかな時間依存ではないとも思えますが、 それはその質点に貼り付けた座標系から見た場合であって 他の系から見れば時間に依存した運動をするように見えるのではないでしょうか? そしてそう考えた場合、後半の「座標系が時間とともに動く」という方に該当しますよね? すると、運動を考えた時点で、陽に時間を含まない関数というのはないという気がするのですが。 よろしくお願いしますm(_ _)m

  • eatern27
  • ベストアンサー率55% (635/1135)
回答No.1

>i) (3)(4)で、なぜx_iがq_1~q_3N全ての関数となるのでしょうか?(1)(2)を考えると、x_iが属する質点を表す3つqだけに拠るのではないかと思うのですが…。 一般論としては、そっちの方がいいじゃないですか。例えば、2粒子系で、 (q1,q2,q3)は重心の座標、(q4,q5,q6)は1番の粒子と2番の粒子の相対ベクトル を考えたい場合だってあるでしょう。別に3つずつの組である必要もありませんよね。 >(5)(6)ではtが明示的に関数の引数に加えられていますが、運動というものを考える上では必ず時間の概念があると思うのですが、 まだ、粒子の運動は考えていません。粒子の運動を記述するために必要な、「住所」をどう決めるかって話です。 >そうなると(3)(4)とはどのような違いがあるのでしょうか? 東京都葛飾区亀有公園前1-1-1 とか言われたら、あの場所だなって思いますよね(これは適当な住所ですがw) 同じように、(q1,q2,q3)といわれたら、あの「場所(x,y,z)」だなって思うわけです。 (3),(4)では、その「場所」がいつでも同じ。 (5),(6)では、その「場所」が時々刻々と変わる。 って事です。 >「陽に時間を含む」とはどういうことなのか改めて教えて下さい。 同じ住所(qi)でも、時刻によって指定している「場所(x_i)」が違うのだから、x_iをq_jとかの関数とかで書こうと思うと、tを使わないと無理ですよね。 >iii) 「∂x_i/∂tなどがゼロにならない」とありますが、ii)にも書いたように時間に関係ない運動はないのだから、時間で偏微分して0になるというのはどういうことなのでしょうか? あらわにtが出てこない場合には、ゼロになるって事です。 住所の指定する場所が時間変化しないと書いた方が分かりやすいかな。 >質点がずっと静止しているという意味じゃないですよね…? はい、違います。まだ、質点は登場していません。 >iv) 時間での全微分と偏微分の違いがわかりません。 ∂x_i/∂tが表しているのは、同じ住所(qiが同じ)が指定している「場所」がどう変化するかって事です。 全微分を考える時に、初めて、「粒子」が登場するのですが、そうやって、決めた「住所」の上を粒子が動くわけですよね。粒子の軌跡は x_i(t)あるいはq_i(t) と書くことができます。これを微分したのがdx_i/dtです。

dark_space
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >2粒子系で、(q1,q2,q3)は重心の座標、(q4,q5,q6)は1番の粒子と2番の粒子の相対ベクトル なるほど!(q_i,q_i+1,qi+2)がひとつの粒子の座標を指すとは限らないんですね。確かにそれなら、ひとつの粒子の座標を得るのにすべての一般化座標が必要になりますね。 >(3),(4)では、その「場所」がいつでも同じ。 >(5),(6)では、その「場所」が時々刻々と変わる。 >同じ住所(qi)でも、時刻によって指定している「場所(x_i)」が違う 住所が同じなのに場所が変わるというのがまだよくわかりません。。。もう少し解説して頂けないでしょうか? 場所が時間によって変化して、更に粒子が運動するんですね…。なんだか難しいです。∂x_i/∂tが、まだ粒子の運動を考える前の場所の変化を表して、dx_i/dtが粒子と場所の時間での変化を同時に扱うという感じでしょうか。 もう少しお付き合い頂ければと思います。よろしくお願いします。

関連するQ&A

  • 座標を求めて書き出す

    初速v、地上からの角度αで発射された質点の地上に到達するまでの時間をtとして、tを適当な数nで分割してΔtとし、Δt毎の質点のx座標とy座標を求めてワークシートに書き出すプログラムはどう作ったらいいですか? 教えてください。

  • 座標が曲がっているということ

    相対論というレベルの問題ではなく、この空間(3次元の直交デカルト座標+時間)を理解する上で座標軸が曲がったものを考えます。どうして曲がっているかというと対象としている具体的な物体の形状が曲がっているからです。場合によっては時間が経過すると形状そのものがヘビのようにグニャグニャと動くことも考えられます。さて、そこに力学の物理法則を導入します。ニュートンの運動方程式(偏微分方程式)みたいなものです。 力学はその導入は通常3次元のデカルト座標によるものだと思います。そこで曲がった空間ではその運動方程式はどうなるのかという問題があります。まず、ベクトル解析の記号を用いて座標系に依存しない形で運動方程式を書き直し、その後、具体的な曲線座標系の諸事情によって式形が決まっていくという図式のようです。例えば、極座標(x=rcosθ,y=rsinθという具体的変換が与えられる)の場合、直交曲線座標(基底ベクトルは場所ごとに変化するが、直交性が成立する)などの性質を使いながら書き下すということになります(演繹する)。 大もとの方程式は座標系に依存しないで書かれている(ということになっている)ので、具体的な座標が式に含まれず、rot, grad, divなどベクトル解析の記号が用いられているわけです。ここで私は全く理解できない壁にぶつかります。rot, grad, divという演算は座標(x,yとかr,θとか)は示されていませんが、定義のうえでは直交デカルト座標(x,y,z)と結びついていると思います。 ベクトルFの発散はdirF=Fx+Fy+Fzということですから、しっかり座標軸と関連しています。だから、rot,grad,divというものを使ってベクトル的に式が展開されていても結局は直交デカルト座標と結びついています。ではそこから曲線座標の運動方程式が”演繹される”のでしょうか。 座標系の分類としては、 一般曲線座標→特殊→直交曲線座標→特殊→直交デカルト座標 ということですね。ですから直交デカルト座標で表示された運動方程式から一般曲線座標での運動方程式を”演繹”によって表示することに違和感を覚えてしまうのです。それともやはり演繹されるものなのでしょうか。 長文になってしまいました。済みません。よろしくお願いします。

  • 2つの座標系

    時刻t=0で一致する2つの座標系xy-系(S系)とx'y'-系(S'系)がある。 S'系はS系に対して、原点を中心に一定の角速度ωで回転している。 時刻tにおけるS系から見た質点Pの位置座標を(x(t),y(t))とし、S'系から見たそれを(x'(t),y'(t))とする。 S系から見ると、質点Pはy軸に平行な直線上を等速度Vで正方向に運動している。S'系から見た質点Pの運動を求めよ。 全くわかりません。 詳しい解説お願いします。

  • 固定されたデカルト座標での運動方程式

    質量mをもつ質点の、時刻tにおける位置ベクトルをr↑(t)とする。 運動方程式は、ベクトル形式でm(d^2r↑(t)/dt^2)=F↑(r↑(t),t)と表せる。 x軸、y軸方向それぞれの単位ベクトルをex↑,ey↑とする。 時刻tにおける質点のデカルト座標をx(t),y(t)とする。 r↑(t)をx(t),y(t)で表せ。 r↑=xex↑+yey↑    ここからどうすればよいのですか? 詳しい解説お願いします。

  • 力を受ける質点の運動とその座標

    学校の宿題で下のような問題が出されたのですが、どのように手をつけていいのか全くわかりません。 どうか解き方だけでも教えてください。 t=0で(x,y)=(0,0)にあった質点が、初速度v=(v0,0)で力F=(0,-mg)を受け運動を始めた。質点が速度を持つと速度に比例した抵抗を受けるものとする。ただしmは質点の質量、gは重力加速度である。また、鉛直上方がy軸の+方向、水平右方がx軸の+方向となるように座標軸をとるものとする。 (1)運動方程式を解いて時刻t=Tでの質点の各座標を求めなさい。 (2)時間がいくら経ってもx座標はある一定値以上にならないことを示しなさい。その一定値はいくらか? 他の条件は一切言われてません。 どのような大きさの抵抗を受けるとか、どうしてx座標がある一定値以上にならないのかなど、全然わからずお手上げ状態です・・・

  • 運動エネルギーと座標変換

    運動量や角運動量保存について学んでいるのですが、それ等の法則と座標系についての関係についてよく分かりません。 運動エネルギーを一般座標系を位置座標X,Y,Zで表示すれば T=m/2(x'^2+y'^2+z'^2) x'=dx/dt と、一般座標が一切入らず、一般速度だけで表すことが出来るはずです。 しかし、一般座標系を例えば球面座標系(r、θ、φ) として表せば T=m/2(r'^2+(rθ')^2+(rsin(θ)φ')^2) と、一般座標rとθが入り混じった形式になってしまいます。 つまり、デカルト座標、X,Y,Zを使えば、自由運動をしている粒子の運動量がX,Y,Zと3方向保存されるのに、 球面座標系で表せば、φしか循環座標ではないので、 Z軸に対しての角運動量が保存される、と言えると思います。 そこで、疑問なのが、まず 1)デカルト座標系での例で、 「運動エネルギーは位置座標によらない」 と示唆しているような気がします。 しかし、球面座標系では 「運動エネルギーは位置座標に依存している(rとθ)」 と結論ずけている気がします。 この両者は矛盾しているのではないでしょうか? 2) 何故運動保存が座標系によって変わるのか。 粒子の運動と言うのは物理的に存在しているのであって、座標系を変えることでその運動自体は変わらないのに、保存される量が変わると言うのは直感的に理解出来ません。 3) 後、何故φに対する運動量は保存され、θに対する運動量は保存されないのか。(循環座標ではないのか)。 言ってみれば、φはZ軸のまわりの角度を表し、θは(例えば)X軸やY軸の周りの角度を表しているはずです。 何故φの運動量だけが保存されるのか分かりません。 どなたかご教授して頂ければ幸いです。 長文乱文失礼いたしました。 よろしくお願いします。

  • 相対速度 座標系

    一つの座標系Sに対して相対速度v(0)でx軸方向に並進運動をしている座標系S'を考える。 t=0でS系とS'系の原点は重なっており、時刻tにおいて、力の働いていない一つほ質点が、S系のP点で静止しているとする。この質点をS'系から見ると、x軸の負の方向に進むように見える 。点Pの座標をS系で(x,y,z)S'系で(x',y',z')とする。 x'=x-v(0)t,y'=y,z'=z これを時間tで微分すると v'(x)=v(x)-v(0),v'(y)=v(y),v'(z)=v(z)これを三次元に拡張すると v'(↑)=v(↑)-v(0)(↑) ←ベクトルです。 とあるのですが、これを変形すると、v(0)(↑)=v(↑)-v'(↑) です。しかし相対速度となると、 v'(↑)-v(↑)だと思います。 自分の考えと矛盾しているのですが、どこがおかしいのか教えてほしいです。

  • 解析力学でいろいろわからずに困っていますので、お知恵を拝借できれば助か

    解析力学でいろいろわからずに困っていますので、お知恵を拝借できれば助かります。 1) x と q の座標変換で ∂(dx(j)/dt)/∂q(i) = d(∂x(j)/∂q(i))/dt という式があり、全微分などで変換過程はおえるのですが、意味のコンセプトが把握できません。dx(i)/dt というのはx座標系における速度でq座標系と関係ないので、常にq で偏微分してもゼロになるかと思ってしまうのですが、左辺の物理的な意味はどう解釈すればいいのでしょうか?右辺の形からxとqの座標の変換関係が時間の関数であるというのはわかるのですが、それ以上、思考が進みません。 2) 一般化運動量が p(i)=∂T/∂(dq(i)/dt)で定義されるのは、定義として受け入れるとして、通常の直交座標で p(x)= ∂T/∂(dx/dt)が T=1/2 (m (dx/dt)^2) と p(x)= m(dx/dt) から成立するのも当然わかるのですが、p(x)= ∂T/∂(dx/dt)と表記することの物理的な意味合いは直感的にどう理解すればいいでしょうか?エネルギーを速度で偏微分すると運動量がでるということだと、思いますが。 よろしくお願いいたします。

  • 運動する物体の座標について

    物体の座標がx(t)=At'2+Bt+Cを 速度v(t)にする方法を教えてください。 ちなみに、 物体はx軸上を運動し、 tは時間を、A,B,Cは定数を表しています。 私の考えだと、 ただtについて微分すればいいのではないかと思っているんですが、 Cをtについて微分してもいいのかと疑問に感じて・・・

  • 固定されたデカルト座標での運動方程式

    質量mをもつ質点の、時刻tにおける位置ベクトルをr↑(t)とする。 運動方程式は、ベクトル形式でm(d^2r↑(t)/dt^2)=F↑(r↑(t),t)と表せる。 x軸、y軸方向それぞれの単位ベクトルをex↑,ey↑とする。 時刻tにおける質点のデカルト座標をx(t),y(t)とする。 m(d^2r↑(t)/dt^2)=F↑(r↑(t),t)を(…)ex↑+(…)ey↑=0の形に整理し、運動方程式を求めよ。 d^2r↑/dt^2 = (d^2x/dt^2)ex↑ + (d^2y/dt^2)ey↑を使うと思うのですが、代入してからどうすればいいですか? 詳しい解説お願いします。