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サバティカル(研究休暇)で海外に行くのは意味があるでしょうか?

kgu-2の回答

  • kgu-2
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回答No.5

No1です。当時を懐かしい年齢、特に授業や研究以外の仕事が多くなり、『もう一度』と思うことが多くなりましたので。 >欧米の夫婦そろって生活を楽しむ  外国に行きたいとは思っていなかったし、留学のアプライをした頃は家内が妊娠していて、乗り気ではありませんでした。留学も急に決まり、出発の2週間前に子供が生まれました。「家内は、行かない」と主張し、カナダのボスには「ファミリーは」と聞かれたので、「カナダは寒いので」と答えました。春になって、もう一度聞かれましたので「子供が小さいので」と答えると、家族の話題はもう出ませんでした。たぶん『離婚』と思われていた。結局最後の2ヶ月だけはカナダで一緒でしたが。  一人だと、カナダの人が気を使って、パーティーに招待してくれたり、ベースボールのチームに入れてくれたり、と親切にしてもらいました。車も免許もなく、冬は-20℃(家庭用冷凍庫)の中を歩いて通勤していました。  日本に帰ってくると、研究のみ、という留学中の環境では無く、会議と書類に埋もれていますので、懐かしく思い出します。  カナダのボスは、日本で引退パーティーをされました。カナダの人に、「なぜ日本で」と訊かれ「日本の方がフレンドが多い」と答えたそうです。そのきっかけは、ポスドクとして私を採用で、その後何人も日本人を採用し、あるいは講演や短期留学など何度も来日されています。そのパーティーでは、「ポスドク第一号は、○○(私の名前)だが、採用は間違いだったかもしれない」とおっしゃり"I agree"と応えたので、大爆笑でした。  英会話は全く駄目で、挨拶は"How do you do?"とばかりだと信じていたので、何といっているのか、一週間ほどは分かりませんでした。ボスの秘書さんに、「1、2、3・・・」と書いた紙を見せられ、"one,two,three"と発音さされました。挨拶さえできない人間が、英語の論文を読んでいるのですから、信用されないのは当然です。話すと聞くは、3歳のカナダ人でもできるわけですから。日本の『読む、書くから始める、3歳のカナダ人に負ける英語教育は、間違っている』と痛感しました。  ちなみに、英語の単語力の検査の本を買ってやったところも、私の単語力は6才以下でした。英会話の学校に通いましたが、ビギナークラスなのに先生が何をやれと言っているか全く理解できず、完全なオチこぼれでした。ですから、オチこぼれの気持ちは、よーく分かります。私は、すぐに止めたので救われましたが。英語にご堪能であれば、もっと楽しめると想います。  私の周囲で、「留学して、後悔している」という話は、訊いたことがありません。  カナダは、冬は寒いのですが、生活は普通にできます。データ、データ、と追い回されることも無いと想います。自然は美しく、治安も日本と同程度。夜でも若い女性がダウンタウンを普通に歩いています。前を歩いている人がドアを開けると、私がそこに行くまで開けたままで待っていてくれ、お年寄りが"Please"とさえ行ってくれます。さすがに、"Thank you. Go ahead"と応えていましたが。古い良い時代の日本を感じました。  候補地の第一に、カナダをお勧めします。

academ
質問者

お礼

再度のご回答、ありがとうございます。 海外に行くことになりましたら、場所については、カナダも検討させていただこうと思います。 ご回答いただきましたみなさまには、この欄をお借り致しまして、心からお礼を申し上げます。 入試関連業務で忙しくなってしまったため、質問の締切とお礼が大変遅くなってしまい、誠に申し訳ございませんでした。

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