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1980年頃の記憶ディスク

nutsの回答

  • nuts
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回答No.6

わかる範囲でいろいろ補足を。 まず、フロッピーディスクの容量は、フォーマットするOSによって多少の違いが生じます。その点を含んだ上で以下の説明を読んでください。 Apple ][用の5インチFDは、日本で一般に普及したのはProDOS登場で140KB仕様になってからですが、その前は同じドライブで80KBのフォーマットがありました。片面単密度で、この容量が5インチの基本です。なおMacintoshの最初の頃は、3.5インチ片面倍密度倍トラック400KBのドライブでした。両面ドライブになったのはMacintosh plusからだったと思います。 1979年のNEC PC-8001と同時に片面倍密度160KBの5インチFDDが登場し、すぐに両面倍密度320KBに置き換わってこれが主流となりました。ただし1980年の時点ではほとんど普及していなかったと思います。1981年のPC-8801は8インチFD1MBをサポートしました。ビジネス用途では使われましたが、ホビーユーザは5インチ320KBがやっと手の届く範囲、大半の人はカセットテープを利用していました。NECに限らず、富士通FM-8/7、シャープMZ-80K/80B、あるいは主にビジネス用途に各社から出ていた8bitパソコンはみな似たような状況でした。シャープMZは高性能なカセットテープドライブを内蔵していたので、FD普及率は低かったかもしれません。 カセットテープのフォーマットも実は各種存在し、標準は300ボー(1秒間に300ビット)でしたが、NECなどが1200ボーを採用し標準となります。のちに登場したMSXは2400ボー、シャープMZ-80BやX1シリーズは2700ボーの高速でカセットテープを読み書きできました。 1982年の初代PC-9801は8インチFDDの外付けを標準設計とし、主にビジネス向けとして使われていました。5インチ320KBも使えましたが、カセットI/Fはオプションでほとんど使われませんでした。1983年PC-9801Fシリーズで5インチ両面倍密度倍トラック640KB(2DD)のドライブを内蔵し、以降しばらくこの規格が98の標準となります。ハードディスク内蔵モデルもありましたが、ほとんど普及しませんでした。翌年のPC-9801Mでは両面高密度1MB(2HD)を採用しました。これは8インチFDとソフトウェア的に同じフォーマットで、98フォーマットの最終的な標準です(のちに1.44MBの読み書きもできるようになりましたが)。ただし1MBというのはDISK BASICのフォーマットで、MS-DOSでは1.2MBになります。1985年にこれと同じフォーマットの3.5インチ2HDが登場しましたが、一般には長い間5インチが使われていました。1990年ごろでも大半の人が5インチ2HDだった記憶があります。なお2DDは98オリジナルのMS-DOSでは640KBとして使われましたが、フォーマットによって720KBとしても利用できます。これを3.5インチに置き換えたものがIBM PC系でも採用され、現在の2モードFDDでも読み書きできるようになっています。 米国では1981年にIBM PCの初代が登場し、FDには初期モデルを除いて両面倍密度360KBのフォーマットを採用しました。続くPC/XTはハードディスクを内蔵し、米国ではFDが補助的な存在になっていきます。1984年PC/ATで両面高密度1.2MB(2HC)となりました。これは同じ1.2MBでも98の2HDとは厳密な互換性がありません。2HCを98のMS-DOSで読み書きはできましたが、逆は基本的に不可能でした。前記の3.5インチ720KB2DDを採用したのは1985年ごろのIBM PCjrからで、これがさらに倍容量の1.44MB、つまり現在の3.5インチFDに繋がります。その上に2.88MBという規格もありましたが、戦略的な失敗からほとんど普及しませんでした。

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