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動的接触角(後退角)

koguuの回答

  • koguu
  • ベストアンサー率75% (3/4)
回答No.4

いろいろ、ご意見をやり取りしておられるのを参照させていただいております。表面自由エネルギー(表面張力)自身は状態量ではありますが、測定による接触角は非常に誤差やばらつきを含む因子のつよい情報です。以下の点をいくつか確認させてください。 1)Nメチルピロリドン、グリコールの数値は測定値ですか?文献値ですか? 2)41mJ/m2と38mJ/m2はそう大きく離れた値ではないので、各液体に少しでも不純物(たとえば水分)があると、実験に使用している液体のどちらの表面自由エネルギーが実は大きいかわからないですよ。ぜひ実測されることをお勧めします。 3)あるいは、一般的な方法として、蒸留水と塩化メチレンとで測定して、拡張Fowkes式から表面自由エネルギーの分散力成分と極性力成分を分けて算出し、SUSの表面を考察されてはいかがですか? 4)もうすこし表面自由エネルギー値の離れた液体を使用しては? 以上

Takashi_66
質問者

補足

ご回答、ご指摘ありがとうございます。 出張でなかなか来れませんでした。すみません。 最初に申しました通り、水溶液中の水溶性溶剤を変えることによる後退角の差が生じる原因が分からないところから、例えとして単一溶剤での溶解したものを挙げさせて頂きましたがかえって話がややこしくなってしまったかもしれません。申し訳ございません。 測定値ですがNメチルピロリドンは文献値でグリコールは実測です。 また、DMEU(41dyn/cm)、ブチルカルビトール(33.6dyn/cm)、グリコール、を用いた水溶液では濡れ性の傾向と致しましては。 グリコール>ブチルカルビトール>DMEU となり、後退角では ブチルカルビトール>DEMU>グリコール になります。 表面張力の差があっても結果はその傾向に比例しておりません。 どういう力が働いているのでしょうか? 昨日、公立の産業技術総合研究所に行き物理博士と話して参りました。 調べてくださるということなので、いい知らせがあればご報告致します。

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それともラプラスの式が成り立っていて、「斜め上向き」の表面張力の余弦と下向きの気液差圧による力とが釣り合うように差圧を決めているのでしょうか。
前者と後者では表面張力の向きが逆向きになります。
もし前者が正しいとした場合、ラプラスの式の表面張力は何処の場所で考えれば良いのでしょうか。 <添付図の記号> γL:液体の表面張力 γS:固体(毛細管壁)の表面張力 γLS:界面張力 P:気液界面の圧力差 A:毛細管の断面積 S:毛細管の周長

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