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絶対音感は幼児期にしか身につかないものなんですか?

yuimaiの回答

  • yuimai
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回答No.13

私は、娘(2歳4ヶ月)の音感を養う為に絶対音感トレーニングをさせています。 方法は、一音会(いちおんかい)という組織のピアノによる絶対音感トレーニングです。 トレーニングを始めて4ヶ月なので、最終的に目標とする絶対音感が身に付くかどうかわかりません。 なんでも、身に付けるのに2年くらいはかかるらしいです。 私自身は、音楽の専門家ではないので正確な(的確な)お話はできませんが、 私が調べた範囲では絶対音階を身に付けるならば、また音楽的な教育を行うのならば一音会が良いと判断してトレーニングをさせています。 ですから、私の申し上げることは、一音会を主宰している江口寿子さんのメソッドに大きな影響を受けています。 ◆幼児期しか身に付かないか? 一般的にはそう言われています。江口メソッドによれば6~7歳が身に付ける臨界期らしいです。 理由は、右脳が優位に働いていおり、パスバンドが確立してしまう以前でなければ絶対的な音の聴き取りができないそうです。 特定の年齢を過ぎ、左脳が優位に働き出すと、論理的つまり相対的にしか音を判断できなくなるそうです。 しかし、最近私が知ったトマティスメソッドでは、このパスバンドを何歳であろうと造り直すことができると提唱されていました。 このパスバンドを造り直すということは、耳自体を胎児の状態に近くするものらしいのですが、そうすれば絶対音感を身に付けることも可能ではないのかと思います。 1冊の本しか読んでいませんのでトマティスメソッド自体を詳しく知りませんし、その本の中では絶対音感については言及していなかったので ここで申し上げていることは私の推測でしかありません。 繰り返しますが、一般的には絶対音感は幼児期しか絶対に身に付かないそうです。 一音会の事例では、知能の発達の早かった子供では3歳でも無理なケースがあったそうです。 くどい話になりますが、ここでまた疑問を持つんです。 確かに人間の脳の発達は、乳幼児期は右脳優位であり、その後左脳優位になるようなんですが、 特に七田式の理論などではトレーニングすれば年齢を問わず右脳を活性化することは可能なようなんです。 とすれば、耳だけでなく脳そのものから考えてもトレーニング方法次第では何歳でも絶対音感を身に付けることは可能なのではないのでしょうか? 当然、若ければ若いほど楽に身に付けることができるとは思います。 てなことで、非常に特殊な方法であれば何歳でも絶対音感は身に付けられるのではないだろうかと思っています。 ◆トレーニング方法 ここで申し上げる方法は、一音会の江口メソッドになってしまいます。バイオリンの音感教育で有名な鈴木メソッドなど他にもありますが、詳しく知りません。 簡単にトレーニング内容を紹介すると、まず最初は和音による音名のラベリングを行います。次にそれを単音に分化させます。 最初から単音でトレーニングすると、どうしても相対的に聴きとってしまうらしいんです。最初は絶対、和音で練習しないといけないそうです。 具体的には、和音をピアノで繰り返し弾いて、子供に聴き取らせ、記憶させます。 フラッシュカードの音版といった感じです。小さな子供の場合、正式な和音名は難しいので、色のついた旗を使いラベリングさせます。 現在、私の娘は三つめの和音に入ったところです。ただし、2歳ということもあり第1次反抗期にはっておりまして、トレーニングが思うようにはかどりません。 英語のCDやVTRをかけっぱなしにするようなトレーニングなら楽なんですが、ピアノの音を聴く度に旗を持ちながら音名を子供が言わなくてはいけないので、小さい子供には大変なトレーニングです。 無理強いせず、上手く楽しくトレーニングすれば、集中力を養い、生活作法の躾にもなると思います。 ちなみに、幼児対象の様々な音楽トレーニングがありますが、絶対音感の育成を妨げるような(相対音感を育てる)内容のものも多いそうです。 なお、ピアノは主要な楽器のなかでもっとも幅広い周波数をカバーしていますので、絶対音感トレーニングでは最適ではないかと思います。 最後に、他の回答のなかにも書かれていることのなかで、意見がありますので申し上げます。 ◆絶対音感がなければ相対音感があるのか? 絶対音感も相対音感もまったく別ものであり、絶対音感がなければ相対音感があるわけではありません。 他の方の回答に、「完璧な絶対音感を持つ人には相対音感は必要ないので、相対音感が無い人もいるようです。」といったことが書かれていましたが 絶対音感があれば相対音感が不必要なわけではないと思います。音楽家であればどちらも必要です。 絶対的に音を聴くことと、相対的に聴くことは、音楽的には別物です。 また、先ほどと同じ方が、「相対音感を身につけるには、絶対音感より高度な脳が必要だからです。つまり、相対音感の方がより高度な能力だという事です。」とも書かれています。 絶対音感が右脳、相対音感が左脳が優位につかさどるとすれば、どちらが高度な脳であり、高度な能力ということはありません。 脳的にいえば働きがまったく違うだけのことでです。単純な記憶容量だけであれば何万倍も右脳が優れています。 また、学者でも、芸術家でも天才といわれる人は右脳の働きが一般人とはレベルが違うようです。 早期教育でかならず出てくるのが右脳への働きかけですよね、右脳こそ人類を進化させるカギを握っているんじゃないのでしょうか? スターウォーズのフォースもガンダムのニュータイプもリングの貞子の呪いも、みんな右脳のなせる技です・・・ ◆絶対音感があると不便か? 良く出される話ですが、絶対音感あると不便だということですが、少し私の考えを申し上げます。(絶対音感のない私には本当のことはわかりませんが・・・) 江口メソッドでは、相対音感を持った絶対音感こそ本当の絶対音感だと考えてします。 極論すればピアノの基準音の周波数が変わっても違和感なく絶対音感が使えなけばいけません。 また、絶対音感があるために気軽に音楽を楽しめないとか、少しでも音がずれていると気持ち悪く、絶対音感があることが不便だという意見があります。 視覚的に赤を見たときに赤と分かるような能力だとしたら、気持ち悪く感じるのは絶対音感のせいではなくその人の音楽感性の問題だと思います。 この絶対音感でいう能力は、視覚的にはほとんどの人が持っています。では、日常的にそのことで不都合があるわけではありません。 絵でも写真でも、それを気持ち悪いと思うかどうかはその人の感性ではないでしょうか? よって、江口メソッドでいうところの本当の絶対音感はなんら不便なものではありません。 長い話になってしまったのでこの辺にしておきます。 以上です。なにか参考になるならありがたいです。

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