薄膜の電極における金属の電気伝導率の順序について

このQ&Aのポイント
  • 薄膜の電極において、金属の電気伝導率は順序が異なることが判明しました。
  • 一般的な常識では金が最も電気を通しやすいとされていますが、実際の文献によると銀が最も電気伝導性が高く、次いで銅、金の順となっています。
  • この順序は温度や膜厚によっても変化する可能性があります。
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電気抵抗率または電気伝導率について

薄膜の電極を作成しようとしていて、電気抵抗率を文献で調べてみました。 私は金が一番電気を通しやすいというのを常識だと思って育ってきました。 しかし文献の数値を見る限りだと、 銀が1.59×10^-6Ωcm (20℃)で 銅が1.673×10^-6Ωcm(20℃)で 金が2.35×10^-6Ωcm (20℃)となっており、電気の通しやすさの順では、 銀>銅>金となり、銀が一番電気が通しやすいと言うことになってしまいました。 これはいったいどういうことなのでしょうか? 温度が高くなったり、逆に0℃以下でこの順番が変わってくるということなのでしょうか? それとも膜厚によって、順番が変わってくるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ymmasayan
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回答No.1

銀、銅、金、アルミの順で間違いありません。 銀、銅は科学的に安定ではないので(特に銀は硫黄に弱いですね) 小電流で長期的に使う接触部分等には止むを得ず高価な金が使われます。 電力線は当然安い銅です。(軽いアルミも使われます。) なお電圧が高くある程度大きな電流を流すリレーの接点には銀接点が使われることも有ります。 電流の大小や使用電圧は絶縁皮膜の破れやすさと関係しています。

Pain-Gain
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど。銀が一番だったのですね! 超伝導の薄膜の抵抗値を測るための電極作りを予定していたので、 それならば抵抗値が一番少ない銀をベースでやってみようと思います。 ありがとうございました^^

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