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半音階の音楽的書き方
はじめまして、ピアノはソナチネレベルです。 半音階の音楽的な書き方なんですが調を考えた書き方をする場合、ハ長調の場合、黒鍵の音でいうと左側からCis Es Fis Gis Bとなると習いました。 調を考えて遠親調よりも近親調の変化記号をつけるそうなのですがなぜDisでなくEsなのですか?この辺が分からないので詳しい方、よろしくお願いします。
- Persil4184
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- クラシック・オーケストラ
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質問者が選んだベストアンサー
和音で考えるとわかりやすいと思います。 ハ長調の場合、gesではなくfisを使うのは属調であるト長調への転調が頻繁に起こるため、属調の導音としての意味をもたせているためです。Bを使うのも、下属調に転調するためです。 このように考えれば他のことも説明がつきます レが半音上がったと解釈できる和音の場合はdisを使うと思います。 (例えばソ・シ・レ♯→ソ・ド・ミの解決) 逆にミが半音下がったと解釈できる場合はesを使うと思います。 (例えばc-mollの第3音を表しているときとか) 調性音楽は音に全て意味があります。その音が主音からどういう関係にあるのか、ということがすべて意味づけされています。 楽典的にはハ長調の場合fis,bを使うことになっています。
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- Tallis
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時代や作曲家によって音の割り当てが異なると思います。バロック時代と印象派の二つを解説させていただきます。 先に無調音楽的な印象派から説明します。 上行音階では常に半音上げる意味を持つ記号のシャープを使います。 C C# D D# E F F# G G# A A# B C 下降では逆に半音下げる意味を持つフラット記号を使います。 C B Bb A Ab G Gb F E Eb D Db C したがってC#/Db,D#/Eb,F#/Gb,G#/Ab,A#/Bbはそれぞれ同音で区別はありません。 ところがバロック時代では現代とは異なり、多くは中全音律という音階内の12の音を均等間隔で割り振らない調律法でしたのでD#/Ebは別の音として扱われました。 ご質問の「ハ長調の際、DとEの間の黒鍵の音はなぜEsなのか?」は大変奥深く、ハ長調のIII度の和音の調であるホ短調の上行音階では導音がDisです。 ですからDisを割り当てても差し支えありません。そのような事例は数多く みられます。 質問者さんの先生はおそらくハ長調の場合でバロック・古典期にホ短調よりも重要であったII度の調のニ短調を考慮してEs鍵に設定したのではないかと思われます。ニ短調のIV度の調であるト短調はニ短調とともにバロック期・古典期では重要な調でした。マッテゾンの「新設のオーケストラ」にこの事が述べられています。
- takeches
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ハ長調の近親調は、 記号に♯を加えていく側には、ト長調、ニ長調、イ長調… ♭を加えていく側には、ヘ長調、変ロ長調、変ホ長調… となっていきます。 イ長調のとき、F→Fis、C→Cis、G→Gisとなっています。また、 変ホ長調のとき、H→B、E→Es、A→Asとなります。 <なぜDisでなくEsなのですか ということですが、Disが使われるのはホ長調なので、より近い変ロ長調の時に使われるEsを使うということだと思います。 但し、これは部分的に調性を変えるといったときにだけ有効で、現代的な調性感覚の薄い曲ではこういったことに関係なく使う場合もよくあります。
補足
回答ありがとうございます。 DisとEsの件は理解できましたがそうなるとGisとAsの場合は両方とも 調号3つなのになぜGisが選ばれたかが理解できません。 よろしくお願いします。
- Willyt
- ベストアンサー率25% (2858/11131)
最初にABCで音階を表ときにはハ長調の場合も何も、調子は関係ありません。絶対音です。 トニイホロヘハ調のときは全部しゃープで半音を表わしますから イ長調以降の調子の場合はDis、 ヘロホイニトハ調のときは全部フラットで半音を表わしますから ロ長調以降のときにはEs を用いるという使い分けではないでしょうか。だから下から順に黒鍵を指すときには決まりがないと思うのですがね。
- chiezo2005
- ベストアンサー率41% (634/1537)
D#が出てくる調はEで#が4個 E♭が出てくる調はB♭で♭が2個 だからではないでしょうか? 半音階の表記方法は非常に意味深くて,バッハなどは一曲のなかで上向のときと下向のときとで,同じ音なのに#と♭を使い分けています。 平均律で話をすると両者は全く同じ音をあらわしますが,純正律で話をすると違う音になりますからね・・・
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