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アクリル樹脂硬化時の発泡について
koji59の回答
- koji59
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1です。 BPOの種類で異なったということですが、BPOのペーストは 基本的に水に分散していますし、粉末でも水を多少含ませています。 よくある粉末だと25%ぐらい水が含まれてるんじゃなかったかな? この辺はうらおぼえですが・・。 (絶乾品は容易に爆発しますので、安全上、必ず含ませてます) ですので、硬化剤の配合量ではなく、含有されているBPOの量を加味した上で配合する必要がありますが、その点は大丈夫ですか? あと、『泡』の件ですが、もしその『泡』が極めて小さく、硬化物が薄く濁っているような場合、硬化剤に含まれた水によるヘイズの可能性もありますので、その点もご考慮ください。 ちなみに温度はどれくらいで硬化させてますか? BPOを硬化剤にした場合、10時間半減期温度が70℃強ですが、アクリルは重合速度が速く、重合発熱もでかいので、実温度が予想以上に高くなる可能性もあります。その点も注意したほうがいいですよ。 レスをみた感じ、撹拌時の空気の巻き込みが一番の原因っぽいんで、まずはしっかりと脱気してみてください。硬化剤によって撹拌時間が異なる旨の内容が書かれていましたが、そのまま固めると容存酸素量が異なるため、同じBPO配合量であっても、硬化時間などが変わると思います。アクリルは酸素による重合阻害を受けやすく、また酸素そのものを溶解しやすい物質ですので、このあたりは非常に重要ですよ。
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