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芭蕉(おくのほそ道)について

今日学校の宿題として 松尾芭蕉、もしくはおくのほそ道について 調べなければいけなくなりました。 先生が言うには… 「教科書に載っていることは書くな。 みんなが思わず、"へえ~"と口にしてしまうような 面白いことや関心してしまうことを書け。」 だそうで、 調べても調べてもでてくるのは普通の内容ばかり… なにか面白い情報、噂等、 知っている人がいたらぜひお願いいたします。

  • Fu-Y
  • お礼率80% (24/30)

質問者が選んだベストアンサー

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  • ringouri
  • ベストアンサー率37% (76/201)
回答No.5

No.4です。追加。(あまり硬くないものを....) (1) 芭蕉の一番有名な句:古池や蛙飛び込む水の音 この句の英語訳は100種類以上あります。 Old pond Frogs jumped in Sound of water (Lafcadio Hearn) The old mere! A frog jumping in The sound of water (正岡子規) など.... 昔、学生時代に流行っていた(?)訳は、 Free care Cow was to become Me is not. (おふざけです) (2) 閑さや岩にしみいる蝉の声 この蝉はニイニイゼミとの説あり。 (3) 塩にしても いざことづてん 都鳥 芭蕉の初期の作品で、軽い面白みがあり個人的に好きな句です。 これは『伊勢物語』東下りにある「名にしおはば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと」(在原業平)を前提とした句で教科書にも解説があるかと思います。 都鳥は「ゆりかもめ」という鴎の一種。いま東京都の新交通システムの愛称となっています。(乗ったことありますか?) 隅田川河口を通るのも風情があっていいですね。(埋立地ばかりだけど) 以上 おそまつでした。

Fu-Y
質問者

お礼

ニイニイゼミは前調べたら でてきて知っていたのですが 英語訳などものすごくおもしろいです! 引き続きありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • gekkamuka
  • ベストアンサー率44% (138/309)
回答No.7

 絶対教科書に載っていない事だけ書いて、まさに噴飯かつ抱腹絶倒、そしていつの間にか「奥の細道」の懐に飛び込んでいる自分に気づかされる、そんな素敵な本があります。     小林信彦「ちはやふる奥の細道」(新潮文庫)     「古池や芭蕉飛こむ水の音 仙崖」   

  • noname002
  • ベストアンサー率36% (97/264)
回答No.6

調べものは順調ですか? 芭蕉も『奥の細道』も私は詳しくないのですが、個人的に好きな句の一つに 「象潟(きさかた)や雨に西施がねぶの花」 というのがあります。季節柄もいいでしょ。 象潟というのは秋田県にある地名で、芭蕉が訪れた当時は多くの小島が浮かぶ入り江状の潟で、仙台の松島と並ぶ美景を誇った、ということです。 文化元(1804)年の大地震で海底が隆起し現在は陸地となって田園が広がっているそうです。一帯は国の天然記念物に指定されています。 この句では太平洋岸の松島の明るく雄大な景色と対比させることを意図したうえで、中国古典の蘇東坡の詩「西湖」を引用して伝説の美女西施(せいし)と雨にぬれている合歓(ネム)の花の姿とを重ね合わせることによって、女性的とも言えそうな象潟の陰りを含んだ、しっとりとした風土が表現されています。 西施というのは中国四大美人の一人とされ、春秋時代、越の王が争って負けた呉の王への仕返しに、たぶらかして倒すため彼女を差し向けて夢中にさせ、ついには呉の国を滅ぼしてしまったということですが、この西施は滅んだ呉の国の者によって最後は湖に沈められてしまったという話も伝わっているそうです、ここでも象潟の水の風景とをオーバーラップさせているのですね。 しかも、そのうえに「ねぶの花」というのは合歓(ねむ)の花のことで、羽毛を思わせる白に淡く紅を含んだような、なかなか綺麗な花ですが、日当たりのいい湿地を好んで自生する植物だそうですから、ここでもやはり水のイメージを強調しているわけです。 ここから少し、お色気話になってしまいますが(笑)この合歓の木というのは夕方になると葉と葉をあわせて閉じるため日本語では眠りの「ねむ」を連想させるとともに漢字の合歓には男女が、いっしょにおねんねをするという意味があります。ですから、ここでもまたまた象潟の風土の「しっとり」感を強調しているわけですね(笑) なお中国の「兵法三十六計」中の第三十一計に「美人計」という兵法(いくさの仕方)が、ちゃんとあるそうです。 これは余談ですが 「顰(ひそみ)に倣(なら)う」という中国由来の有名なことわざを御存じですか。 或る日のこと西施が街を歩いていると北風が吹いてきて、あるいは病気のために、思わず顔をしかめた/眉をひそめたところ、これがかえって、ますます美しく見えたものだから、物陰から見ていた醜女が、まねをした。でも、それでなくても醜い顔なのに、しかめ面では逆効果、二目と見られぬ恐ろしさに、襲われるのではないかと男はもとより犬猫まで逃げ出したという故事が伝わっているそうです。現代でも、こういうことをやる人いてそうですね(笑) このように、こんな短い一句のなかに、かくも何重にも効果を上げるための表現のくふうが込められているわけです。和歌でもそうですね。 さて最初の句では 「象潟の雨や西施がねぶの花」 となっていて宝暦13年(1763)建立された碑にも、句の最初の形が彫られているそうです。 どうでしょうか。 「象潟の雨や西施がねぶの花」 「象潟や雨に西施がねぶの花」 たった「の」と「や」の違いだけでも、ずい分、印象が変わってきませんか?なぜでしょうか。また「合歓の花」と「ねぶの花」ではパッと見た感じの印象が違いませんか?どういう違いを感じるでしょうか。 こうして見ると、ことばの意味や由来を重ね合わせたりするだけでなく視覚的な効果をも計算しているようですね。たいへんなテクニックでありながら、ちっとも無理にこじつけた感じがしない。しかも気品があってスケールの大きさが立ちのぼってくる。 ドイツの作家Hヘッセは著作のなかで「日本の和歌や俳句を読んだあとに我々の詩を読んではいけない。」というふうに述べています。日本の誇るべき文芸の一つですね。 ところで先に申し上げた「の」と「や」の違いのように、最初の句と最後に完成した句とでは表現が変わっている句は他にも、たくさんあるそうです。 参考URLでは、有名な「閑さや岩にしみ入る蝉の聲」「五月雨をあつめて早し最上川」などの最初と最後の違いが挙げられていて、おもしろいですよ。丹念な推敲の跡がうかがえます。そして、やはり芭蕉の、ことばを選ぶセンスがすばらしいものであることもわかります。 なお『奥の細道』は西行五百年忌という年、西行はじめ和漢の古典に基づき、歌枕となった名所を巡礼して数年後に書かれたものであり、歩いた道筋と季節だけが確かな、虚構の世界なのだそうです。そして永遠に変わらないものと常に新しくなっていくものを求めて虚実を取り混ぜ、時代も当時の社会も超越して新しい「文学」を作ろうとしたところに芭蕉の大きな意図があったのだろうということが 謎解きおもしろ授業方法論シリーズ(3)『奥の細道』「象潟」の謎にいどむ という秋田県の高校の先生の資料に述べられています。 ついでと言っては曽良さんに失礼ですが、芭蕉先生の、しっとりした風情を感じさせる一句に比べて 「象潟や料理何くふ神祭」 というのは、いかにも色気ないですね、食い気マンマン?(笑) (実は、象潟汐越の熊野権現社の祭では魚を食べることを禁じているという。それでは何を食べればよいのか?という意味だそうです。) このコンビ、旅の道中、けんかしたりもしたそうですが、実はホモだった。という話を何かで聞いたことがあります。これが一番 のトリビア ネタかもね(笑)でも、そんなこと発表したってホントに"へえ~"で終わってしまいそうですよね(笑) まずは御自分の好きな一句を見つけて、そこから追究なさってみてはいかが?間に合わないかな?

参考URL:
http://www.isis.ne.jp/i/991/27.html
  • ringouri
  • ベストアンサー率37% (76/201)
回答No.4

とんでもない先生ですね。学生にこんな無茶な宿題だすなんて、よっぽど何かストレスでも溜まっているのでしょうか。 超学術的なテーマ: (たぶん、「お前が考えたことではないだろう、ネタモトはどこだ?」と聞かれること間違いなし?) 濁点で意味がまったく違ってくる句 『奥の細道』遊行柳 田一枚植ゑて立ち去る柳かな これは、一枚分(一区画分)田植えをして柳のもとを立ち去る、という状況の句です。主語をすべて芭蕉とすると、芭蕉自ら田植えをしたことになるので、通常は、(芭蕉が田植えしたとするとなんとも滑稽な解釈ですし、事実芭蕉は田植えはしていないようですので)前半の主語はお百姓さん、後半の主語を芭蕉と解釈します。つまり、芭蕉は、農家の人達が田植えするのを柳のもとで見ていて、その田植えが一枚分終わってから、柳から立ち去った、という状況を想定しているのです。 学術的には、この主語が前後で変わる「て」の用法についていろいろ議論があるようです。(詳しくは図書館で参考書を見てください) ところが、近年、芭蕉自筆本の『奥の細道』なるものが発見され(岩波書店刊行)、そこには 田一枚植ゑで立ち去る柳かな とあります。 そうすると、田一枚(すら)植えないで柳のもとを立ち去る、という状況の句となり、主語は一貫して芭蕉となり、とてもすっきりします。「て」の特殊用法なんて解釈をする必要もなくなります。また、句の意味も非常に西行との関連で深いものになり、より芭蕉の句らしく感じます。 この「で」については、「それは濁点ではなく本の汚れだ。」という意見もありますが、それは実は本質的な問題ではありません。江戸時代には濁点をうたなくても濁音で読むというのが通常でしたから、仮に文面に「て」とあったとしても、論理的には「て」「で」の両方の可能性があるからです。 したがって、一旦このような解釈のアイデアが出ると、どちらが妥当か句の鑑賞法に関わる重要な問題となります。 学術的過ぎて、あまり面白くないですか....? [詳細なネタモトは幾つかありますが、興味があれば自分で調べてください。『日本古書通信』がひとつのヒントです。]

Fu-Y
質問者

お礼

学術的でも大丈夫です! 詳しく書いてくださりありがとうございました! 参考になります。

  • sin3
  • ベストアンサー率21% (15/69)
回答No.3

「松島や あー松島や 松島や」を読んだ松島ですが、 松島の1つの島に芭蕉の付き人の「曾良」の句碑は見つけたのですが、 芭蕉の句碑が見つかりません。何故でしょう? その島には不思議なスポットがあります。 海に入っていく階段があるのですが、海中どこまで続いているのか不思議です。 また、その島にトンネルがあって(電灯もないトンネル)でトンネルを抜けた先はヨットハーバーになってるとか。時代がタイムトリップした気分を味わえます。

Fu-Y
質問者

お礼

まったく知りませんでした>< 参考になりました!

  • toro321
  • ベストアンサー率29% (1222/4138)
回答No.2

実は隠密であった・・・。 という説があります。 松尾芭蕉 隠密説 で検索すればヒットしますから、生まれの伊賀上野(忍者で有名)から調べてみては? http://www.infonet.co.jp/ueyama/ip/episode/basho.html

Fu-Y
質問者

お礼

とても参考になりました>< ありがとうございました!

  • tomotaso
  • ベストアンサー率40% (9/22)
回答No.1

「当サイトは、会員の方同士の助け合いによる知識交換を提供させていただく質疑応答の場として運営しており、特定の会員の方に質問、回答の投稿を義務づけ、他の会員の方に何かを依頼してやってもらうというような場でございません。 課題やレポートなどを質問として投稿する事自体は禁止しておりませんが、「○○についてやってください」など、課題文を丸写しにしたような質問についてはマナー違反であると考えております。」 とうたってありますので、ご自分で調べられたほうがよろしいと思います。

Fu-Y
質問者

お礼

「○○についてやってください」 といっているわけではないのですが… 皆様から面白い情報や、噂など教えていただければと思い 投稿させてもらったのですが そういうのも駄目なのでしょうか; 教えてくださりありがとうございました。

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