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人間の脳の限界について

stomachmanの回答

  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.6

ユージンさんの「お礼」に関して。 「最適解」とは、数学に直接影響される分野だけの話ではありません。また、「元になっている情報」というのも、ネタのヒント情報とも限りません。以下の様に分類してみました。(他にもあるでしょうが...) (1) もろに元ネタが同じ:特殊な目的にしか使えないけど、魅力的な新しい方法が開発された。そのエッセンスとなるアイデア(あるいは「精神」)を理解すると、形を変えれば(あるいは別の技術と組み合わせれば)他にも使えるということに気が付いて、世界中で同じ発明がなされる。また、芸術のように制約条件の少ないものは、同時に似たようなアイデアってなかなか出ないと思うんですが、それでも「利用できる技術」というものには共通性がある。(レーザーがなければレーザーアートもない訳で。) (2) 制約の変化:「問題が解決するなら、従来の常識・価値観と相容れなくても受け入れてもいい」という心理的下地(縛りの解放というか、一種やけくそ状態。もーこうなったら良識を否定してもいいや、とか)ができたとき、(実は潜在的にはコタエは出ていたわけで)一斉に同じようなアイデア、理論、哲学が現れる。 (3) 問題の共有:現状の問題点はコレだ、と誰かが看破し、問題意識が共有化されたとたんに、一斉に類似のアイデアが発生する。というのも、「今の時点で現実的な技術・手段を使う」という条件下では、その問題を解決するための方法が少数に絞られてしまうから。近頃は、潜在的ニーズを見つけることこそがアイデアである、という場合が多いので、それを充足する方法の方はみんな似たようなモノになる、と言ってもよいでしょう。 (4) ものの考え方の筋道が共通:共通の「教養」としての、手本となるような理論の構築の仕方、ものの見方、定式化の方法論というものにやっぱり左右されます。 > 50年程前に考えられていた未来の想像図には、その当時の技術の少し発展した盤みたいなの レベルの低い想像図を見ちゃったんですね。最新の科学・社会の知識をベースにして一所懸命考えれば、50年ぐらいのスパンの技術なら非常に高い精度で予測できるものです。なぜなら、本当に欲しいモノ、本当に必要な技術というのは、なんとしてでも実現しようという強い動機がある。大きな市場が待っている。だから、科学的・経済的によほどメチャでない限り実現します。一方、仮にあした全く新しい大原理が発見されたとしても、それが本当に技術的にこなれて普及するには50年ではちょっと短い。さらにまた、真剣な未来予測が発表されると、それが指針となって研究・開発の方向性ができるということもあります。  それに対して例えば「火星移住計画」なんて、子供でも思いつくアイデアですが、誰が莫大なコストを継続的に支払うというのでしょうか。馬鹿げた予測と思えます。

Euxine
質問者

お礼

どうもありがとうございました。stmachmanさんの分析はすごいですね。 ご説明、ホントにしっくり来ました。 たしかに、私が見た未来想像図というのは一般人の考えたもので、知識人の考えた ものではなさそうでした。回答いただいた4つの視点から見ると、そりゃ 同じ発想がぽんぽんでても当然ですね。なんか相当納得してしまいました。 そして潜在的ニーズを見つけるというのは、たしかに、 普通の人の考えではでにくそうです。 あーなんかはればれしました。おつきあいいただき、ありがとうございました。

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