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脳の構造について…
自分は、専門家ではなく一般人ですが、脳の構造について興味があります。 脳のどこに意思が存在するのだろうかと疑問に思っています。細胞は意思を持ちません。与えられたことを単純に行う物だと理解しています。脳の脳下垂体、前葉…などの部分が、感情や…(適当に書いているので、多分つかさどる機能は全く違うと思います…)をつかさどると言う表現は良く聞くのですが、それぞれの最小単位は意思を持っていないと思います。度の程度まで細胞が集まれば、意思を持つのでしょうか？ 何となくですが、人間そのものは意思の持たないロボットと同じなのではないでしょうか？そこに意思と言う目に見えない物が入り、色々な機能を用いて実行動を行っていると理解しているのですが、どうでしょうか？ 腕は意思を持ちません。足も、手も…。そして脳と言う機能自体も意思を持たないのではないでしょうか？どうでしょうか？
- masatoji
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無理もない話ですが、脳モデルを考えるうえでの「神経系」と「意識」との間にある「思考プログラム」の考え方がスッパリ抜けているのです。 人間の意識は、どこか特定の場所にあるのではなく、脳内全体（しいては全身）に張り巡らされた神経系にパルス電流が流れることで結果的に生成されるものです。 ここでは、「意識を作り出すような神経の並び」のことを「思考プログラム」と呼んでいます。 また、（おそらく大脳新皮質にあるであろう）「意識を認識する」というプログラム動作によって「自分」が生成されます。 質問文のような「どこか１点に人間の意識がある」と考えることは、まぁ、人間であれば当然陥る考え方なわけですが、でもその考えがたとえ間違っていたとしても、たとえ「自分の思考は脳というコンピュータの計算結果だ」という考えが正しかったとしても、それでいきなり「人間は実は擬似人格を持つだけのロボット」という結論に至らしめるのは時期尚早です。 「我思う故に我有り」という言葉の意味、あるいは「生きたい」と思う欲望の強さを甘くみてはいけません。 それに第一、自分と全く同じ「自分エミュレーター」があれば未来の自分を作り出せる、と考えることには意味がありません。 なぜなら、あなたは、瞬間々々において周囲にある全ての事象の影響を受けてそのつど脳内計算の結果を変化させている（脳は最初からそういう構造になっている）ため、「人間の未来を予測できない」ことはカオス理論で充分に立証可能です。 予測できない未来は存在しない（もしくは運命付けることができない）のと一緒ですから、結果として「人間はロボットとは違う」と言い切ることが可能です。 未来のあなたをコンピューターの計算によって作り出すには、宇宙全体を素粒子レベルでくまなくエミュレーションできるコンピューターが必要です。 ですがそのような機械は、記憶装置だけで全宇宙の質量の１０倍以上の大きさになります。
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- DreaMMaster
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「ゲーデル・エッシャー・バッハ」という本は読まれましたか？ http://www.amazon.co.jp/gp/product/4826901259/ 未読でしたら、お読みになられることを強く勧めます。
補足
もしよろしければ、平たく解説して頂けないでしょうか？ 虫の良い話ですいません…
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