遺伝子の情報量について

このQ&Aのポイント
  • 遺伝子は生物の設計図であり、動物の遺伝子には身体を作るための情報量が含まれています。
  • また、動物の行動に関する情報も遺伝子に含まれており、生まれながらに持っている本能や行動の設計図が形成されています。
  • 遺伝子の情報量は非常に多く、身体の設計図だけでなく行動の設計図も含まれています。
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遺伝子の情報量について

以前から気になっているんですが、遺伝子は生物の設計図ですよね? ということは、動物の遺伝子の中には、その動物身体が作れるだけの情報量があるということですよね。 それなら、動物の生まれながらに持っている本能、例えばウミガメが産まれてすぐに海に向かって泳いでいくとか、そういった情報に関しても遺伝子の中に納まっているということなのでしょうか? そのようなことまで含めると、遺伝子の情報量は果てしなく多くなりそうですし、身体の設計図ならともかく、行動の設計図(?)っていうのはどうやって納められているのかいまいちピンときません。 よければ、この辺のしくみを素人にもわかるように説明をしていただけたらうれしいです。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • moritan2
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回答No.1

たとえば、フラクタル図形は、比較的簡単なプログラムと少数のパラメータから、非常に複雑な画像ができます。 遺伝子とそれによって作られる生物の関係は、フラクタル図形を作るためのパラメータとそれによって実際にできた画像の関係に似ています。それを作った情報より遥かに複雑なものができます。早い話、脳細胞の数は遺伝子のビット数より多いです。生物の発生は簡単なパラメータから複雑な物を作るフラクタルの描画プログラムのようなものでしょう。もちろん遺伝子のビット数はフラクタルの描画のパラメータなんかよりはるかに情報量が多いです。 いろいろな遺伝子の組み合わせの中から、たまたま今く行って生き残ることのできたものが、今生きている生物です。

tetorin
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 複雑なものを元に更に複雑なものを作るということですかね。 DNAは効率のいいように圧縮された情報のようなものなのですね。 実際、質問のような遺伝に関することは、どの程度解明されてるのかなぁ。 また例えになりますが、カッコウの雛が巣のほかの卵を下に落とす行動などがどうやって遺伝子の中に入っているのか不思議でなりません。 本当に生物とは想像を超えた能力を持っているもんだと感心してしまいます。

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