解決済みの質問
アルツハイマー型の痴呆が脳の全般的な萎縮に伴い「全大脳機能が均等に」侵されていくのに対して、脳血管性痴呆と呼ばれる痴呆は特定の機能のみ(血管が障害を受けた部分を中心に)機能が低下し全体的に見ればバランスの悪い(でも必ず低下していくのは同じです)段階的な低下を示します。このとき記憶力は保たれていても計算だけが出来ないとか、物は覚えているのに人の顔は覚わらないなどのチグハグな状況をさして「まだら痴呆」と呼び、脳血管性痴呆の特徴とされています。
痴呆が本物であれば、精神因子によるものなど一部を除き基本的に不可逆ですので、一時的に正常と考えられるのはたまたま侵されていない領域の脳機能を使ったとき・・と言うべきではないかと思います。左にハンドルが切れなくなった車でも右回りは普通に出来ます。ですが…壊れているのには違いがない…こんな感じです。痴呆、つまり一度左に切れなくなった機能は元には戻らないのが、そもそもの痴呆の定義です。
逆に可逆性の変化というのであれば「せん妄」という状態を考えなければなりません。せん妄であれば日内変動があるのは当然のことであり、ストレスから開放されれば元に戻ることも考えられます。
精神科は専門ではないので一般的な説明のみです。お話の雰囲気からは急激な発症などがうかがわれないので前者かな?という印象です。
投稿日時 - 2002-04-26 19:14:46
お礼
詳しい回答、おそれいります。
ありがとうございました。
投稿日時 - 2002-04-29 00:04:34
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ベストアンサー以外の回答(4件中 1~4件目)
すでに多くの方が書かれているように、「まだら痴呆」(脳血管性痴呆でよく起きます)ではよく見られる症状ですね。
もちろん、アルツハイマー病(=いわゆる「老人性痴ほう症」)でも、時間帯によって一時的に悪化することは知られていますね。
日没症候群(夕暮れ症候群)
日没症候群(sundown,sundowning syndrome)の定義は未だに確定したものはないが、行動障害が一日の内の一定の時間に出現するという時間生物学的な指摘が共通する。時間帯として症状発現のピークの時刻は4時30分から5時30分前後と考えられ、遅い午後または準夜帯の早い時間とされる。
ただ質問のあるように、「一時的に正常のようになる」ことは現実には時折、患者さんのご家族から聞く話しなのですが、その兆候の呼び名は、私が知る限りついいておりませんね。
久しぶりに孫と遊んだとき、季節の変わり目など、一時的に「元のおばあちゃん・おじいちゃんに戻ったよう」に見えることはあるようですね。
脳血流・脳代謝など何か原因があるのだと思います。
私が診ているアルツハイマー病患者さんにも、口がもぐもぐ動いている(=オーラルジスキネージア)時だけ、脳の活動が盛んという方がいます。ドーパミンという物質と関係しているのだと考えています。
投稿日時 - 2002-04-27 07:55:28
お礼
丁寧な回答、ありがとうございました。
投稿日時 - 2002-04-29 00:08:51
以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?
「脳血管性痴呆」
◎http://www.welfareinfo.com/knowledge/faq/010927.html
(脳血管性痴呆の特徴と対応)
◎http://www.pref.miyagi.jp/chouju/kiso/nou.htm
(痴呆の原因)
リンク先も参考にして下さい。
ご参考まで。
参考URL:http://www.cypress.ne.jp/kishi/ht/VD.html
投稿日時 - 2002-04-27 00:17:57
お礼
回答ありがとうございました。
教えいただいたURL、見てみます。
投稿日時 - 2002-04-29 00:06:36