• 締切済み

絶対等級について

A星、B星の絶対等級はそれぞれ-2等級、+8等級であった。A星の半径はB星の半径の10倍であるとすると、A星の表面温度はB星の表面温度の何倍か?という問題で 等級の差が10等級だから、光度の差が10000倍と考えました。そして比にして、答え100000倍と考えたのですが、この考え方は間違ってますか?HR図とか使うのかなとかいろいろ考えたのですが、結局この結論になってしまいました。助言よろしくお願いします。

  • 地学
  • 回答数3
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みんなの回答

回答No.3

対象(A星の値、B星の値)とおくと、 絶対等級(-2、+8) 光度(10^4L、L) 半径(10R、R) 表面温度(xT、T) また光度L(全放射エネルギーE)はステファン・ボルツマンの式σΤ^4 とその恒星の表面積4πR^2の積なので E=4πR^2*σΤ^4 恒星Aに関して立式すると、 10^4L=4π(10R)^2*σ(xΤ)^4 恒星Bに関して立式すると L=4πR^2*σΤ^4 2式を連立させると、x=√10=3.16 有効数字が一桁なので、答えは3倍。 ポイントは、光度は恒星の表面積とエネルギーの積であること を知っているかどうか。本当はもっと細かく説明すべきなんだけど、 これを知っていないということは混乱するだけだろうから、 一応ここでストップします。

  • TaRSu
  • ベストアンサー率66% (40/60)
回答No.2

ステファン・ボルツマンの法則を使うんだと思いますよ。 A星はB星より表面積が 10 * 10 = 100 だけ大きく、光度が10,000だけ大きいので、 単位面積あたりで比べればA星はB星の100倍明るいことになります。 ステファン・ボルツマンの法則によれば、黒体(理想的な放射体と思ってください)の放射エネルギーは表面温度の四乗に比例します。 星で言えば、星の光度は表面温度に四乗に比例する。 したがって、A星はB星より (100の四乗根の) 3.2倍程度明るい。 と、求められます。 少し勘違いされているようですが、絶対等級は、星全体の明るさを表しています。 具体的には、10パーセクの距離から見た明るさを表します。 ですから、単位面積あたりの明るさが同じでも、大きい星は絶対等級も大きく、小さい星は絶対等級も小さくなります。 明るさに対する半径の影響も、絶対等級は含んでしまってることを確認しておいてください。

  • zap35
  • ベストアンサー率44% (1383/3079)
回答No.1

-2等級と+8等級では光度は確かに10000倍に違いますが、それは表面温度の違いとは直接関係しません。HR図で読み取るのが正しいと思います。 「直径が10倍違う」はA星、B星共にHR図の主系列星であることを示唆していると思われます。主系列星で-2等級はスペクトル型はB~A、+8等級ではK~Mでしょう。A星を10,000ケルビン、B星を4,000ケルビンとみなせば表面温度は2.5倍程度になります。 スペクトル型 表面温度(K) 色 O 30000~50000 青 B 10000~30000 青 A 7500~10000 青白 F 6000~7500 白 G 5300~6000 黄 K 4000~5300 燈 M 3000~4000 赤

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