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SBDドーントレス、ミッドウェイでのエピソード

ミッドウェイ海戦で大活躍したドーントレス爆撃機ですが、出撃途中誤って(何かの誤作動?)殆どの機が爆弾を海に投下してしまった隊があったように記憶しているのですが、詳細をご存知の方いらっしゃいますか。 確か映画「ミッドウェイ」でもそんなシーンがあったように記憶していますので有名なエピソードなのでしょうか。

  • HPLC
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  • 歴史
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質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

 NO 1 です。私も、映画「ミッドウェー」は「トラトラトラ」と並んで大好きな映画で、録画したビデオを所有してまして、映画をじっくりと観てみました。  仰るシーンは確かに有りました。それが史実か、創作かは別としまして、劇中では、ヨークタウンを発進した、第三爆撃隊が、そのハプニングに見舞われたことが描かれてました。マックスウェル・レスリー少佐率いる SBD 隊が、目標到達15分前になり、少佐は、攻撃準備のため、電動の安全装置解除の指示を全部隊に下令し、スイッチレバーを押し上げるのですが、装置の不具合で、自分の機は爆弾を投下してしまい、慌てて、大声で、「安全装置解除は、電動では無く手動でやれ、手動だ」と無線で叫びますが、二番機も同様の不具合で、爆弾を投下してしまう、というくだりです。そのハプニングの際の会話が滑稽で、「誰がこんな装置を発明したんだ」と部下の一人が叫ぶと、少佐が「山本に決まってるだろ」と返してました。  以上、映画の中での描写については、今回は間違いありません。

HPLC
質問者

お礼

そうですか! 映画まで見てくださり大変ありがとうございます。 隊のほとんどが爆弾を落としてしまう・・という印象が残っていたのですが、実際は隊長機と二番機ぐらいなんですね。 ハプニングの際の会話もなんだか思い出してきました(懐かしいです)。早速私も「ミッドウェイ」のビデオを借りて見てみようと思います! 調べてくださった回答から検索などして史実か否かについては引き続き調査してみたいと思います。 非常に参考になりました。

その他の回答 (4)

回答No.4

 日本軍空母部隊を求めて出撃したエンタプライズとホーネットの爆撃隊のうちホーネット隊が目標を発見できず、ミッドウェー島へ不時着陸する前に爆弾を投下したのが真相のようです。  雑誌『丸』エキストラ版・第一集「トーキョーへの長い道」(昭和43年)所収の「ミッドウェー海戦米側の戦闘詳報」のなかにこういう箇所があります。  エンタープライズの飛行長クラレンス・ウェード・マックラスキィ・ジュニアー海軍少佐の指揮する第6偵察爆撃隊のドーントレス三十三機は、敵部隊の方向目指して飛来し、その上空と覚しき地点へ指しかかろうとしていた。マックラスキィ少佐は機翼を下げて海面を眺めた。小さな雲が二つ三つあるほかは視界は良好だった。二万呎の高空から九万五千平方浬以上の海面が見渡された。南東百浬の彼方には、小さな黒点となってミッドウェー島も見える。しかし、目に入るものはこのミッドウェーだけで他は茫々たる大洋であった。彼は更に七十五浬飛び続けた。それでも何一つとして発見されない。 ~ ホーネットの一隊も予想地点に到着していながら同じ様な情況にぶつかった。指揮官は爆撃機二十二機を帰還させ、帰り(ドーントレス十三機とワイルドキャット十機)を率いて更に前進を続けた。マックラスキィ少佐と同様に彼も半時間ばかりの間南西に向かって進んだが、依然として、何一つ見出せないので、機首を南東ミッドウェー方面に向け更に北東へと旋回した。彼の攻撃精神は燃料タンクの貯蔵量を無視していた。とうとう索敵をあきらめたときには、大部分の機はミッドウェーに辿り着くこともできぬ有様だった。ワイルドキャットは一機また一機と燃料を使い果たしてエンジンがとまり海面に姿を消していった。搭乗員中救助されたものは僅か八名しかいなかった。ドーントレスの中でも二機はミッドウェー礁湖に不時着し、搭乗員は海辺に辿り着いた。残りの十一機も十一時二十分スレスレに島に辿り着いた。おまけに島でも香ばしい歓迎はうけなかった。というのは陸戦隊の見張員はまさかドーントレスが島に来るとは思わず、おまけに沖合で爆弾を放棄投下するのを見て、てっきり敵機来襲を鳴らしたて221戦闘機隊生残りの満身創痍の戦闘機でこれを邀撃しようと大騒ぎで取りかかったところだったから。 ~引用終わり  その後、エンタプライズの爆撃隊は幸運にも日本空母群を発見し、攻撃に成功したのでした。

HPLC
質問者

お礼

大変興味深い話ありがとうございます。 それが真相だとすると映画のあのシーンと同じ状況は実際にはなかったのでしょうか?私もスイッチか何かの故障で爆弾を誤って海面に投下してしまった・・という記述をどこかで見た覚えはあるのですが・・・。

  • LOBO
  • ベストアンサー率42% (33/78)
回答No.3

映画のそのシーンは、たしか敵艦隊に接触する前に爆弾の信管の安全装置を解除しようとしたら、(電気的な?)誤作動で次々に爆弾が投下されてしまった、というものだったと記憶しています。 手元の資料ではこれについて確認できませんでした。もしあったとするなら、一番錬度が低く、戦闘機隊(夕暮れの着艦時に失敗や不時着水)や雷撃隊(零戦に迎撃され壊滅)が大きな損害を出してしまったホーネット隊ではないかと思われます。

HPLC
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど信管の安全装置ですか!大変参考になります。 ホーネット隊の可能性があるのですね。 隊の大半が爆弾なしで攻撃に向かいその後どうなったかがとても気になります。 ミッドウェイは小学生の時にみたのですが、どの隊が4隻の空母に爆弾を命中させたのか理解できませんでした。 今一度映画ミッドウェイを見てみたくなりました。今見れば理解できますよね。

  • komes
  • ベストアンサー率29% (147/494)
回答No.2

日本軍機動部隊を発見出来ず帰還途中の米軍航空機は恐らく燃料のギリギリまで捜索していて帰還に必要な燃料しかなかったと思われます。 この場合は機体を軽くして燃料を節約する為、爆弾や魚雷を海上で投棄するのが普通です。 また爆弾や魚雷を搭載したまま着艦する事は危険でもあり禁じられている筈です。 従ってどちらかの隊が洋上で投棄後に日本軍機動部隊を発見したというのではないのでしょうか。

HPLC
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほどそうですね。通常使用しなかった爆弾や魚雷は着艦前に投棄しますよね。 しかし#1さんのお礼にも書きましたが、私の記憶では日本空母を攻撃しに行った直後の出来事でした。 記憶が曖昧なのですが、確か隊長が無線でなんかのスイッチを入れる合図を隊にして、スイッチを入れたら皆次々海上に投下してしまって慌ててスイッチに手を触れるなと言っていた様な?隊の大半の機が爆弾無しで攻撃に向かったように思いました。

回答No.1

はじめまして。以下は WIKIPEDIA からのコピペです。 >スプルーアンス少将は4時過ぎから指揮下の空母エンタープライズからF4F戦闘機10機(VF-6)、SBD爆撃機33機(VB-6)、TBD デバステイター雷撃機14機(VT-6)と空母ホーネットからF4F戦闘機10機(VF-8)、SBD爆撃機35機(VB-8)、TBD雷撃機15機(VT-8)の計117機を発進を開始した。しかし、5時40分過ぎに日本軍の偵察機が艦隊上空に現れたことから、まだ日本側には空母を発見されていなかった上、発艦した飛行隊を小出しにすることは戦術としては非常にまずいにもかかわらず、スプルーアンス少将は発進を終えた飛行隊から攻撃に向かわせるように指示した。また、日本軍の空母4隻すべての所在を確認したフレッチャー少将も警戒のため北方に出していた偵察機の収容を終えた後の6時頃に空母ヨークタウンからF4F戦闘機6機(VF-3)、SBD爆撃機17機(VB-3)、TBD雷撃機12機(VT-3)の35機が発進させた。結果的にこのスプルーアンス少将の決断が勝因の一つになる。 (中略) >6時20分頃にホーネット、エンタープライズの攻撃隊のうち雷撃機29機が日本の機動部隊上空に襲来、対空砲火と直掩機により25機が撃墜された。また、7時10分頃に襲来したヨークタウンの雷撃機隊12機も、戦闘機の援護があったにも関わらず10機が撃墜された。 先に発艦したエンタープライズ爆撃機隊は日本の機動部隊を見逃してその上空を雲上にて通り過ぎ、周辺海域を捜索後Uターンして母艦へ引き返した時に日本の機動部隊を発見した(ホーネット戦闘機隊・爆撃機隊は機動部隊を発見できず引き返し、エンタープライズ戦闘機隊は燃料不足で引き返している)。  お書きの SBD 隊は、上記の、「先に発艦したエンタープライズ爆撃機隊は日本の機動部隊を見逃してその上空を雲上にて通り過ぎ、周辺海域を捜索後Uターンして母艦へ引き返した時に日本の機動部隊を発見した(ホーネット戦闘機隊・爆撃機隊は機動部隊を発見できず引き返し、エンタープライズ戦闘機隊は燃料不足で引き返している)。」の、エンタープライズからの部隊か、ホーネットからの部隊のことではないでしょうか?

HPLC
質問者

お礼

非常に興味深い内容ありがとうございます。 しかしながら、爆弾を海上に投下してしまった隊は日本空母を攻撃しに出撃した直後だったと記憶しています。 かなり記憶が曖昧なのですが、私が小学生ぐらいの時に何かの戦記でちらっと読んだ覚えがあるんです。また#3さんの言うように映画「ミッドウェイ」でそのシーンがあったので子供ながらに本当だったんだ~と感心した覚えがあります。

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