ドビュッシーの月の光で・・・

質問

ドビュッシーの月の光を練習している者です。

☆その1　１９小節なんですが、左右が６連符になっているのですが、どういう感じで弾けばいいのでしょうか？リズムがなかなか掴めません。そもそもテンポ・ルバートというのがよく理解出来ていないので。。。

☆その2　２７小節のアルペジオが出てくる所なのですが、左手最初のレ♭の音は、１６分音符なのか付点４分音符なのかどちらなのでしょうか？
このパターンの音符がたくさん出てくるので非常に困っています。

☆その3　６６小節のアルペジオで、レ♭とファの間にあるL字？みたいな記号は何を意味しているのでしょうか？

もし分かる方がいたら教えてください。
よろしくお願いします。( -_-)ペコリ

回答No.1

noname#25368 · ベストアンサー

★その１　まずはＣＤを何度も聴いて，耳と身体でおぼえましょう。楽譜にしばられないことです。（楽譜を無視するという意味ではなくて）テンポルバートとは自由にテンポを崩す,というか,揺らすというか・・・とにかくメトロノームにあわせてかちっかちっと刻むのではなく，感情の起伏にそって波のように弾くイメージですね。だから６連符のところも、正確に６等分しようなどと決して考えてはいけません。ここは最初の山をのぼるところでから，一気に気持ちを高めながらアッチェランドします。

★その２　付点４分音符です。１６部音符としっかり区別して保持しましょう。

★その３　ファの音から右手にバトンタッチしますよ，というしるしです。ファの音は寄附の便宜上下段に書いてあるけれど実際には右手で弾くということ。レ♭は左手の親指，ファは右手の親指で弾きます。この受け渡しを手が変わったとばれないようにスムーズにやるのが大事なポイントですよ！

お礼

('(ェ)';) 早く回答してくださったのに返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。

＞まずはＣＤを何度も聴いて，耳と身体でおぼえましょう。

そうですね、じっくり聴いて覚えようと思います。頭で覚えようとしても無理だったので(笑)

大変参考になりました。解り易い回答をどうもありがとうございました。

回答No.2

thepianoman

まず拍子記号を見て頂きたいのですが、９／８　というのは専門的にはcompound triple といい、早い話３拍子なのです。わからなくなったら、その３つの拍に鉛筆で印を付けると宜しいでしょう。

ルバートを行う前にメトロノーム通りに弾けなければなりません。その後でテンポを調節するのです。上に書いたように３拍子になるように、ゆっくり目にテンポを設定し、それにピッタリ合うように練習します。しかしそれではカキコキと機械的になってしまうので、ルバートという形で、後で調節します。プロはそのように練習します。ルバートという言葉には「テンポの調節」という意味がありますが、「拍子を崩す」という意味はありません。

付点四分音符と１６分音符のところは、その両方がそこに存在しています。２つの音が重なっていると考えれば宜しいのです。任意の音を伸ばしたい場合、作曲家はよくこのような書き方をします。

Ｌ字はドビュッシーが書いた物では無く、後で誰かが書いた物です。言うまでもなく右手で弾くという、単なるアドバイスです。基本中の基本なのですが、へ音譜表に「左手」という意味は全くありません。

その他にも右手と左手の入れ替えをすると便利な小節が、この曲の中にたくさんあります。それは先生に聞くのが早いと思います。

お礼

('(ェ)';) 早く回答してくださったのに返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。

回答ありがとうございました。