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グリニャール試薬の取り扱いについて

zoo123の回答

  • zoo123
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回答No.8

グリニャール試薬は今では各種溶媒に溶かしたものがAldrichやMerckから市販されていますが、シリンジで取り出し、アルゴンまたは窒素中で取り扱います。水や酸素で急速に分解しますので、取り扱いは注意を払って行うべきですね。シリンジで空気中に取り出しただけで白煙をあげます。 取り扱い法は、 有機化学実験の手引き(1) 化学同人 実験化学講座 丸善  などに詳しくでていますのでご覧下さい。実験上の注意などが出ていますので、必ず有機金属の操作法がでている書籍を読んでから行った方が良いですね。 反応温度は普通は0度や室温で行いますが、立体障害などで反応性の低い基質は加熱することもありますが注意するべきですね。 このように激しく反応しますので、始めは極少量で試し実験されることをお勧めします。

g_zero
質問者

お礼

参考になりました。 書籍の方一読してから再チャレンジしたいと思います。 ありがとうございました。

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