生物にとって子ができるというのはどういう感覚なんでしょうか

質問

人間の場合ですけど、男女（あるいは同性同士）が愛であいまして、これは本能的欲求だと納得できるわけです。で、その結果子供ができるわけですが、当人同士にとっては「愛で合う」というのが目的であって、子孫を作ろうと思ってやっているわけではないと思われます。もちろん社会的に考えればそういう計画性もあるでしょうけども、基本的に生殖本能は別に生殖を目的として行いません。だから、ある意味「愛で合いたかっただけなのになんで子供ができるの？」という疑問符を感じる瞬間もあったのではないでしょうか。そういう納得できない感覚っていうのは、言葉に出さないまでも他の生物も感じているのでしょうか。「何で子供ができるんだろう？」という感覚は多かれ少なかれあるんでしょうか。

回答No.4

noname#126060 · ベストアンサー

「愛で合う」(めであう、という意味?)を「愛し合う」＝他者をいつくしみたい感情、として考えておいでなのでしょうか。
実は異性や子に対する「愛」は進化した脳が本能的衝動につけた言い訳です。
本質は単純に、ホルモンが与えてくる「交尾したい」「子孫を増やしたい」という衝動だけ。
大脳進化が進んでいない生物になるほど、その傾向は強くなります。

ただ、生物として進化が進むほど子供は未熟で生まれるため、手厚く育てる必要が出てきます。また、脳が複雑になってくると「相手はなんでもいい」という訳にはいかなくなる。より良い異性＝子孫を残すための異性として優れた資質、そして自分との相性がいい相手に固執し始めます。
これが「愛」の正体です。

つまり、脳が複雑で表面上の感情に囚われている人間の意識には「本能は上ってこない」だけで、愛情とか子供が欲しいとかいう感情も、それを考える脳の部分を取ってしまえばホルモン分泌による衝動でしかない、という事です。

お礼

結局、本能のほうに見切りを付けられた感じですね。つまり、絶対的使命である種の保存に本能は責任があるけども、人間（や動物）時代は、成長しよう、子孫を残そう、身体を維持しようという目的意識が非常に希薄である。そこで、本能のほうはそれを見切って、異性と交わる快楽とか、食事の愉楽とか、睡眠の快感とかそんな「餌」でわれわれを釣っているわけですね。やりますね、「本能」さんも。

回答No.3

tsuit

多くの生物は感じていないと思います。皆さんのおっしゃる通り本能行動です。むしろ愛すると言う感情は例えば人間なら脳の新皮質(主に精神活動を司ります)という部分が発達した結果持つようになったものだと思われます。生物の子供を作ると言う行為は、もともと脳の本能を司る部分組み込まれてるプログラムです。人間の場合は感情が先行するから別として、動物の行為に関してはかなり秩序だっていることを証明する実験も数多くあります。

お礼

動物はあまり「愛」とか考えないとすれば、生殖＝行為という図式ですっきりしてますよね。

回答No.2

risunotorasan

食欲・・・成長、体力保持
睡眠・・・同上

誰も考えてご飯を食べたり、眠ったりしていませんよ。

自然の摂理です。

これをしないと生きていけない、子孫を残せない。

本能です。

お礼

本能と欲求が乖離しているってことなんです。

回答No.1

6dou_rinne

子孫を残す（遺伝子を残す）ことは生物の本能というか、もっと根本的なレベルのものですからそんな感覚はないでしょう。

お礼

そうなんです。それが逆に腑に落ちない。