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乳酸菌と食品酵素

乳酸菌入りのヨーグルトを食べても胃酸で乳酸菌は死んだりしないのでしょうか? 細胞膜はタンパク質とリン脂質で出来てるので、 タンパク質が分解されて乳酸菌が死んでしまう気がします。 また食品酵素を食べても胃酸で酵素の構造がおかしくなったりして、 失活して酵素の機能が働かなくなったりしないのでしょうか? もしよろしければお願いします。

  • goonee
  • お礼率85% (331/388)

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  • ベストアンサー
  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.3

乳酸菌や納豆菌は,酸・アルカリ・熱等に耐性の高い芽胞(胞子)を形成する有芽胞桿菌が含まれます。これらの細菌は,胃酸の影響で死滅する前に,わずか何分かで芽胞を形成出来るようです。そのためにこれらの細菌は,胃酸などにも強く芽胞が生きたまま腸で発芽・増殖をします。そして小腸上部・小腸下部・大腸にかけて自らが適合できる環境で生きたまま活発に増殖します。 また,特殊な例としては,ラクトバチルス族の乳酸桿菌のLG21型菌は,胃の中でも増殖が可能です。私は,ピロリ菌を胃に飼っているものですから,いまLG21を飲んだところです。 食品酵素の摂取方法は,生の野菜や肉等を摂取することで食品酵素を摂取します。ですからむき出しの酵素自体を経口投与するわけではありませんから,すべが胃で消化されるわけではないと思います。 マウス等の実験結果では,生の餌(食品酵素を含む)と煮た餌(食品酵素を含まない)では生の方が膵臓重量が大きく減少することが知られています。つまり,自分の消化酵素をあまり使用しないで食物を消化しているということです。 代謝酵素も食品酵素の効果があるらしいですが,酵素の形では小腸から吸収されないと思います。(しかしアミノ酸まで分解されずに,ペプチドで吸収されるから効率的だといった話を聞いたようにも思いますが忘却です。責任は持ちません。)完全に分解されたとしても,ビタミンやCoQ10等の補酵素はほとんどそのまま利用可能でしょうから,やはり効率的なのではないかと思います。

goonee
質問者

お礼

お礼が遅くなりまして申し訳ございません。 アドバイスどうもありがとうございます。 とても詳細に説明していただき、よく理解できました。 >酵素の形では小腸から吸収されないと思います。 これはとても盲点でした。 冷静に考えれば当たり前ですが、今まで考えていませんでした。 どうもありがとうございます!!

その他の回答 (3)

  • boggie
  • ベストアンサー率39% (18/46)
回答No.4

 乳酸菌の死骸が腸内の乳酸菌を増やすというのを聞いたことがあります。  乳酸菌は胃酸で死ぬので,食後にヨーグルトを食べると,胃酸の影響が少ないのでイイみたいです。でも,少しは生き残ると思います。種類によっては,あまり死なない乳酸菌もいるそうです。「生きて腸までとどく乳酸菌」みたいなものがいるみたいです。

goonee
質問者

お礼

回答どうもありがとうございます。 >乳酸菌の死骸が腸内の乳酸菌を増やす。 これは聞いた事がありませんでした。 でも冷静に考えたら他の細菌のタンパクを取り込むより、 自分の仲間のタンパクなどを取り込んだ方が、 遥かに効率がいいですよね。 回答どうもありがとうございました。

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.2

乳酸菌については乳酸う作るくらいですから、多少酸に対する耐性があるでしょう。 >食品酵素 そんなものが入ってると謳われてる商品があるんですか?普通に考えればph環境によって酵素は失活するし、蛋白質として消化されると思いますが。

goonee
質問者

お礼

お返事が遅くなりまして申し訳ございません。 回答どうもありがとうございます。 食品酵素は身近なものは野菜や果物、お刺身などもそうですよ。 どんな生物でも多種多様の酵素によって生命活動をしているわけですから、 その生物を食べる事は酵素を食べるということにつながりますからね。 どうもありがとうございました。

  • MIYD
  • ベストアンサー率44% (405/905)
回答No.1

乳酸菌や食品酵素全体についてではなく。 一つ一つの製品について調べていく必要があるかと思いますが 乳酸菌については、 食べた後で、大便から乳酸菌が検出できる株があるので、 少なくとも全部が死ぬわけではないようです。 アルカリで溶けるコーティングをすることによって、 腸で解けるようにした錠剤もあります。 食品酵素については、 腸で酵素活性を測定したというデータを見たことがないので、 どの製品が胃酸やペプシンなどで分解されないのかがわかりません。 酵素活性によって何らかの効果が得られるというためには、比較対照として、 熱変性やプロテアーゼ処理などで酵素活性を失わせた酵素も同じように摂取して、 酵素活性のあるたんぱく質とは異なり、 目的の効果が得られないというデータが必要になるかと思います。

goonee
質問者

お礼

お礼が遅くなりまして申し訳ございませんでした。 早速のアドバイスどうもありがとうございます。 大便内に検出される株もいるんですね・・・。 やはり乳酸菌と言えど遺伝子は違う訳だから、 当然と言えば当然ですね。 「胃酸→タンパク質が全て分解」と言う論理は短絡的ですね(苦笑)。 >アルカリで溶けるコーティングをすることによって、 腸で解けるようにした錠剤もあります。 錠剤の中に乳酸菌がいるって事なんでしょうか?? 食品酵素に関しては対照実験が必須ですね。 どうもありがとうございました。

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