• ベストアンサー

脂肪酸と油脂

脂肪酸と油脂の区別がいまいちつきません。どのように違うのですか?教えてください。

  • 化学
  • 回答数4
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • psa29
  • ベストアンサー率64% (150/231)
回答No.4

油や脂肪は身近にありますよね。天ぷらには植物油を使うし、お腹を見れば脂肪がたまっているし、一般的に常温で液体の物を油、固体の物を脂肪、両方併せて、油脂と呼ぶ昔に習いました。 油脂を加水分解すると酸が得られます。脂肪を分解して得られるので、この酸のことを脂肪酸と呼ぶのでしょう。 具体的には炭素が18個直鎖状に並んだ(CH3CH2・・・COOH)ステアリン酸(COOHの炭素も数に入れるのでCH2の数は16個です。)や直鎖状の炭素の中に2重結合を含んだ物(2重結合の数が1つならば、オレイン酸、2つならばリノール酸、3つならばリノレン酸)などがあります。 上述した脂肪酸の炭素数は全て18ですが、18以外の物や中には水酸基を含んだ物もありますが、一般的には炭素数が偶数の物が多いようです。 (例外的に奇数の物もあった記憶がありますが、ごくまれだと思います。) ところで、脂肪を加水分解すると酸が得られるのですが、加水分解する前は(つまり脂肪そのものは何なのか?)というとエステルなのですね。 エステルとは酸とアルコールが縮合して(この場合水がとれて)できた化合物です。油脂の場合のアルコールは一般にグリセリン(炭素が3つで水酸基も3つの、つまり3価のアルコール)なのです。 一方、脂肪酸は飽和、不飽和、炭素数の違いなどいろいろな種類があって、脂肪酸の違いによって、油脂の性質が変わります。

その他の回答 (3)

noname#21649
noname#21649
回答No.3

油脂は.狭義の油脂と広義の油脂があったような記憶があります。 狭義では.脂肪酸トリグリセリトですが.広義では.天然界に存在する脂質すべてをひっくるめた意味ですから.ロウ(脂肪酸モノグリセリド)とか.核酸やアミノ酸などカルボンサン以外の基を含む場合.不純物としての過酸化物や石鹸や香料などの低分子化合物を含む場合.コレステロールや炭化水素(スクワレン他)を含む場合があったと思います。

  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.2

 -mizuki- さんが回答されている通り,脂肪酸のグリセリンエステルが油脂です。  参考 URL のペ-ジ(高等学校_化学_テキスト)の「化学 Ib」の「第7章 有機化合物の性質」の「7.7 エステルとセッケン」に説明があります。

参考URL:
http://www.ed.kanazawa-u.ac.jp/~kashida/
  • -mizuki-
  • ベストアンサー率38% (212/555)
回答No.1

油脂すなわち脂肪は 脂肪酸3分子がグリセリン1分子にエステル結合したものです。 グリセリンは1,2,3の炭素にそれぞれ-OHがあります それぞれとエステル結合しているのが脂肪酸です。

関連するQ&A

  • 脂肪と油脂はどう違いますか?

    小学6年の国語の漢字で脂肪と油脂が出てきます。 辞典で脂肪は動物や植物に含まれている常温では固体のあぶら。 油脂は(動植物からとった)油や脂肪 ▼油は常温では液体の油をさし、「脂」は固体のものをさす。 とあります。 どうちがうのかわかりません。

  • 油脂

    油脂の酸化に付いてわからないの教えてもらいたいです。 (1)油脂の酸化を調べる実験方法を調べてみると、「遊離脂肪酸の量を調べるためにNaOHで滴定する」と書かれていたのですが、NaOHとは遊離脂肪酸でなくとも普通の油脂も反応するように思われるのですが、詳しく知りたいのでお願いします。 (2)油脂のけん価の反応は強酸と弱アルカリの反応でいいのでしょうか。 (3)油脂の過酸化物価を調べる方法がありますが、油脂が過酸化しているというのは、どういう状態なのでしょうか。 どれかひとつでもいいので、ご教授のほどお願いします。

  • 油脂の酸化

    質問です! (1)油脂は、3価アルコールと3分子の脂肪酸が脱水結合しエステル結合ができることで、できます。 (2)では、油脂の酸化ですが、油脂が加水分解されることで、遊離脂肪酸ができます。 (1)と(2)は逆の反応なのでしょうか? だとしたら、油脂ができるときの3分子の脂肪酸と、酸化するときに生じる遊離脂肪酸は同じものなのでしょうか? また、酸化した油脂を元の状態に戻すことができるってことでしょうか?

  • マーガリンの成分は飽和油脂それても飽和脂肪酸?

    マーガリンの原料についてですが、油脂(植物油)が原料というのはわかるのですが、 油脂を水添しても不飽和油脂から飽和油脂になるだけのはずのですが、マーガリンの成分がパルミチン酸等長鎖脂肪酸とかかれているものもあり混乱しています。 マーガリンの成分は、油脂に水添、加水分解で造られた飽和高級脂肪酸(長鎖カルボン酸) と考えてよろしいのでしょうか? それとも、マーガリンの種類によっては、飽和油脂、飽和高級脂肪酸の比率が大きく異なり、 ほぼ飽和油脂のみのマーガリンもあるということでしょうか?

  • 油脂の遊離脂肪酸について

    油脂の遊離脂肪酸についてについて質問があります。 例えば搾りたてのオリーブオイルなどには高い遊離脂肪酸が 含まれているという記述を見たのですが(AV5くらい)未精製の 植物オイル類には大体この程度の遊離脂肪酸が含まれているのでしょうか? 精製タイプのものは遊離脂肪酸が取り除いてあるのでどの植物オイルも 大体AV0.2-1.0程度だと思うのですが・・。 また遊離脂肪酸は肌に付くとニキビなどの原因?などと説明しているweb ページを時々見かけますが事実でしょうか・・?遊離脂肪酸の直接摂取は 体には良くないとは知っていたのですが肌にも付くと良くないのでしょうか。 未精製植物オイルを使った手作り石鹸を買う事もあるので気になります。

  • 油脂

    油脂で液体のものを脂肪油 固体のものを脂肪っていうんですよね。で、いっぱんに二重結合が多いと脂肪油で少ないものが脂肪なんですよね。二重結合が多いとか少ないできまるのは二重結合が多いと分子量が少なくなるから、分子間力が小さくなって液体になるから、脂肪油になるって考えたんですけどあたってますか??

  • 油脂に関する問題なのですが・

    ある油脂1gをけん化するために必要な水酸化ナトリウムは190mgであり、 この油脂100gに付加するヨウ素は86、2gであった。 (1)この油脂の分子量はいくらか。整数値で答えよ。 (2)この油脂に含まれる脂肪酸は1種類であるとするとき、その脂肪酸の示性式を記せ。 (3)この油脂1kgに水素を付加させて硬化油するために必要な水素は   0℃、1,0×10^5Pa(latm)で何Lを占めるか。 考え方がよくわかりません・・・。 式まで詳しく書いて下さると嬉しいです!!

  • 油脂の質問

    油脂の構成脂肪酸の二重構造の数や位置は、油脂のどのような性質に関連するのですか?  基本的な質問で申し訳ないのですが、教えて頂ければ幸いです(>_<)

  • 油脂の成分表

    油脂(一般の食用油等)は、種々の脂肪酸(×3)とグリセリンから成る化合物(トリグリセリド)の総称で、様々な油脂類はその構成脂肪酸基の種類によって異なる性質を示していることは、周知のことと思います。 ところで、人の分泌する油脂(人脂)は牛脂に比較的近い成分ということですが、その成分表とか、また、他の油脂類(動・植物油)の脂肪酸構成が載っているURLとか、どなたかご存じないでしょうか? 「汚れ」の試験を考えているのですが、よろしくお願いします。

  • {至急}油脂の分野について教えてください*

    こんにちは。 2月10日に入試があったとある大学の入試問題より質問させてください。 問、 3種類の脂肪酸より構成される油脂がある。この油脂を加水分解したところ 3種類の脂肪酸が同じモル数ずつ生じた。生じたモルを分析したところ、 一つが飽和脂肪酸で分子量312、二つが不飽和脂肪酸で分子量は252と282 であった。また、この油脂4.42gを加水分解して得られた脂肪酸に ヨウ素を付加したところ、完全にヨウ素付加するのに必要なヨウ素は3.81gであった。 この油脂を構成する飽和脂肪酸の示性式を求めよ。 この問題を解き方含めて教えてください>< まずはじめから 分子量312の脂肪酸がわかりませんでした。 飽和脂肪酸のステアリン酸は284だし・・・;; おねがいします!