因果応報を信じている人に聞きたい

質問

yahooの辞書で調べてみると
「仏語。前世あるいは過去の善悪の行為が因となり、その報いとして現在に善悪の結果がもたらされること。」
他の辞書でも似たようなものでした。

なぜ前世の責任を負わなければならないのか？俺には意味が分かりません。もし責任を負う必要があるのならばなぜ前世の記憶はなくなってしまうのでしょう？？
記憶が無く、責任は残る。こんなことを信じる人の気持ちが分かりません。

また、「悪の行為」とは、所詮人の決めた身勝手な「悪の定義」ですよね？
牛は殺しても良いが人は殺してはいけない。
虫は殺しても良いがペットは殺してはいけない。等。

それでは人を殺したクマは来世ではとんでもない苦労をすることになる？ものを盗ったサルも？
「悪」と言う定義は人間が勝手に作った定義であり、所詮人間の手に及ぶ範囲にしか及ぼさない者のはずです。
それが「因果応報」と言う人間の手には及ばないものに対してまで作用するものと言うのはありえないと思います。（人間の手に負えない理由は、前世が誰だかわかる人が居ない、仮に分かったとしてもそれを裁く法律は無い）

仏教と言うすごく古い教え、今でもたくさんの人が信じている。
それにしては何かしょぼい気がします。UFO（宇宙人）、つちのこ、雪男の方が全然現実的です。
仏教の修行をしたわけではないし、真理を知っているわけでもないので「本当の因果応報」とはもっと別なものなのかも知れませんが。

なんなんでしょうか？この因果応報、前世の観念。
ただの「教え」だから、真実かどうか分からないにしてもお粗末だと思います。
こんなことを教えている人の気持ちも知りたいし、こんなことを言っている人から教えられて信じている人にも聞きたいです。

矛盾は感じませんか？なぜこんな教えを信じるんですか？

回答No.10

lightgrid

「哲学」、「思想」、「宗教」、「物の見方」は、古いから価値が無いというものではありませんし、新しければ価値があるわけでもありません。古いものでも、現在でも充分通用するものもあります。

　仏教は、人間の年齢と比較すると、その成立は古いかもしれませんが、現在の人間はいまだにそれを越えるにいたっておりませんし、それを越えるものはいまだに現れていませんので、今でも新しいといえます。古いか新しいかは相対的なものです。

　「因果応報」は時間的な因果関係の「道理」です。因果応報は宇宙の法則です。
従って、因果応報の法則は、信じようと信じまいと、あると思っても無いと思っても、無神論者だろうとなかろうと、宗教宗派に関係なく、仏教出現以前から、全ての現象や存在を支配しているのです。
因果応報はキリスト教でも説いています（蒔いた種は刈り取らねばならない）。

　誤解されているようですが、仏教は、因果応報だけを説いているだけではありません。
むしろ、仏教は、「因果応報」や「輪廻転生」を認めるところから始まって、その「輪廻転生」から脱出しその「因果応報」を超え過去世から自分を解放するための修行法を説いているのです。
勉強せずして、古いと決めつけて学ぼうとしないのは、たいへん損です。

　因果応報の法則は、前世、来世だけでなく、今生きている「現世」の中だけでも働いています。質問者様のご御自分や周りの人々の過去、現在、未来の出来事や心の展開を観察してください。
現世の中だけでもよく観察すると、因果応報が理解できるでしょう。

そのような因果応報を観察していると、現世で自分がなしたことや他人からなされたこと（因果）は、一度きりの人生では終わるはずがない、それだけでは終わらないのではないか、と思えるようになるでしょう。
そこから、その因果応報としての来世があるのではないか、と思われるようになるでしょう。また、現世の自分は、前世の結果であると思えるようになるでしょう。

　因果応報の法則があることを知った上で人生を送ったほうが、かしこく、幸せに生きられます。逆に、因果応報を無視して人生を送ると不幸になる、いうことです。

あなたの人生は、因果応報を確認するための実験の場、経験ともいえるのではないでしょうか？

補足

>勉強せずして、古いと決めつけて学ぼうとしないのは、たいへん損です。
いや、学ぼうとしなかったら質問してませんから。
それに、「古くて現代社会でたくさんの人が信じている事」なのにもかかわらず、なんだか胡散臭い　と言ったつもりだったんですが。
「古くてしょぼい」だけのものならもっと早くに消え去っているはずですよね？

>現世の中だけでもよく観察すると、因果応報が理解できるでしょう。
現世の中だけならば理解できます。前世の責任まで負わなければいけないことが分からないんです。

根本から覆して悪いのですが、俺はそもそも「前世、来世」を信じてないんですよ。だからこそ「前世の罪」を負う事が理不尽に思えるんです。

あと、失礼ですが、No7さんと被ってませんか？？
>蒔いた種は刈り取らねば
>因果応報の法則
キリストの言葉はまだしも、「因果応報の法則」はNo7さんのオリジナルなのではないでしょうか？？

ちなみに、
>現世の自分は、前世の結果である
とは、「悪人は生まれた瞬間から悪人である」と言うことでしょうか？俺はそんなことは思わないし、思いたくもないです。

回答No.9

noname#22806

因果応報の本当の意味は、自分が世界を大切に思えば世界がそう見え、私が世界を悪く思えば世界もそう見えるということを、より分かりやすく説いたものだと思います。

前世の行いが悪かったから今の私はつらい立場にある、という解釈は、不幸な環境にある人が自身のつらさを紛らわすために用いる言葉のアヤです。もしかすると、つらい立場にある人にとっては藁をも縋る思いで信じているのかもしれません。
世界を否定的に見れば、それは私自身を否定的に捕らえていることになる、そのことを因果応報という考え方で示そうとしているように思えます。

お礼

>不幸な環境にある人が自身のつらさを紛らわすために用いる言葉のアヤ
これは俺もそう思います。

でもその考え方の人は他人にも押し付けたりするんですよ。慰めてるのかどうか分かりませんが。
以前別の質問の回答でチラッと見たものの中に（流産してしまったと言う質問だったと思います）
「あなたは前世で子供をおろしたから、因果応報で・・・・」
のような回答を見たんです。その回答者は質問者に対してかなり怒ってましたが、俺はその回答者に同意できないだけでなく、何故こんな回答をするのか理解に苦しんでました。他の人だと思うのですが、別の質問でも「前世の報いだ」のような回答をする人を何回か見ました。

で、この質問に至ったわけです。
彼らは「世界を悪く思っていた」んだろうなぁと、あなたの回答を見ていて思い出しました。

ありがとうございました。

回答No.8

tokytime

No.7です。
申し訳ないことに、肝心の「因果応報についての説明」を忘れていました。
因果応報の法則とは、他者に対して行ったことが自分自身に返ってくる、という法則です。

言い換えれば、善行によって人は幸運を招き寄せ、
　　　　　　　悪行によって人は悪運を招きよせる
ということです。

但し、この時の善悪の基準はその人の人格のレベルに左右されます。
人間社会でも、幼子に大人と同じような倫理観は求めないでしょう。
大人にとっての善行と幼子にとっての善行はおのずと異なり、悪行の基準も違ってくるでしょうし、
結果に対しての幸、不幸の判断もその人の人格によって変わるでしょう。

又、人格とは関係無く、国家によっても宗教によっても善悪の基準は変わってきます。

人は所詮、現在の自分のレベルでしか善悪は判断できません。
ですから因果応報の法則はその人自身の現在の善悪の基準によって働くのです。

なぜならば、心のそこから善意によって為されたことは、自分にも少なからず良い影響を与えます。
心が浄化され、明るい気持ちになり、希望に満ち溢れ、
前向きなれます。

又、心底からの悪意によって為されたことは、自分の心を濁らせ、悪意を高め、精神を暗黒のどん底に落としめます。

以上は今生における行為とその影響ですが、なぜ前世の影響を受けるのかについては又後日書かせていただきます。
只、ゲームに例えていえば、今までの記録を消して、新たに初めからプレイしなおすとき、（いうなれば別の人生）、セーブデータ（記憶）は残らないけれども、そのゲームに関するテクニックや、癖（前世の性格）は残るでしょう。

ですから、必然的に新たなる人生でも、無意識のうちに前世の経験と習慣から、同じような道を選び取ってしまう傾向にあるといえます。

お礼

>因果応報の法則はその人自身の現在の善悪の基準によって働く
と言うことは、山賊、海賊、盗賊等のイメージの環境に生まれた人は”仕事＝悪いこと”であるが、本人に悪いことをしたという意識が無ければ悪の行為は返ってこない。
と言うことですか。

>そのゲームに関するテクニックや、癖（前世の性格）は残るでしょう。
これはゲームの記録が消えても記憶が残っているからですよね。
人に例えれば、輪廻により大人から赤ちゃんに生まれ変わっても記憶が残っている状態ではないでしょうか？
ちょっと分からないです。

ありがとうございます。

回答No.7

tokytime

私は「因果応報」「輪廻転生」ともに確信している者です。
人生に限らず、この宇宙的の事象を考えれば考えるほど、この二つの法則によって説明することが理に適っていることが明らかだからです。
もし、この法則が存在しないならば説明の付かない偶然でこの世と人生が満ちてしまい、人の一生はまるで川の流れに翻弄される浮き草のようなものになってしまいます。
つまり、人は運命に弄ばれる被害者になってしまいます。

ご質問が沢山で一度に答えるのは無理なので、少しずつ分けて答えることをお許し下さい。
未熟な私ながら、今まで経験したことと、獲得できた知識の中でお役に立てそうな内容を吟味して、質問者様の理性に訴えられるようなアドバイスが出来れば・・・と思っております。

「因果応報」は仏教が現れるより以前のインドにおいてすでにヒンズー教でその思想が語られていました。
「因果応報」というと仏教の中だけの話のようですのでむしろ「原因と結果の法則」と言い直したほうがいいのでは・・と思っております。

イエス・キリストも「蒔いた種は刈り取らなければならぬ」と言っています。これも「因果応報」を説明した言葉です。

「因果応報の法則」は人が作った法則ではありません。
元々からあったものを人が発見したのです。
ニュートンが発見する前から万有引力の法則は働いていましたし、コペルニクスが唱える前から地球は太陽の周りを回っていました。

では因果応報の法則は何時一体誰が作ったのでしょうか？
それが分かるならば、宇宙の創造者も分かるでしょうね
。
誰が何時、宇宙を何の目的で創ったのか・・・
誰の意志がビッグ・バンを起こすのか・・・も然り。

只、私に分かることは「因果応報の法則」(原因と結果の法則）によってこの宇宙が動かされているらしい・・ということのみです。

この整然とした宇宙の営みを見るとき、一つの共通した法則が働いていることは明らかです。
惑星の周期、公転、自転、・・
地球上の潮の満ち引き、四季・・自然の営み・・

すべて滞り無く、忘れられずに巡りめぐってきます。

全ての事象にはそうなる為の原因があります。
仏教では物事は全て「因」（原因）が「縁」（結果を現実化する条件）によって「果」（結果）を招くと説いています。
仏陀はこの法則を作り出したのではなく、宇宙の営みの法則を解説したのです。

又、この因果応報の法則は一つだけの単純なものではなく私たちの理解できる法則をも含んだもっと広範囲に働く法則が色々あり、沢山の法則が絡み合い、作用し合って、大変複雑な過程を経て結果が導き出されるようです
。
それでも、一分の狂いも、えこひいきも、例外も無く、全てに平等に働くそうです。
そうでなければ、この宇宙自体がめちゃくちゃに狂ってしまうからです。
ですから勿論、奇跡などは存在しないでしょうね。
例外があっては困りますから。

イエス・キリストの起こした奇跡、仏陀の起こした奇跡は奇跡ではなく、この宇宙の法則を知り尽くして、法則を使って事象を起こす技の達人だった聖者の技を垣間見た人間がそれを奇跡だと思ったのでしょう。

この法則は「神」とも言い換えられでしょう。
この法則を動かしている力、意志がおそらく宇宙をも創り出しているのでしょうから。

因果応報の法則のそもそもの起こりについては、この辺までしか私には説明できません。
もっと上手く説明できる方がいらっしゃいましたらお願いします。

残りのご質問については後で再び回答させてください。

補足

因果応報は作ったものではなく発見したもの。

つまり自然現象ですよね。　だからこそ「人間の基準の善悪」で何故来世で苦労しなければならないのか。それが分からないんです。

自転、公転、四季などは人間から見れば永遠とも思える時間ですが、実際には有限の時の間しか働かない力です。
いずれ太陽に飲み込まれ消えてしまいます。なのでちょっと上げ足取りになりますが、「忘れられず」と言うのはちょっと違うかと。
これらならば現世だけで良いと言っているように聞こえます。来世の話が一番理解できてないので。
例えるのなら「フレミングの法則」等の不変で永遠のものの方が良かったかと思います。

別の回答（今のところ４つですかね？）の方もしっかり見て勉強してからお礼しますね。

回答No.6

hakobulu

◇
因果応報と言う時に巷間よく持ち出される「前世・後世」というのは、もはやオカルトの世界でしょう。
時折、そのまま信じ込んでしまう方もいらっしゃるようですし、どうせ同じことだからと、その誤った思い込みを都合よく利用しようとする宗教もあるでしょう。
ただ、「＞前世あるいは過去の善悪の行為が因となり、その報いとして現在に善悪の結果がもたらされること。」
という説も広義で考えてみれば自然な理屈のような気もします。
この広義の「個人における前世の（あるいは後世への）影響」は２つに大別できると思います。

ひとつは「遺伝情報の引継ぎ」ということです。
良くも悪くも「前世の影響」として個人が引き受けているものというよりは、過去の情報を引き継いだ結果としてより新たな生命は誕生し得ないということが、まずあります。
２つ目は、過去に人類が築き上げてきた、人間関係を含むあらゆる環境の影響を受けつつ個人は成長していくということです。
歴史が人に与える影響を考えてみれば、これも至極当然のことと言えるように思われます。

◇
要するに、個人の言動はその個人の生死に拘わらず以後何らかの影響を世界に及ぼす。
ということではないでしょうか。
本人が生きているうちは、その影響が巡りめぐって自身に及ぶことも多いでしょう。（その前に死ぬ場合もありますし、必ず影響を受けるとは限らない。）
死んだ後でも有形無形の影響は必ず及ぼすことになりますから、未来の人類に対してその多少に拘わらず影響を及ぼすことになるのは確かだと思います。
道で偶然すれ違った人が自分を睨みつけていたか笑顔だったか、という些細な事柄の積み重ねによって世界は形作られていると私は考えています。

「因果応報」とは、個人が時空を超えて人類に影響を及ぼす【連鎖】という真理ではあるでしょうが、それは「自・他の因」は必ず「自または他」に結果として現われるという意味で、「自己の因は自己のみに結果をもたらす」ということではないような気がします。
ましてや「前世の自分・後世の自分」といったようなことは、ある意味での思考停止がもたらした概念ではないかと思わざるを得ません。

お礼

ちょっと難しくて理解しきれて無い気もしますが、

良い事や悪い事をすると、その行動は自分も含め、子々孫々にまで影響を与えることになる。

って感じかな？と読みました。
まさか「因果応報」に他人（子孫）に影響を及ぼすからやめなさい　と言う意味が含まれているとは考えても見ませんでした。
一つの考え方としてとても参考になりました。

＞「前世の自分・後世の自分」といったようなことは、ある意味での思考停止がもたらした概念
そうですね。俺もこれが理解できないです。

ありがとうございました。

回答No.5

noname#17853

「親の因果が子に報い」という言葉を昔聞いたことがありますが、因果応報の考えは経験則からでてきた処世訓だと考えるのが合理的だと思います。
一方、霊魂不滅つまり輪廻の思想に立つと（霊魂不滅は仏教に限った思想ではありません）、因果応報は世代を超えて作用する現象という見方をする人もあるようです。
天国や地獄というのは、この世における生を終えて肉体という枷にから開放された霊魂が、現世での行いを振り返ってみたときの心の有りよう、つまりHappyかUnhappyかということだと思います。例えば、自殺した人はそこに至った諸々の苦悩に満ちた心情から未来永劫開放されることはない・・・魂は死に絶えることはないので、これはまさに無限地獄です。霊魂が存在してなんぼの話です。
私自身は特定の宗教を信じているものではありませんが、精緻極まりないこの宇宙の存在と命の誕生、そして現にこのような問題を考える頭脳をもつ人間がいることを考えると、そのこと自体が奇跡以外のなにものでもなく、人が神と呼ぶあるもの（絶対的な存在、力、知恵）を信じないわけにはいきません。
ちなみにUFOや宇宙人は、在っても全くおかしくないと考えています。

お礼

処世訓とははじめて聞きました。
辞書で調べたところ、簡単に書くと「世渡りに役に立つ考え方」でしょうか。
これなら現世だけなので全然理解できてます。

ただ、輪廻があるにもかかわらず天国や地獄も存在するんですか？？
なにやらおかしな話のような気もしますが。
>魂は死に絶えることはないので、これはまさに無限地獄
輪廻してないような気が・・・

ありがとうございました。

回答No.4

boke-chan

「原因」があるから「結果」がある＝その「結果」には「原因」がある。
これが真実ならば、今の「結果」について自ら記憶がなければ、
前世の行いが「原因」だと考えるのが妥当。

お礼

たしかに。その説なら前世のせいと言い切れますね。
そうすると、運、偶然、奇跡の類は信じてないと言うことですよね？
宝くじで３億が当たったのは必然　前世、現世で積み重ねた徳が実った　と言う感じですか。

俺は人間ってのは幸運な生き物だと思ってます。（まぁ人間に限らずですが）
数億の精子から運良く受精した１人。
夫婦が生涯に捨てる精子、卵子の数から行くともう天文学的確率で生まれてきてます。
また、生活で「危ない！！」と思っても大丈夫な事がたくさんあります。（俺はたかが２４年しか生きてません）もしこの「危ない」が全部自分に降りかかってたら手足の一本ぐらいなくなってもよさそうです。指の２～３本なくなっててもいいと思います。片目失明してても不思議ではありません。でも多くの人が目手足を失わずに何十年と生きています。
これだけ多くの人たちが前世はどれだけの徳を積んできたんでしょうか？
結果全てに原因を求めると前世だけでは足りないような気がします。（俺だけかもしれませんが。）

因果応報を信じている人の考え方が少し分かりました。
ありがとうございます。

回答No.3

sinken_san

貴殿のような考えで生きた結果因果応報の理で必ずや地獄に行きます
おそらく無間地獄だと思いますが・・・
そのときに後悔しないよう正見を学び心がけてください

> 仏教の修行をしたわけではないし、真理を知っているわけでもないので「本当の因果応報」とはもっと別なものなのかも知れませんが。

ならばなぜわかったような書き方をするのでしょうか？しかも断定的に

補足

よく分からないのですが、地獄に行くための基準とは何なんでしょうか？？
人間の基準？　宇宙の基準？

人間の基準で作られた「悪の基準」により、なぜ閻魔様？が裁くのか。いまいち分からないんですよ。
死は人間が与えることのできるものですが、死の先（来世や地獄等）は人間が影響を及ぼすことはできませんよね？
その人間が影響を与えられないものに対してなぜ人間が作った「悪の基準」が適用されるんでしょうか？

極端な話時代ごとにタブーは違っています。国によってもタブーは違います。
それなのにそれらが来世にまで影響してしまう。

現世での罪が現世に返るならば因果応報は分かります。

>ならばなぜわかったような書き方をするのでしょうか？
そんなに分かったようですか？？
質問をする場合にはなぜ自分がこのような質問にいたったか、それを書かなければ欲しい解答はなかなか得られません。そのための前置きが必要ですよね？
それともただ単に「因果応報に矛盾を感じませんか？なぜ信じるんですか？」と質問した方が良かったと思いますか？
俺はそれだけの質問だと全然見当違いの回答がたくさん来ると思ったのでわざわざ書いたのですが。

回答No.2

les-min

こんばんは。。

　因果応報を信じます。一世俗の浅薄な人間として。
　因果応報は「方便」であると考えます。ほんの少しだけ仏教をかじった人間として。

　仏教は、世俗真理と真理そのものを（最終的には同一のものとしながら）かなりかなり明確に、そして適度に使い分けて繰り出し、用いている、と感じています。

　そして、真理そのものは、言葉では表現できないと考えています。つまり、言葉で説いてある仏典の教えはすべて、人を導くためのとりあえずの方便だと言えます。（仏教の言う「方便」は、「人を導くための手段」という意味合いなので、極めて重要なものですが・・・）
　現代において過去の「教え（＝過去に用いられた方便）」のすべてが有用とは思いません。現代には現代の方便があってしかるべきだとは思いますし、そういう現代の方便を繰り出す仏教者がいない（といってよい）のは不満といえば不満ですが・・・

　それはともかく・・・因果応報・前世の観念、輪廻転生等、文言によって表現された仏教の教えは、仏教であって仏教ではありません。ただし、世俗に生きることを余儀なくされている以上、自分は入り口としては、そこから仏教に入りました。矛盾もまた仏教の一側面として、最終的にはそれが全一の合一相（＝真理）と確信して。そして、おおかた２０年近くかけて、まだ（自称）仏教徒であり続けています。

　とりあえず、自分に言えることは、こういうところでしょうか。（しかし・・・言葉にするとあらゆる物事が陳腐になるものだと我ながら呆れ果てますが・・・）駄文すみません。では。

お礼

「因果応報」が「方便」であるのならば納得です。それならば因果応報で十分人を導くことができると思います。
いい事をすると未来（来世）でいい事があるよ。悪いことをすると悪いことがあるよ　ですよね。

ただ、実際には方便として使ってない人も結構居ます。逆に俺は方便でない因果応報しか聞いたことがありませんでした。（俺の認識不足だったせいの誤解も有るとは思いますが、ここの回答にそのとおりの意味で使っている人も結構いるようですので。）

ありがとうございました。

回答No.1

Singleman

言葉としては知っておりますが
どちらかと言えば信じてはいない者ですので
答える資格は無いのですが、あしからず。

ご質問の観念はインドのカースト制度を
支える思想だと理解しております、
インドでは高位の人は自分たちの先祖が善を為し
下位の人は先祖の行いが悪かったと信じております、
正に因果応報の思想だと理解しております。

この制度を撤廃する試みには上位の人からは
激しい抵抗があります、下位の人が暴動を
起こしたという話も聞きません、
上位のかなり若い人が抗議の投身自殺をした
ニュースに驚いた記憶があります、とにもかくにも
教えられた結果なのか学んだ結果なのか
多くの人々が疑いも無く信じているようです、
したがって貴方の疑問の答えはインドにあるような
気がします、彼らと「真理」の論争をして
答えを見出されることを祈ります。

余談ですが、パレスチナやイラクで自爆テロを
敢行する人も日本風にいえば天国に行けると
信じているようです、とにもかくにも
信じる人々の迷いの無い行動には驚かされる
ばかりです、自分もそんな強い信念で生きたいと
願う凡人です、真理を知らなくてもけっこう
幸せに生きれるならそれも良いかなんて考えます。

宗教は人々を幸せにするための心の支えとも
理解しております、とにもかくにも
神様仏様マモメット様どなたでもけっこう
ですので世界に平和を是非ともよろしく。

お礼

>インドのカースト制度を支える思想
なるほどです。それならばかなり納得ですね。

因果応報→俺たちの前世はいい事を居たからこの地位に生まれたんだ
君達下位の者は前世の行いが悪いからその地位に生まれたんだ
って感じですかね。

天国、地獄の考え方はまだ納得できます。

ありがとうございます。