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ステンレス鋼表面の不動態

ステンレス鋼は、鉄に含有されたクロムが空気中で酸素と結合して表面に不動態皮膜(不動態?)をつくるため錆びにくいと聞いたことがあります。 腐食の定義を調べたところ 「金属の腐食は酸化還元反応により表面の金属が電子を失ってイオン化し金属面から脱落して行くことで進行する。生じたイオンは酸素により酸化物、水酸化物あるいは炭酸塩(緑青の場合)となり表面に堆積することが多い。」 ここで疑問なのですが、ステンレス鋼の場合も、クロムが酸素と結合して、酸化皮膜を形成しているのに、これは腐食とは全く異なることなのですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#21592
noname#21592
回答No.1

進行するか、ある程度で止まるかの違いでしょう.アルマイトの化学式を書いてみたらどうでしょう、.アルマイト層の下部のアルミ電子は、どうなりますか?

その他の回答 (2)

  • ooooaaadd
  • ベストアンサー率68% (28/41)
回答No.3

大きなくくりとして「酸化」。その中のある現象を「腐食」。別の現象を「不動態(化現象)」。という風に考えればいかがでしょう。

EXILEmoe
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 まだ明確には理解できていない部分がありますが、イメージは結構わきました。 他のお二方もありがとうございました。

  • eqw-102
  • ベストアンサー率24% (93/381)
回答No.2

表面のクロムに酸素がくっついているだけ。 そう考えれば楽かも。 加熱したステンレスは、酸素でまっくろ。^_^; もちろん、脱酸素剤を使えば元通りになります。 もらい錆びをすると、もう錆びは止まりません。 腐食あるのみです。

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