- ベストアンサー
不動態の「緻密な酸化皮膜」って?
不動態の説明で「緻密な酸化皮膜」という言葉をよく見かけますが、この「緻密な」というのにどんな意味があるのでしょうか。 単に「均一な膜になっているわけではない」というだけの話でしょうか。 緻密じゃない酸化皮膜だったら腐蝕する(しやすい)が、緻密な酸化皮膜なら腐蝕しない(しにくい)ということはあるのでしょうか。 さらに極端に言えば「○○という金属が、酸化○○の皮膜を作って不動態となる場合、酸化○○を溶かす液体には一般に単体も溶ける」と言ってしまうことはできるのでしょうか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
関連するQ&A
- 不動態酸化皮膜とは酸化鉄のことですか。
不動態酸化皮膜の事を調べてもどの様な状態の皮膜なのかよくわかりません。腐食の観点からみて、酸化鉄の一部に不動態酸化皮膜があると考えればいいのでしょうか。又、鉄の場合の不動態酸化皮膜の化学式(構造式)はどうなってるのでしょうか。よろしくお願いします。
- 締切済み
- 化学
- ステンレス鋼表面の不動態
ステンレス鋼は、鉄に含有されたクロムが空気中で酸素と結合して表面に不動態皮膜(不動態?)をつくるため錆びにくいと聞いたことがあります。 腐食の定義を調べたところ 「金属の腐食は酸化還元反応により表面の金属が電子を失ってイオン化し金属面から脱落して行くことで進行する。生じたイオンは酸素により酸化物、水酸化物あるいは炭酸塩(緑青の場合)となり表面に堆積することが多い。」 ここで疑問なのですが、ステンレス鋼の場合も、クロムが酸素と結合して、酸化皮膜を形成しているのに、これは腐食とは全く異なることなのですか?
- ベストアンサー
- 物理学
- 銅 自然にできる緑青で不動態??
緑青に関して、wikipediaで 【緑青は、酸素の触れる表面にのみ発生し、比較的脆いため落とすことが出来る上、緑青が金属の表面に発生すると皮膜が生じ不動態となり、内部の腐食を防ぐ効果がある。ブロンズ像は、緑青の皮膜のお陰で長期間原型を留めることを可能としている。】 とまるで天然の緑青が、空気に対して不動態になり、空気中の銅のそれ以上の酸化を 防ぐというような記述があるのですが、これは本当ですか? 不動態形成を狙って意図的(人工的)に酸化皮膜を作る場合 あるいは環境中で経年でそうなるように狙って何かを作る場合と違って 自然にできる緑青程度では緻密さが足りず、銅の酸化を防ぐ能力は無いように思うのですが?
- ベストアンサー
- 化学
- 酸化皮膜・耐薬性向上
ステンレスの耐塩酸効果に関しまして ステンレス18-8の耐塩酸に対して、 高熱処理を行い、酸化皮膜を付けると 塩酸に対する腐食は、高熱処理をする前と比べ向上するのでしょうか? また 熱処理温度は高温な程効果は有るのでしょうか それとも無意味なのでしょうか 酸化皮膜がどのような耐薬性を持つものなのか ご指導ください。 よろしくお願いします。 濃度は20%を努力目標にしてます
- ベストアンサー
- 化学
- 金属皮膜の厚さ限界について
現在科学部でマグネシウムなどの陽極酸化皮膜を課題にしている高校生です。 金属を特定の溶液を浸し電解を行うと、陽極側の金属が酸化して皮膜を作成できるという実験を行っています。 実験結果により、皮膜の厚さは電流を流している時間に比例して決まることを最近知ることができましたが、 顧問の先生の話によると、どうやらただ電流を流し続ければ、とても厚い皮膜になるわけでもないそうです。 酸化皮膜の厚さに限界があるということは本当でしょうか? 可能であれば、その理由も合わせて教えてください。 (個人的には長時間電解液に浸すことで、酸化金属が溶解するのではないだろうか?と考えました。しかし酸化金属を作成し、電解液に長時間浸しても質量はほとんど変わりませんでした。)
- ベストアンサー
- 化学
- 【化学・腐食と酸化は同じですか?】二酸化窒素、二酸
【化学・腐食と酸化は同じですか?】二酸化窒素、二酸化硫黄を含む大気中にある金属は腐食しやすいと書かれていました。 この腐食とは酸化するという意味ですか? 酸化と腐食は違う化学反応なのでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- ステンレス鋼 表面不動態膜の計測方法
ステンレス鋼の耐食性=不動態膜(酸化皮膜)であることは理解するのですが、塗装被膜のように定量的に計測されたものに出会ったことがありません。 大気中にしばらく置いてあれば被膜は自動的に形成されてOK、品質的にも問題なし…というのも分からないではありませんが、昨今のエンドユーザーの要求にはそれでは済まないものが出てくる可能性が多分にあります。 製品の皮膜が形成されているかどうかを簡単に計測できる装置(ハンディタイプ)を、どなたかご存じではないでしょうか? 更に欲を言えば、皮膜には強弱もあるわけですから、その測定機能があるのならば何も言うことはありません。 よろしくお願いいたします。
- 締切済み
- 金属
- 酸化力の強さなどについて
一般に酸化力の弱い酸はどの酸を指すのでしょうか。たとえば、Crの単体は酸化力の弱い塩酸や希硝酸には溶けて、酸化力の強い濃硝酸には不動態をつくると書いてあったのですが、Cuの単体は酸化力の弱い希硝酸では一酸化窒素を、酸化力の強い濃硝酸では二酸化窒素を発生すると 書いてありました。一体希硝酸はどちらなのでしょうか?それに塩酸も強い酸のイメージがあるのですが…。塩酸、硝酸、硫酸などの代表的な酸の酸化力の強さを教えて下さい。というより、これは相対的なものなのでしょうか…? 宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 窒化クロムコーティングの耐腐食性について
はじめまして。質問があります。 ステンレスに含まれるクロム(Cr)は硝酸などの酸化性酸に対しては不動態皮膜を生成するため耐腐食性を示すが、酢酸などの非酸化性酸に対しては溶けてしまうため腐食されてしまうとよく聞きます。 それでは、耐腐食性が向上すると言われる窒化クロム(CrN)コーティングを施すとどうなるのでしょうか? 窒化されているだけで、結局はクロムが入っているので酢酸などの非酸化性酸に対しては腐食されてしまうような気がするのですが・・・ それとも窒素(N)に非酸化性酸を防止するような効果があるのでしょうか? 酢酸ガスが発生する樹脂の成形をしているのですが、パーツの腐食防止コーティングに悩んでおります。 どうぞよろしくお願いいたします。
- 締切済み
- 金属
- 夏ならではの豆腐料理、皆さんは何が一番好きですか。
- 放送中のドラマ「シェアするラ!インスタントラーメンアレンジ部はじめました。」にちなんで、インスタントラーメンアレンジ部名誉顧問に就任されたシェフの脇屋友詞さんからの質問です。
- 脇屋友詞さんへのインタビューも下記からどうぞ!
お礼
「緻密」という言葉は「(肌目が)細かい」という意味としか思っていなかったのですが「行き届いている」という意味もあるんですね。 他にもこういった例はあると思うのですが、どの本を見ても同じような表現をしていたような気がして、ちょっと憤りをおぼえました。 仕事で工業用クロムメッキの製品を扱っているのですが、めっきが冒される条件がよくわからなくて困っていたんです。 これで少しは何かわかるかも。ありがとうございました。
補足
「皮膜=孔の無いもの」と思っていたところが間違いだったんですね。よくわかりました。 私の質問した文の「さらに…」以降で言っている「金属」は、不動態を作る金属のことです。 これも的確に答えていただいて、ありがとうございました。 >一方、もし「金属酸化物を溶解可能な非プロトン性溶媒」というものが めっきの腐蝕の勉強をしているところなので、日常生活で起こりうる溶媒だけについて分かればいいので、 水の場合だけで十分ですし、それ以上は私には理解不能と思うので…