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冷戦が宇宙に関する国際法をどのように誕生・発展させたか

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お礼率 8% (5/61)

核開発は宇宙開発と共になぜ進んできて、また何故宇宙法は慣習法を待たず成立したのでしょうか?更に国・地域による宇宙技術の差はどれほどのものなのでしょうか??
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質問者が選んだベストアンサー

  • 回答No.1
レベル12

ベストアンサー率 33% (259/782)

いくつもの問題がからんでいて、的確な答えとなるかどうか分からないのですが・・・。

1.核開発が宇宙開発とともに進んできた理由
まず、核兵器がヒロシマ・ナガサキの例により、非常に強力な兵器であると認識されるとともに、いかに自国に被害が少なく他国により強いダメージを与えるかという命題の元で、冷戦初期に考えられたのが、無人ロケットによる大陸間弾道弾により敵国に打ち込むという考え方でした。(当時アメリカの爆撃機は核爆弾のような重たい爆弾を長距離飛行して落とすことはできませんでした。グアムや硫黄島など南方海域が陥落したからこそ、日本に来襲することができました。)そのためロケットはソ連も同じですが、開発は軍が主体となっておりのちにNASAができてサターンロケットが登場するまでは、アトラスなどICBMの上に科学目的の衛星等を載せる形がメインでした。より遠い宇宙へ安定して飛ばすことのできるロケットを開発できるということは、遠距離でも大きな被害を与えうる兵器の開発が可能であることに他なりません。

2.宇宙法は慣習法を待たなかった理由
米ソ両国が、他の国(中国・日本・ヨーロッパ各国等)が同様の技術を自主開発し自国を脅かすことを避け、アドバンテージを持とうとしたためというのが妥当な考え方ではないかと思われます。核実験禁止条約が、既に核兵器を「開発してしまっている」国の主導で成立したことと構造がよく似ているのではないでしょうか。

3.国・地域による宇宙技術の格差
宇宙技術は経験の蓄積がエンジニアリングに反映するため歴史がものを言います。ですからアメリカがダントツに抜き出ています。深宇宙開発は当分アメリカの独壇場でしょう。ロシアは財政不足で技術も技術者も科学者も失われつつありますが、サリュート・ミールによる豊富な宇宙滞在経験を今後も生かしつづけるでしょう。
有人宇宙飛行では、当分この2国の技術が世界を支配するでしょう。
ヨーロッパは国ごとではなくヨーロッパ全体がまとまって知恵とお金を出し合ってアリアンという効率性のよいロケットが生まれました。失敗はしていますが、安定した力を持っています。日本は長らくアメリカの統制下にあり、ロケットの肝心な部分をアメリカからのブラックボックスに頼っていましたが、ようやく自主開発がH2Aで花開いてくるでしょう。コストの安さでどこまで迫れるかです。中国も追い上げています。市場参入と軍事力向上が牽引力になっています。その他となると非常に少なくなります。コストがかかる割に蓄積が必要な分野なので、そう簡単に宇宙開発とまではいかないでしょう。ミサイルの開発なら別ですが。また、航空機の開発と重なる部分も多く、その点でも米露欧の3強が強いです。

こんなところでよろしいでしょうか?
お礼コメント
kosae

お礼率 8% (5/61)

本当に有り難うございます。大変参考になります!!!
投稿日時 - 2002-01-09 19:25:52
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