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敬語表現。

翻訳された小説や映画(吹き替えもありますね)のなかで、登場人物たちが日本人からみて違和感のない敬語を使っていますが、これは当然訳者の方々が配慮されているからだろうと思います。 ふとおもったのですが、様々な国の言葉を実際に使っていらっしゃる皆さんからみて、敬語の感覚(丁寧に答えたい時とか、尊敬している人に対する時など)というものがあるのかないのか、よければ例も含めてご説明いただけませんでしょうか? 英語でサーをつける、というのは聞いたことがありますが、目上の人すべてにつけるというのでもなさそうです。どうなんでしょ?

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noname#118466
noname#118466
回答No.1

基本的に敬語という感覚はありません。「来る」という単語は犬が来ても子供が来ても先生が来ても同じです。 英語は人称による動詞の変化がありませんが、ヨーロッパ諸語は「君、お前」の間柄と「あなた、貴殿」と呼ぶ間柄で動詞の変化が違います。また敬意をこめた表現もあります。子供や学生が使う表現と教養ある大人の表現は違います。 敬意の表し方は異なるものの年長者、上位者、まったく知らない人に丁寧に話すことはあり、その場合は日本語でいう敬語を使った表現に当たるでしょう。しかし、単に年長者だから敬語的表現をすることはありません。相手が丁寧な応対をするにふさわしい人かどうかです。 映画や翻訳小説は訳者が出来るだけ違和感がないように用語や表現に工夫をしています。訳者が変われば言葉遣いもがらりと変わる場合があります。よく使われる表現は職業独特の話し方や方言を適当に交える方法です。

max116
質問者

お礼

>よく使われる表現は職業独特の話し方や方言を適当に交える方法です。 これはよくわかる気がします。 小説の登場人物にこれがなければ、均一な人物像しかうかばないですものね。 人々のコミュニケーションがあっての、ことばづかいということでしょうか。 またおねがいします。ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.3

自分と相手と他者の上下関係や状況に応じて細かく敬語表現を使うのは東アジア独特のようです。韓国語は日本語に似ていますが、絶対敬語が使われる範囲が日本語より広いと聞いたことがあります。 印欧系では、直接的な言い方を避けることで、ていねいさや相手との距離感を出しています。 代名詞では、二人称の単数(あなた)は直接的なので複数(あなたたち)を単数にも用いて対象をぼやかしています。これはロシア語などのスラブ系や、フランス語にみられます。英語では単数のthouがすたれて複数のyouが残り,これがあらゆる場合に使われるようになりました。また、三人称を二人称に転用する言語もあります。これも相手を直接指すのをはばかって、「あなたの~」にあたる表現を二人称代名詞にあてるものです。これらでは「あなたの~」が融合したり縮まったりして新しい単語ができました。スペイン語のustedやオランダ語のUなどはこれらしいです。イタリア語のLeiやドイツ語のSieは三人称代名詞の転用ですがこれも直接相手を指すのを避けたのだとおもいます(あいにくこの2つについては詳しく調べたことがないのでお分かりの方がいらしたら補完していただけると幸いです)。 動詞の方では、「~だ、~する」のような断定(直説法)を避けて「(できれば)~するのだが、(よかったら)~してくれませんか」のような婉曲(仮定法または接続法)を用いてていねいさや柔らかさ、時にはよそよそしさを表わします。例えば英語では動詞から始まる普通の命令文より、Will you やWould youをつけた方がていねいですし、I want to と言ってしまうと「~したい」とストレートなのでI would like to 「~したいのだが」とていねいな言い方をします。もちろん状況によりますので、親しい間柄でこんな言い方をすると却って嫌がられることもあります。

max116
質問者

お礼

>自分と相手と他者の上下関係や状況に応じて細かく敬語表現を使うのは東アジア独特のようです。 これは儒教の影響でしょうか。 映画の俳優の話し方を見ていると、 丁寧な表現を使っているようには見えない態度なのに、 字幕の方が敬語になっていると「疑問=今回の質問」が湧いてきますが、 trgovec様の指摘するような表現がそこかしこに混ざっていたんですね。 ところでスーパーやコンビニなんかで買い物すると、 帰りがけに必ず「ありがとう~ました、またどうぞお越し~ませ」というようなことを言われますが、 それに対して「こちらこそ」とか「ああ、どうも」みたな返事をすることはまずないです。(←私の場合は。) こういうのは何なのでしょう? 他言語の文化でもこういう形式的な言い回しをすることってあるんでしょうか? う~ん、当初の意図から離れてきましたので別の機会に質問した方がいいですね。 trgovec様 ありがとうございました。 ことばから少し文化が見えますね。

noname#122289
noname#122289
回答No.2

多くのヨーロッパの言語では敬意の表現として(話しかける相手が一人の場合も)二人称複数形を使います。人称代名詞だけでなく動詞も複数形になります。 ドイツ語、フランス語、スペイン語、現代ギリシャ語などがそうです。(ほかにもあります。専門の方フォローお願いします) ドイツ語だと Sie sind ~. あなたは~です。 に対して Du bist ~. 君は~だ。 といった具合です。 duとSieの区別は日本語のタメ口と敬語の区別とは違います。学生同士だと先輩後輩を問わずdu、神様もdu、店員が子供の客に話すときはdu。 呑み屋で隣に座った初対面の人にSieで話しかけたら「duで話せよ!」と言われました。Sieだと動詞の形が辞書の見出し語と同じなのでドイツ語の下手な外国人には楽なのですが。 英語も昔は常体のthou art ... と敬意表現のyou are ...を使い分けていたのですが、thou artのほうは廃れてしまいました。

max116
質問者

お礼

英語のユーは単数と複数が同じだということを、中学の頃ほんの少しだけ気になったことを思い出しました。 >敬意表現のyou are ...を使い分けていたのですが、thou artのほうは廃れてしまいました。 youは敬語表現だったんですね。 ちなみに体育会系出身としては >先輩後輩を問わず、、、 の部分で理解できないかもしれません。 いや、こちらが理解できても先輩には殴られます(笑) 文化的な話になってきて、ちょっと深い部分にさしかかってきましたね。 深いのかな?(笑) ありがとうございました。興味がでてきました。

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