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ベクトル解析(極座標系でのrot)
極座標で∇×Aの公式を証明したいのですが途中の計算で行き詰っています。計算の方法を教えてください。 省略のためちょっと記号を設定させてもらいます。 基底ベクトルe_r,e_θ,e_φをi,j,k、∂/∂r,∂/∂θ,∂/∂φ,を∂r,∂θ,∂φと書かせてもらいます。 ∇=i ∂r + j (1/r)∂θ + k (1/rsinθ)∂φ A=Ar i + Aθ j + Aφ K という設定で∇×Aを計算しようとしています。 まず∇×(Ar i) + ∇×(Ar j) + ∇×(Ar k)とばらして項ごとに計算しようとしています。 ∇×(Ar i)=(∇Ar)×i + Ar(∇×i) となると公式にあったのですが、Ar(∇×i)の部分をどう計算したらいいのか分かりません。 Ar(∇×i)の部分の計算の仕方を教えてください。それ以前に間違いがあるようでしたらそこを指摘していただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
- 0kenta0
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#1さんも指摘されているように ∇=i ∂r + j (1/r)∂θ + k (1/rsinθ)∂φ としたのが誤りでしょう。 おそらくgradientの式を見て上のように置いたのだと思いますが、一般の曲線座標に対してデカルト座標の計算法を持ち込むのは危険です。 正しいやり方は「微分演算子などの変換則を求めてデカルト座標の表式にぶち込む」これしかありません。 三次元は面倒なので二次元でやりますが、 x=rcosθ y=rsinθ なので、 ∂r=(∂x/∂r)∂x+(∂y/∂r)∂y=cosθ∂x+sinθ∂y ∂θ=(∂x/∂θ)∂x+(∂y/∂θ)∂y=-rsinθ∂x+rcosθ∂y ですね。 これを∂x、∂yについて解くと ∂x=cosθ∂r-(sinθ/r)∂θ ∂y=sinθ∂r+(cosθ/r)∂θ となります。 同じくベクトルの変換則も求まるので、それを ∂xAy-∂yAxに代入すれば極座標でのrotationが求まるはずです。 蛇足ですが微分形式という方法は極めて強力で、どんな座標系でも機械的にgradientやrotation、divergenceが計算できます。(さらに次元がどんどん増えても計算法は全く一緒!) 計算法だけでも習得しておくと便利かもしれません。極座標のラプラシアンすら三十秒で導出できますし。
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- endlessriver
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Ar(∇×i)は (∇×i)=0だから簡単。極座標ではi=erは定ベクトル。 ∇=i ∂r + j (1/r)∂θ + k (1/rsinθ)∂φ が誤りのはずです。 ∇×(Ar i)=(∇Ar)×i + Ar(∇×i) は大丈夫か?
お礼
ありがとうございます。 ∇×(Ar i)=(∇Ar)×i + Ar(∇×i) はAr iをもう少し一般のφA(φはスカラー、Aはベクトル)として計算して確かめたので大丈夫です。 ∇=i ∂r + j (1/r)∂θ + k (1/rsinθ)∂φについてはNo.2のほうに書かせていただきます。
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