• 締切済み

ヘキソキナーゼについて

ヘキソキナーゼ4種類のうち肝臓にあるグルコキナーゼはKm値が5mMと他より大きいですが、これは、他の組織でヘキソキナーゼがグルコースを取り込んだ後、血中グルコース濃度が高くなった時に肝臓がそのグルコースを取り込み、グリコーゲンとするためですか?グルコキナーゼは残ったグルコースの回収の役割を果たしているのでしょうか?ヘキソキナーゼとグルコキナーゼの違いによる意義を教えてください。

みんなの回答

回答No.1

肝臓は身体全体にとって、いわば小腸で吸収された栄養分が通過する関所です。だから、食後吸収された糖を含む血液はまず肝臓を通過するわけですが、そのとき血糖値の高い血液がふくむグルコースをグルコース6-リン酸にして、グリコーゲンにする準備をするのが、グルコキナーゼの役割です。他の組織のヘキソキナーゼは、グルコース6-リン酸に抑制されやすいので、血糖値が高いと作用できなくなってしまいがちです。 質問者の方は、他の組織がグルコースを取り込んだら、血糖値が下がるはずなのに、あがるように書いておられますが、矛盾にお気づきになりませんか?

shiroann
質問者

お礼

回答ありがとうございます。矛盾に気づきました。どうもKm値と血糖値の関係がすっきりしていないために、勘違いしてました。食後は、血糖値が高いため、Km値の大きいグルコキナーゼでも働くことができ、空腹時などは、血糖値が低いため、Km値の小さいヘキソキナーゼが働き、他の組織がグルコースを取り込めるという理解で大丈夫でしょうか?

関連するQ&A

  • 生化学に関する質問です。

    グルコキナーゼとは、肝臓と膵臓に多く存在し、ヘキソキナーゼに比べてKm値が高いので、グルコースに対する親和性が低いがグルコース濃度が高いと速やかに反応します。 ヘキソキナーゼとは体中に広く存在し、グルコキナーゼに比べてKm値が低いので、グルコース濃度が低くても効率よく反応します。しかし、高濃度のグルコースが存在しても一定以上の反応は望めません。 もし仮に、グルコキナーゼとヘキソキナーゼの体内分布が逆であったら、どのような事が生じると考えられますか?

  • へキソキナーゼIVとグルコースに関して

    廣川書店の『レーニンジャーの新生化学第4版(上)』という本(ちょっと要約しています。)には 『・・肝臓の主要なヘキソキナーゼIVであり、それは筋肉のヘキソキナーゼI~IIIと三つの点で異なる。第一にヘキソキナーゼIVが半分飽和するグルコース濃度(10mM)は、血中グルコースの通常の濃度より高い。肝細胞に存在する効率的なグルコーストランスポーターは、サイトゾルと血液中のグルコース濃度をすぐに平衡化するので、ヘキソキナーゼIVはKmが大きいことによって、血糖値による直接的な調節を受けることが可能である。食後のように血中グルコース濃度が高い時には過剰のグルコースは肝細胞に取り込まれ、そこでヘキソキナーゼIVによりグルコース6-リン酸に変換される』とあるのですがそこで疑問があります。(Q)上より「食後、過剰のグルコースは肝細胞にとりこまれる」ということですが、では過剰になっていない残りのグルコースはこの時(=食後)どうなっているのでしょうか?教えてください。おねがいします。

  • 糖質の代謝について

    単糖類・二糖類・多糖類は最終的に小腸もしくは、小腸にいたるまでに種々の糖質分解酵素(サッカリターゼ)によって単糖類((1)グルコース (2)フルクトース (3)ガラクトース)に分解される ↓ 小腸の粘膜を通って吸収され、門脈を通って肝臓(肝細胞)へ至る ↓ 肝細胞で(2)(3)は酵素によってグルコース(ブドウ糖)に変換される 血中のブドウ糖濃度が低下すると肝臓から供給され、増加すると肝臓はグルコースを取り込み貯蔵する 肝臓中の過剰なグルコースはグリコーゲンとなり肝臓に貯蔵され、血ブドウ糖濃度が低下したときにそれを補う 質問(1) 上の文章はあっているか? (2) 血中ブドウ糖濃度の正常値は? (3) 肝臓に到達する前に血中ブドウ糖にはならないのか? (4) オリゴ糖とはなにか? (5) 乳酸(疲労物質)もエネルギー源となるのか? よろしくお願いします!

  • グルコースの代謝と利用について

    以下の二つの質問について調べています。よろしければ解答をいただきたいです。 ・生体が血中のグルコース濃度を一定に保つ必要がある理由 グルコースは細胞呼吸に必要な為、ないとつ困ることはわかりますが、 ありすぎて困るのは具体的にはどういった問題が考えられますか? ・筋肉中のグリコーゲンが直接血中グルコース濃度上昇に寄与できない理由 筋肉細胞はグルコースを最も利用する場所の一つであり、そこで使われてしまう。→血中には行かない。で正しいですか? 宜しくお願いします

  • 生化学教えて下さい

    考え方だけでも良いので、何か教えて下さい。 生体中には、グルコースをグルコース6-リン酸に代謝する酵素にヘキソキナーゼとグルコキナーゼがある。菌組織ではヘキソキナーゼが、肝臓ではグルコキナーゼが働く。ヘキソキナーゼはグルコースが少なくてもよく働き、グルコキナーゼは食事後すぐの血中グルコース濃度が高いような場合によく働く。これら2種の酵素が存在する理由を説明しなさい。

  • グルコキナーゼについて

    過去に類似質問をしたのですが、新たに疑問点がでてきたので質問させていただきたいと思います。廣川書店の『レーニンジャーの新生化学第4版(上)』という本(ちょっと要約しています。)には 『・・肝臓の主要なグルコキナーゼであり、それは筋肉のヘキソキナーゼI~IIIと三つの点で異なる。第一にグルコキナーゼが半分飽和するグルコース濃度(10mM)は、血中グルコースの通常の濃度より高い。肝細胞に存在する効率的なグルコーストランスポーターは、サイトゾルと血液中のグルコース濃度をすぐに平衡化するので、グルコキナーゼはKmが大きいことによって、血糖値による直接的な調節を受けることが可能である。食後のように血中グルコース濃度が高い時には過剰のグルコースは肝細胞に取り込まれ、そこでグルコキナーゼによりグルコース6-リン酸に変換される』とあるのですがそこで疑問があります。(Q1)では、空腹時の場合はどうなるのでしょうか?     (空腹時=血中グルコース濃度低い→?) (Q2)上の文章よりこういう理解でいいのでしょうか? グルコキナーゼはKmが大きい=グルコキナーゼとグルコースが結合しにくい=グルコキナーゼはグルコースで飽和されない(限界までとかされていない)→グルコースで溶かされていない残りのグルコキナーゼは血糖値による調節を受けることができる  たとえば、食後を考える血中グルコース濃度が高いので、過剰のグルコースは肝細胞に取り込まれ、そこでヘキソキナーゼIVによりグルコース6-リン酸に変換される

  • グリコーゲン代謝の分子的解析

    アドレナリンを投与したラットとグルココルチコイドを投与したラットの肝臓と筋肉のRNAを抽出して、RT-PCRをして、1.7%アガロースゲルで電気泳動しました。 PCR反応用混合液は グリコーゲンシンターゼキナーゼ-3β検出用 1200bp グルコキナーゼ検出用 952bp グルコース-6-ホスファターゼ検出用 862bp G3PDH検出用 530bp グリコーゲンホスホリラーゼ検出用 2534bp です。 目的のバンドの有無あるいは濃度を見るというのはどういう事なんですか…?電気泳動の結果から一体何がわかるんですか・・・? どなたか、わかりやすく教えて下さい。 よろしくお願いします。

  • 筋肉と脂肪組織はグルコースに変換出来るか。

    筋肉内のグリコーゲンは、アドレナリンなどの作用により分解され体たんぱく質のアミノ酸(アラニン)がグルコースアラニン回路で肝臓へいき糖新生されると思います。 しかし、筋肉は自身のエネルギー産生だけを目的としてグリコーゲンを合成・蓄積しているので、筋肉のグリコーゲンはグルコースに変換されないと理解していいのですか? それと脂肪組織も、中性脂肪がホルモン感受性リパーゼによって分解されグリセロールになり糖新生されると思います。 しかし、脂肪組織からグルコースは変換されないと教科書にかいてあるんですが、どういうことなんでしょうか・・・。 わかりにくくてすいません。 詳しい方どうかよろしくおねがいします。

  • 生化学の問題です

    5大栄養素に関する記述なんですが、分野としては生化学だと思って質問させてもらいます。 ○×問題です。 筋肉内のグリコーゲンは、血中グルコース濃度の維持には関与せず、筋収縮のエネルギーとして消費される。 これは○であってますか?

  • 薬を飲む時間について。

    経口糖尿病薬ナテグリニドについて。 この薬はSU剤と同じ作用機序で、血中のグルコースの組織への移行を促進して 血中濃度を下げるのですが、飲んで10分位で効き始めるので 食事の直前に飲まないといけない薬です。 なぜならご飯を食べるのを忘れると、血糖値下げるので低血糖になっちゃうからです。 でも、10分で効くならご飯の後でもいいのでは? そのほうが忘れる心配ないのでは? 試験では直前にしないと駄目だそうです。 何故なのでしょうか。 誰かご意見をどうぞお願いします。