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カルビンベンソン回路

カルビンベンソン回路でATPとCO2から有機物を生成するときにCO2が固定されるのはなぜですか? また還元剤であるHはどう使われるのですか?

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  • Sbacteria
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回答No.1

炭酸固定のキーの反応が、 D-リブロース1,5-ビスリン酸(RuBP、炭素数:C5) + CO2 → 2分子の3-ホスホグリセリン酸(C3×2) という過程です。この過程を触媒する酵素がRuBiSCO(一般にルビスコ)と呼ばれる酵素で、地球上で一番多い蛋白質と言われています。 ATPは、回路中の別の反応(2カ所あります)で必要になります。 3-ホスホグリセリン酸(C3) + ATP → 1,3-ビスホスホグリセリン酸(C3) + ADP リブロース5-リン酸(C5) + ATP → リブロース1,5-ビスリン酸(C5) + ADP 下記URLを参考にしてください。 また、明反応でできたNADPH(還元力)も上記回路の酸化反応で使用されます。 1,3-ビスホスホグリセリン酸(C3) + NADPH → グリセルアルデヒド3-リン酸(C3) + NADP+ + Pi 図(http://atman.phy.saitama-u.ac.jp/~ohnishi/calvincycle.htm)を見ながら、反応式を辿ると良いでしょう。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E5%8F%8D%E5%BF%9C

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