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たんぱく質の加水分解

たんぱく質の(アミノ酸へ分解するための)加水分解は水を加えてよく混ぜるだけで一部(少しだけでも)は実現するものなのですか?熱や酸性条件下で行うのが一般的だとは思いますが、、、。どうでしょうか?

  • abcko
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  • aka_tombo
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回答No.3

私ばかりの発言になっておりますが、納豆から粘質物を取り出し、それを試料として使われたのなら生成の仕方によっては小さなポリペプチドやアミノ酸の混入はあり得ると思います。 納豆は大豆にbacillus.subとかbacillus.natto とかを生育させて作りますが、このときに蛋白を消化し、アミノ酸や小さなペプチドも生産します。その後、グルタミン酸を重合してポリグルタミン酸やフラクタンを作り、粘性物質ができます。 微生物が働くときには単一の分解・合成反応ではなく、複数の反応が同時進行しています。ですから、粘質物を取り出してこれを溶解しただけなら、アミノ酸を含んでいる可能性は否定できません。 言い換えればグルタミン酸だけで大豆蛋白ができているわけではないので、ポリグルタミン酸に取り込まれないアミノ酸も存在すると言うことで、文面を見る限りはcrudeな状態の試料を使った結果ではないかと考えます。

その他の回答 (2)

  • aka_tombo
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回答No.2

#1です 「ある蛋白」というのを明らかにするのは問題があるでしょうか?それの純度の問題はありませんか?小さなペプチドの混入とかはないでしょうか?

abcko
質問者

補足

 その蛋白(製造した納豆から得た粘性物質)があるひとつのアミノ酸だけからなるポリマーでできていることはあるのでしょうか?たとえばその粘物質はグルタミン酸のポリマーであるというふうに言われているようですが、それは他のアミノ酸は含んではいないと解釈してよいのでしょうか? 蛋白がアミノ酸に分解されるためには絶対に加水分解またはプロテアーゼによるしかないのですよね,,,,?加水分解されていないコントロールからもグルタミンを含む数種のアミノ酸が検出されたのはどうしてなのでしょうか?グルタミン酸以外のアミノ酸はどこから加水分解されて生成されたものなのでしょう...。大豆....?

  • aka_tombo
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回答No.1

水を加えて混ぜるだけでは無理でしょう。塩酸の存在下で加熱するかタンパク質分解酵素によらないとアミノ酸ないしペプチドにはなりません。 水を加えて加熱すれば、コラーゲンから多少はゼラチンが生成しますが、これはアミノ酸までの加水分解ではありませんね。

abcko
質問者

補足

前にニンヒドリン反応を行ったことがあります。そのとき、ある蛋白を酸加水分解して加熱したサンプルと、何も処理していない同じ蛋白をコントロールとしてシリカゲルプレート上でニンヒドリン反応させました。結果、加水分解はアミノ酸に分解されているから色素斑が検出されるのは納得がいくのですが、コントロールの方は加水分解されていないはずなのに(加水分解サンプルの色素斑よりは薄いものの)色素斑が検出されました。蛋白を水によく溶かすためにかなり激しく長時間振ったりした覚えはありますが、そのときアミノ酸が遊離したとは考えられませんよね、、、? ちょっとしたことでもいいのでお分かりの方がいらっしゃいましたら教えてください。

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