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自己と他者の関係について

私は理系の大学に通っています。しかし心理学の講義を受講していて、討論会があり困っています。議題は自己と他者の関係の社会的比較についてです。このような議題はどのように考えたらいいのでしょうか?自分が他社より劣っていると感じる時はどのような時かを考えたらいいのでしょうか?

  • rabby
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • vincero
  • ベストアンサー率35% (28/80)
回答No.3

 「自己と他者」の関係は、社会的比較から考えた場合。「個人と社会」の関係と言いかえることができます。  「自己=個人」「他者=社会」  社会を形成する上で、法律が必要になるのは既にわかっていると思います。社会では法律に違反すると罪になります。その社会において法律とは善悪の基準になるものです。  善悪の基準とは  「個人」では、罪か罪でないかの善悪の基準をつくることはできません。「個人」が判断できるのは、快か不快か好きか嫌いかなどの主観的なものです。  「個人」で判断できるのは、「快←→不快」などの感覚であり、これを「社会」で考えた場合は不快指数などがあり、そこから多数決で基準が作り出されます。    そこからの「快←→不快」を「善←→悪」とも考えることができます。そのことから、善悪の基準は人間の社会性が生み出すものとわかります。  「社会」にとっての「快」は「善」となり、「不快」ならば「悪」となります。「社会」にとって悪いことを「罪」としていくわけです。  あなた「個人」が判断できるものは快感や苦痛など、好きか嫌いかの感覚的なものであり、それだけで罪か罪でないかの善悪は判断できません。あなた「個人」だけでは、罪は生じないのです。  善悪を生むには、あなたと同じ感覚があり、共通認知ができる「他者」が必要となります。お互いに快感であったり好きなものは善となり、お互いに苦痛であったり嫌いなものは、悪として考えることができるようになります。  あなた「個人」では感覚的であったものが、同じ感覚をもつ「他者」との共通認知により、善悪の基準はつくられていくのです。  討論会での「自己と他者の関係の社会的比較」という議題において、何らかのヒントになれたらと思い書き込みました。頑張ってください。  

rabby
質問者

お礼

とてもわかりやすい説明です。知識がない私でも理解しやすいです。意見を参考にさせていただきます。ありがとうございます。

その他の回答 (4)

noname#185865
noname#185865
回答No.5

心理学はあまり詳しくないのですが、参考になりそうなページを見つけましたのでお邪魔します。 このページの下のほう、ナンバー004に社会比較論の説明があります。(↓) http://nutshell.txt-nifty.com/mind/201/ >自分が他者より劣っていると感じる時はどのような時かを考えたらいいのでしょうか? これについて「自尊感情が高まっている場合や自己向上動機が作用する場合は、自分より優れた他者と比較を行う。このときの比較他者は自分にとって性向のモデルとなり、これを上方比較という。」とあります。 (このページでは「上方」が「情報」と入力ミスしているので注意!) 劣等意識は自己向上心の裏返し、というわけですね。 具体例としては日常生活でいろいろな例が想像できると思います。 「社会的比較が自尊感情に及ぼす影響」という卒論で (http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~tsuchida/thesis00-1.htm) 調査対象の大学生の97.3%が友人の能力を「自分と同じくらい」もしくは「自分より優れている」と回答している、とあります。 この内訳の数字があると良かったのですが、面白い調査だと思いました。 「類似した他者が比較対象となる」場合についてはこちらをどうぞ(↓)。 http://biz.mycom.co.jp/life/regular/maya/bn/0613.html

参考URL:
http://nutshell.txt-nifty.com/mind/201/
rabby
質問者

お礼

参考になるHPを教えてくださりありがとうございます。HPはどれも役立つものばかりでした。ありがとうございます。

  • kobarero
  • ベストアンサー率29% (106/361)
回答No.4

いっそ「教えて!goo」を取り上げてみたらどうですか?「教えて!goo」では単純に知識レベルでの質問と回答のやり取りもありますが、意見の交換、価値観の交換、人生相談的な側面もたくさんありますよね。 「教えて!goo」を通して、他の人の意見と自分の意見の違いがわかり、自分の意見が変容する場合もあるだろうし、価値観の変容もある。また、落ち込んでいたとき、他の人のもっと大変な苦労話を聞いて心が軽くなったり、ストレスが解消されたりで、感情や態度の変容もある。正に「社会的比較」の実証実験現場みたいなもんですよ。 最近はやりのBlogも同じような効果がありますね。これをうまく利用しているのが、楽天などのネット・ショッピング・サイトですね。「自己と他者の社会的比較の心理」を通して購買態度を変容させようとしているのだと思います。 実際、新潟大学経済学部の澁谷覚先生は、「ネット・コミュニティにおける消費者の意見形成プロセス」に関連して「社会的比較」の研究をされています。以下のHPのpapers欄に論文が載ってます。 http://www.s-shibuya.com/

参考URL:
http://www.s-shibuya.com/
rabby
質問者

お礼

身近な視点からの意見ありがとうございます。とても参考になります。

  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.2

社会的比較というのはフェスティンガー言うところの 社会的比較過程(social comparison process)のことでしょうか? だとしたら「他者と自分を比較して序列をつける」というような理解では不十分です。 下記URLにコンパクトな解説があります。 http://www.okayama-u.ac.jp/user/le/psycho/member/hase/education/2003/_3seminar/Festinger01.htm より詳しいことをお知りになりたいなら次の本を探してみてください。 平易に書かれた解説書です。 高田利武(著) 『他者と比べる自分』 セレクション社会心理学3 サイエンス社 http://www.saiensu.co.jp/books-htm/ISBN4-7819-0642-7.htm

rabby
質問者

お礼

社会的比較過程についての解説HPがとても役に立ちました。他者と自分を比較して序列をつけることという理解では不十分でしたので役立ちました。ありがとうございます。

  • keydaimon
  • ベストアンサー率28% (80/285)
回答No.1

私は、理系のものですが、社会的比較という言葉から、例えば、 人間が比較される(順序づけされる)ことで蒙る利益と不利益を考えるのがいいのではないでしょうか。 利益としては、順序付けすることで有能な人が活躍できる。 不利益としては、順序付けすることで、できない人がおいていかれる。など。自分の視点だけでなく、社会の中での人間の役割的なことを議論すればよいと思いますよ!答えなんて無いですから(^^)b

rabby
質問者

お礼

同じ立場の意見をありがとうございます。答えがないというのは本当ですね!ありがとうございます。

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