相関係数と検量線の求め方と使い方

このQ&Aのポイント
  • 相関係数と検量線の求め方がわからなくて困っています。
  • 過マンガン酸カリウム標準溶液を用いて吸光度を測定し、相関分析と回帰分析を行いたいと考えています。
  • 未熟なため、相関係数と検量線の理解が不十分です。助けていただけると幸いです。
回答を見る
  • ベストアンサー

相関係数と検量線の求め方と使い方

相関係数と検量線の求め方がわからなくて困っています・・・。 釘試料0.5gを酸で溶解し、生成したマンガンイオンを酸化させ過マンガン酸イオンとして100cm^3に低要したものを吸光度測定すると0.276でした。 200μg・cm^-3 の過マンガン酸カリウム標準溶液を0,4,8cm^3とり、100cm^3の酸に溶かし、この一部を1cmのセルに入れて吸光度を測定すると 0cm^3時:0.009、4cm^3時:0.335、8cm^3時0.674 この結果について相関分析と回帰分析を行い、濃度をXppm、吸光度をyとし相関係数と検量線を求めなさい。 という問題です・・・。 過去ログを探して似たような問題をみましたが、検量線、相関係数がよくわかりません・・・。自分の未熟のせいもあるのですが、どうか教えてください。

  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数5

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.3

検量線ためには、まず散布図を描きます。散布図の横軸は、標準液の濃度です。  200ppmのものから、0m採ったものの濃度は、0ppmです。4ml採ったときの濃度は、原文のままなら、7.69ppm。8mlの場合は、14.8ppmになります。そのときの吸光度が、0.009、0.335、0.674ですね。  エクセルのA列にX軸の数値になる濃度を、B列にその吸光度を入力します。すなわち、A1番地に0、A2に7.69、A3に14.8を入力します。B1に0.009、B2に0.335、B3に0.674を入力します。  あとは、グラフから散布図を選んで描いて下さい。散布図における回帰式が、検量線になります。  すなわち、グラフのウィンドをクリック>メニューバのグラフ>近似曲線の追加>種類(ここで、高次式を選ぶことも可能)、を確認後、オプションのタグ>グラフに数式を表示する、と、グラフにR-2乗値を表示する、のボックスにチェックをいれれば、グラフ上に回帰式と決定係数が表示されます。  このやり方だと、y=0.0449+0.0028 (r^2=0.9989)になりました。fox19jpさんとほぼ同じ値ですので。おそらく正しく計算なさっていると想います。  相関係数は、0.9989の平方根を計算すればOKです。  あとは、サンプルの吸光度が0.276ですから、y軸の0.276から右に直線を水平に引き、検量線の交点からは、垂直に線をおろして、x軸の交点を読めば、6ppmほどの値がよめます。  yに0.276を代入して、xを求めると、より正確ですが。  あとは、5gのサンプル中のマンガンイオンは、100mlの溶液に全て移り、その濃度は約6ppmなのですから、釈迦に説法でしょう。  厳密には、fox19jpさんの補足にある r=√Σ(Xi-Xの平均)^2 / Σ(Yi-Yの平均)^2 m=(ΣXi-Xの平均)y / Σ(Xi-Xの平均)^2 Yi-Yの平均=m(Xi-Xの平均)  から計算した値と、エクセルの散布図の検量線として扱った回帰式とは、一致しません。  前者は、最小2乗法で計算し、エクセルのグラフは回帰だからです。  現実的には、その差は無視できるくらいなので、実用上は問題ありません。  文字で書くと、表現が貧弱で、分かって下さるかなと不安になり、イライラします。ご不明の点は、書き込んで下さい。

fox19jp
質問者

お礼

的確で明瞭な回答ありがとうございました。 おかげで、エクセルで回帰直線と散布図 を書くことができました。kgu-2さんの計算 と同じで安心しました。どうもありがとう ございます。 こちらも質問等で、文字化けやら打ち間違え やらで、迷惑をかけてすいません。

その他の回答 (2)

  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.2

>残念ながら、検量線を書いた事はありません。 お察しのとおり大学の課題なのですが、手書きで求めろという意味合いが強い 検量線が手書きなら、そのグラフを見て、正否を判断するので、相関係数を求める必要がありません。相関係数は、統計学的処理によって、検量線の適否の判断に使うからです。手書きの場合は、相関係数を計算するのは不可能です。  30年も昔に、10サンプルについて相関係数を場粗紺ではなく電卓で計算しました。キーを1000回くらい打つ必要があり、何度やっても一致しなかったので、諦めました。善意に開始訳すれば、標準液が2つなのは、その点の配慮なのかも。 回答の補足で >KMnO4の体積(cm^3)   0 2    4   6     8 の濃度(ppm) 0 4    8   12    16 の吸光度   0.009 0.175  0.334 0.522  0.674 となっています。が、この中で、2と6は、私の指摘で、fox19jpさんご自身で、その吸光度を測定されたものですね。  大学のレポートであっても、ここまでされていれば、解答に近いものを書き込んでも違反にならないと想いますので。  手では大変なので、エクセルを前提にして、長くなるので、次に書きます。

  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.1

 失礼な問いですが、検量線を描いたことがおありですか。 そのご経験があるなら、あとは、検量線のための横軸の濃度を計算するだけなのですが。  200μg・cm^-3は、200μg/mlの方が分かりやすいですね。cm^3ではなく、mlが化学の世界では一般的です。 >相関係数と検量線の求め方がわからなくて困っています・・・。  検量線は、手書きではなく、エクセルで3年生の学生実習でやらせています。相関係数を求めるには、パソコンがないと無理で、それもエクセルを使えば簡単にできます。ただ、XとYを逆にして計算しないと、ワークシートを作るのが大変です。厳密にはだめですが、実用上は問題ありません。  大学の課題のような印象があるので、回答しにくいのですが、実際には、「試料中の濃度を求めよ」という文章が続くと思うので。そして、この問題は、分かっているようでスッキリしない、という経験があります。それでも4年生になって研究室で実験をやるようになれば、毎日でも行う操作です。 1) 検量線、相関係数の用語が分からないのか 2) 検量線を手書きでも図にかけないのか 3) エクセルでの計算ができないのか を書いてください。  ちなみに、この実験には、欠点があります。私なら「次の方法の欠点を述べよ」の問題にしますが。  第一に、0、4、8mlをとり、100mlの酸に溶かし、は、「100mlの酸で全量を100mlにする」というのが普通です。そのように書いていませんか。さもないと、面倒な計算がいり、そんな意地悪な問題はつくりません。  第二に、0、4、8mlではなく、0、2、4、6、8、10mlとり、それぞれ測定します。  

fox19jp
質問者

補足

アドバイス、ありがとうございます。 残念ながら、検量線を書いた事はありません。 お察しのとおり大学の課題なのですが、手書きで求めろという意味合いが強いようです・・・。 式では r=√Σ(Xi-Xの平均)^2 / Σ(Yi-Yの平均)^2 m=(ΣXi-Xの平均)y / Σ(Xi-Xの平均)^2 Yi-Yの平均=m(Xi-Xの平均) という式を使って求めるそうです。 パソコンで相関係数を求めるやり方もあるそうですが、それが全く解りません・・・。 また、文章には試料中の濃度と含有量を求めよという文章が続きます。 自力で以下の用に求めてみたのですが、あっているか自信がありません・・・。 KMnO4の体積(cm^3)   0 2    4   6     8 の濃度(ppm) 0 4    8   12    16 の吸光度   0.009 0.175  0.334 0.522  0.674 より y=ax + 0.009 200µ cm^-3 =200ppm 2cm^3時:200ppm × 2cm^3 =400ppm・cm^3 ÷ 100cm^3 =4ppm 4cm^3時:200ppm × 4cm^3 =800ppm・cm^3 ÷ 100cm^3 =8ppm 6cm^3時:200ppm × 6cm^3 =1200ppm・cm^3 ÷ 100cm^3 =12ppm 8cm^3時:200ppm × 8cm^3 =1600ppm・cm^3 ÷ 100cm^3 =16ppm となり上記の濃度が出る・・・と思うのですが この値より y=0.0416X +0.009 となり、 釘0.25gを100cm^3に定容して、吸光度 0.276なので そのときは X= 6.2ppm(濃度) よって 6.2×100=620µg 620×10^-6 / 0.25 (g)  ×100= 0.248 %  となりました・・・。 色々、足りない文章でお手数をおかけ致します・・・。 また、吸光度の値を一部訂正しました。 また、「100mlの酸で全量を100mlにする」という指摘ですが、僕も思いましたが、そのまま100mlの酸にとかす。としか書いてありません。おそらく課題の方が間違えていると思います…。

関連するQ&A

  • 相関係数と回帰分析

    大学でSPSSの使い方の授業を受けていますがわからないことがあるので教えてください。 私は都道府県別のコンビニの数について調べようと思いました。 ・コンビニ数と人口 ・コンビニ数と県民所得 ・コンビニ数と県内総生産 という3つの関係について調べています。 先生から教えていただいた内容ですと・・・ 相関係数を求める⇒回帰分析を行う⇒t検定をする という順番で分析すると教えて頂きました。 しかし、この場合は、 相関係数は3つそれぞれ求めてから1度の重回帰分析をしたらよいのか、それともそれぞれを回帰分析したらよいのかわかりません。 また、相関係数を求めて相関がない(0)となった場合であっても回帰分析は行うものなのでしょうか? SPSSは勉強開始したばかりなのでなかなか理解できません。 また、分析の仕方についてアドバイスありましたらよろしくお願いします。 どうか教えてください。

  • 検量線の回帰式について

    濃度    50 100 200 300 400 500 吸光度(A) 0.123 0.175 0.278  0.399 0.511  0.635 これの検量線の求め方と相関係数αの求め方を教えて下さい。

  • わかりません・・・。教えてください・・・。

    鉄鋼試料0,425gを酸に溶かして過マンガン酸イオン(←分子量118,92)に酸化した。この溶液をメスフラスコで100MLまで希釈し、2,0cmのセルを用いて520nmで吸光度を測定したら0,80であった。520nmにおける過マンガン酸イオンのモル吸光係数は2235である。鉄鋼中のMn(←分子量54,94)のパーセントを計算しなさい。 考えても全くわかりません・・・・。 よろしくです!!!

  • ロジスティック回帰式についての相関係数や決定係数?

    ロジスティック回帰分析についても相関係数や決定係数というのはあるのでしょうか?

  • 二酸化窒素の体積(μl)と吸光度の検量線の作成

    二酸化窒素標準溶液を 0.16μg/ml,0.32μg/ml,0.48μg/ml,0.64μg/ml,0.80μg/ml と段階希釈し、吸光度と濃度の検量線を作成しました。 しかし設問は二酸化窒素の体積と吸光度の関係で、 これ以降の設問にも[検量線から求めた分析試料溶液中の二酸化窒素の体積(ml)]となり、 検量線作成に使用した標準溶液中の各段階の二酸化窒素の体積(μl)が解らないと先に進めません。 二酸化窒素の体積の求め方を教えてください、お願いします。

  • Caイオンの定量について

    検量線の作成について 直線回帰(最小二乗法)にて検量線を作成してください!お願いいたします。 この実験では、0、1、2、4μg/mlCa溶液の吸光度を測定しました。分光光度計を用いた測定結果を以下に示します。 0μg/mlCa溶液 =0.41 1μg/mlCa溶液 =0.60 2μg/mlCa溶液 =0.77 4μg/mlCa溶液 =0.91 1/100試料溶液 =0.11 1/10000溶液 =0.63 よろしくお願いします! 1/10000濃度の溶液のCa濃度も教えていただけませんか。またもとの溶液のCa濃度も教えてください。それから、できればでいいのでここで生じた着色物質(錯体)のモル吸光定数は520nmにおいて16000lmol^-1cm^-1であったとき、この値から調製した1/10000濃度の溶液のCa濃度を求めてくださいませんか。

  • 検量線の作り方

    0.05mol硫酸銅溶液2.00mlを、メスピペットを用いて100mlのメスフラスコにとり、これに6molアンモニア水を加えて振り混ぜる。さらにイオン交換水を加えて100mlとする。この発色液の吸光度を比色計で測定する。引き続き、硫酸銅溶液を4.00,6.00,8.00,10.00mlずつメスピペットでとり、まったく同様に発色させて吸光度を測定する。 さらに、銅濃度ゼロつまりアンモニア水とイオン交換水の場合もその吸光度を測定する。 と、いう手順で実験しました。 得られた結果は 硫酸銅    吸光度 2.00ml   0.05 4.00   0.12 6.00   0.18 8.00   0.25 10.00   0.31 イオン交換水  0 アンモニア水  0 となりました。 縦軸を吸光度、横軸を銅濃度として検量線を作りたいのですが、作り方がわかりません。 どなたか教えてもらえませんか。お願いします。

  • 基本的なことで恐縮ですが、回帰分析で算出される偏回帰係数と相関係数は、

    基本的なことで恐縮ですが、回帰分析で算出される偏回帰係数と相関係数は、算出根拠がどのように違うのですか?

  • 相関係数,寄与率の記号について教えてください.

    単相関係数はr,寄与率はr2,重相関係数はR,寄与率はR2で示すものと考えていました.エクセルの分析ツールにおいて,回帰分析を行うと,結果の欄には一次回帰分析の場合にも重相関係数R,寄与率R2と示されているのですが,なぜでしょうか.

  • データの回帰分析と相関係数(R, R2値)

    Kaleidagraphでグラフをプロットした後回帰分析を行うと、近似曲線の式とともにR値(相関係数)を表示します。この値が1に近いほど測定データと近似曲線が一致しているというように解釈していますが、これで正しいでしょうか? また、相関係数にはR2値というものもありますが、これとR値との違いは何でしょうか? よろしくお願い致します。