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洋楽を聴くようになったきっかけ

noname#1806の回答

noname#1806
noname#1806
回答No.21

私の場合は、もろ「GS」と「ベンチャーズ」でしたね。初めて買ったLPとなると、小学4年の時に買った某GSのものなんですが、洋楽となると多分もう少し後、小学5年の時に買った、ベンチャーズの『ライブ・イン・ジャパン』('65年のライブ)だろうと思います。 GSを含めた60年代後半の「和製ポップス」という、今の人が聞くと「?」となってしまうような言葉がさかんに使われていた頃の音楽。ブームの後半は腰砕けになってしまいますが、そのブーム初期というのは、田舎の小学生にとってはかなりの衝撃でした。何というか、その向こうにある「西洋」を感じたのですね。 今にして思えば、あの時に初めて「ロックっぽいもの」を感じたということなのでしょうが、言ってみれば、50年代にエルヴィスが腰を振って登場し、60年代にビートルズが髪を振って登場して世間に与えたショックを、私はGSを通して(かなり歪んだ形ではありますが)疑似体験したわけですね。ですから基本的に彼らがレコードでカヴァーしたり、TVで演奏していた曲が、洋楽への入り口となりました。 当時、ビートルズはすでに『サージェント・ペパーズ』まで行っちゃってましたから、GSがカヴァーしていた(出来た)曲は少なく、またレコード店でシングル等を見ても、そのジャケットの顔写真はヒゲ面で、子供の目からすれば、ひどくオッサン臭く感じられました(特にジョンの顔は恐かった)。ですから、ストーンズの方が(ルックスが)兄ちゃんぽくてカッコいいように感じたものです。 当時ビートルズにさほど注意を払わなかった理由の一つとして、ベンチャーズのビートルズ・カヴァーが非常に少なかったことがあります。ご存知の通り、少なくとも60年代においては、ベンチャーズはアメリカのヒットチャートに上ったナンバーを片っ端からカヴァーしたバンドでしたが、それにしては数えるほどしかビートルズを取り上げておりません。小学生の頃は、ベンチャーズのLPに入っていた曲を、ライナーに書いてあるオリジナルアーティストのシングルをレコード店で探して、それを聴かせてもらって気に入ればそれを買う、なんてこともやっていましたので、結局ビートルズをまともに聴くようになったのは、中学に入ってからの事でした。 それからは、小学高学年の頃に出始めた、コロムビアのダイアモンドシリーズや東芝のセラフィムといった、クラシックの廉価盤を聴き始めたり、兄が買ってきたタンゴとかラテン、映画音楽やイージーリスニングを聴いて、そのオリジナルというか「歌入り」盤があればそれを探して聴く。中学以降はビートルズ、ハードロック、ソウル、C&W、70年代半ばのグラフィティ・ブーム(?)に乗っかって復刻されたオールディーズ等々を雑多に聴いて行きます。 ジャズは昔NHKでやっていた「世界の音楽」という番組で見た、ディジー・ガレスピーの姿に(というかあのほっぺたに)仰天して以来、ちょっと避けていたのですが(あと当時よく言われたように、難解な音楽という先入観もありました)、高校の頃にジム・ホールの『アランフェス』だったか、ビクターでContemporaryの廉価盤が出たうちのシェリー・マン『マイ・フェア・レディ』の、どちらかがきっかけになって聴き始めたと思います。この辺はクラシックとか映画に接してなかったら、聴かず終いだったかもしれませんね。 日本のものもティン・パン系とかを始めとして、よく聴いていました。もちろん歌謡曲の類も人並み以上(笑)に聴いてました。大好きなものもいっぱいありましたし。 現在は、新しいものに自分から積極的に触れようとしていないので(レンタル店にも行かなくなりました)、新譜はたまに通りかかった時に流れていて「いいな」と思ったもの位しか買うこともないし、とにかくリイシューしか買わなくなりましたね~。ラジオやTVで流れているヒット曲をちらっと聴いて、「何じゃこりゃ?」と思うことも少なくありませんが、私のスタンスとして、まず「売れているものを否定しない」、もしくは「否定することから始めない」ことにしております。少なくとも文句を言うのなら、ちゃんと聴いてからにする。でも大抵は面倒なので、聴かない代わりに発言もしない、で済ませることが多くなっちゃいましたねえ(反省)。一旦「否定」し始めたら、それはそれで大変なんですが(笑)。

noname#1019
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 皆さん洋楽を聴くようになったきっかけは人それぞれですね。私が洋楽を聴き始めた頃はベンチャーズはもっと年上の人が聴く音楽という位置づけになっていたので、レコードは買わなかったです。でも数年前に山下達郎がFM番組の中でベンチャーズのクリスマス・パーティーというのを絶賛していたので即買いました。良かったです。毎年クリスマスになるとこのアルバムとジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」を聴くことにしています。 私も「売れているものを否定」はしません。ただ何故売れているのかが理解できないものがたまにあるだけです。別にそれ以上追求する気はありませんし、そんな暇があったら好きなCDを引っ張りだして聴いていた方がましです。 例えば私の82歳の父親にトッド・ラングレンの「A Wizard, A true Star」を聴いて楽しでくれと言っても通じないのとおんなじですね。

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