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年金を払いたくない。てか絶対に破綻になりませんか?

noname#11476の回答

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noname#11476
noname#11476
回答No.1

まず基本的なことから説明しましょうか。 <年金の前に経済の話> インフレリスクというのはご存知ですか? これは100万円預金しておいても、将来には貨幣価値がかなり下がるので、たとえば30年後に利息付で受け取りそれが120万だったとしても、貨幣価値が今の1/2になっていれば、今の価値に換算して60万程度しかないというような話です。 定期預金のようなものですと、長期的には金利はインフレ率を下回るので上記のような話になります。 (それゆえリスクのある株式などへの投資が重要になります) まずはこれを念頭に入れてください。 <年金の話> まず国民年金からいきましょうか。 現状の制度を続ける限り給付がないということはありえません。 理由は簡単で現在でも税金から1/3、近い将来には1/2補填することが決まっています。 つまり原資はあるのです。 ただ少子化の為に支える人が少なくなるので、給付金額は今ほどお得にはならないでしょう。 ちなみに今受け取っている人たちですと、平均寿命まで生きたとして支払った保険料総額の5倍以上のお金を受け取ります。(終身年金なので長生きするほど貰う金額は比例して大きくなる) というわけで、実は国民年金の方は非常に困った状態というわけではありません。 むしろ厚生年金の方があまり税金の補填を受けていないので(少しは貰っています)、支えきれるだろうかという疑問を投げかけられています。 で、今のところ総保険料(半分会社、半分個人負担ですが、それを足し合わせたもの)に対する給付については、政府は平成2年生まれで多少下回ることを認めています。(こちらも終身年金なので平均寿命まで生きたとして計算)(それ以前の人、つまりご質問者などはまだそれほどでもないです) ただ保険料の個人負担分よりは上回るという話です。 ここで注意点はこの下回るとか上回るというのは、金額そのものではなく、そのときの貨幣価値に換算してという意味です。つまり30年後に貨幣価値が1/2になるとしたら、金額的には2倍受け取るということです。 ただ政府の見通しは甘いと指摘する人たちは沢山いて、私もそれに同意していますが、まあそれでも支払い保険料の1.5倍程度は受け取れそうです。(某民間経済研究所の試算から) インフレリスクがヘッジされていて(平たく言えばインフレになればその分金額が増えて影響しないと考えてください)1.5倍であれば、現金を受け取り自分で財テクするよりは安全確実だし、平均寿命より長く生きれば間違いなくお得になるのだから、非常においしい投資先には違いありません。 更に言うと、国民年金や厚生年金などには障害年金と遺族年金の保障までついているので、これだけでも民間の生命保険などでまかなおうとすると今の保険料の半分以上の出費は必要でしょう。 そう考えると、これは少子化の為にかなり価値は下がったものの、他の民間にある金融商品より以前としてかなりお得で「買い」であると思いますね。 どうせこの先公的年金だけでは豊かな老後には決してならないのですから、ここは一つ色んな投資や金融商品の勉強、そして色々ご自身でも試算してみて、財テクのスキルを身につけて見てはいかがですか? そうすれば、私のいう話ももっと理解できるでしょう。 ちなみに現在の所年金財政では支払っている保険料の一部は現役世代に行きますが、収支は+なのでそれ以外は貯蓄に回り投資されています。利率は年4%というかなりよい利率で運用されていますね。(最近引き下げられたようですが) 今のところの貯蓄残高は兆円単位になっています。今保険料値上げをしているのは、今のうちにこの貯蓄残高を更に増やして、将来取り崩すことで現役世代の負担が過大にならないようにしようという作戦です。 ただ先に述べたインフレヘッジとして最も有効なのは、ご質問者もご存知の世代間扶養方式なので、その部分も重要ではありますけどね。

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