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ステアリルアミンを溶かす溶媒について
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物質の溶解には易溶性の溶媒を選ぶ、過熱するという手段をとります。 ステアリルアミンは融点が高いので少なくとも融点以上に過熱することが必要です。 ステアリルアミンは界面活性物質とはいえますが通常界面活性剤というのは溶媒(多くは水)によく溶けることが必要でその点、水に対する溶解度が低い物は界面活性剤とは言いません。 ステアリルアミンも塩酸塩にするとかなり溶解度が増加します。 その時点では界面活性剤といえるようになります。 ちょうど石鹸は界面活性を示しますがカルシュム塩になると溶解度が殆どなく界面活性を失うようなものです。 ステアリルアミンは毒性もあり粘膜に炎症を生じます。 皮膚につくと爛れますから取り扱いは注意が必要です。 これはアルカリが皮膚についたのと同様なのですから。
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- c80s3xxx
- ベストアンサー率49% (1631/3289)
昔,ステアリルアミンでLB膜を作ったことがあります. 純水の上で単分子膜を作る程度には界面活性です. そのときの溶媒はクロロホルムかクロロホルム-ベンゼンだったという記憶が.
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
>>「界面活性剤としても用いられますが塩酸塩の方が使いやすいかもしれません。」 >>というのは、よくわかりません。 >>ステアリルアミンの塩酸塩が界面活性剤として使いやすいという意味でしょうか? はいおっしゃる通りです。アンモニウムイオン状態にすると両親媒性が顕著になります。アミンだけでは親水性が足りません。水相が酸性なら両親媒性をはっきり示します。(って同じ現象の言い換えですね)^^; 塩酸塩を例にしたのは売っているからです。(笑い)
お礼
非常にわかりやすい回答で、大変参考になりました。 ありがとうございました。 ところで、皮膚につくと大変とおっしゃっていましたが、固体の状態でそんな毒性を示すのですか? あまり気を遣っていなかったので、気をつけます。
- Kemi33
- ベストアンサー率58% (243/417)
以前に類似質問があった様です。 ・http://oshiete.eibi.co.jp/kotaeru.php3?q=99440 QNo.99440 ステアリルアミンどんな性状でしょうか エタノールに対するステアリルアミンの溶解度は出ていませんが,ANo.#1 の方が『20倍程度のメタノールには溶けます』と書いてられます。 また,『白色の蝋状の塊』で『【融点】50-52 ℃【沸点】349 ℃』とありますから油(液体)ではないですね。そして,『陽イオン界面活性剤の製造原料』で「界面活性剤」ではないようです。
補足
回答ありがとうございます。 実は、リンクURLを見てからこの質問を書いております。 それで、エタノールにいまいち溶けたように思えなかったので、エタノールに対する溶解度が結構低いのかと思い、質問してみました。 もちろん、手元にあるステアリルアミンは白色固体なので、液体でないことはわかっています。 ただ、油性のものなのか、界面活性剤なのか、よくわからなかったものなので・・・ そもそも私の中での界面活性剤の定義は両親媒性物質(親油性と親水性えお両方持つ)なので、「水にとけずに親油性?」がよくからないのです。定義の仕方が間違っているのかもしれません。 調べた本では、「ステアリルアミンのような界面活性剤の希薄溶液(エタノールに可溶)を・・」と書いてあって、それを元に実験していたのが、どうもうまくいかず、質問に至ったというわけです。 長々と書いてしまって申し訳ありませんが、何かアドバイスがあればお願いします。
ステアルアミン、1-アミノオクタデカン、C18H37-NH2、分子量269.51、CASレジストリNo.124-30-1、融点50-52℃、沸点349℃、親油性、人体などに対し腐食性の強いアミン。 親油性ですのでヘキサンに溶けるかも。ベンゼン、ジクロロメタン、酢酸エチル(薦めない)、アセトン、に可溶だと思います。エタノールへの溶解度のデータは入手出来ませんでした。--;) 界面活性剤としても用いられますが塩酸塩の方が使いやすいかもしれません。 油性の固体です。膚に付くと大変。経験あり。
補足
早速の回答ありがとうございます。 素人なもので、 「界面活性剤としても用いられますが塩酸塩の方が使いやすいかもしれません。」 というのは、よくわかりません。 ステアリルアミンの塩酸塩が界面活性剤として使いやすいという意味でしょうか? あと、疑問に思ったのは、界面活性剤とは両親媒性物質の事だと思うので、親油性と親水性を両方持つということですよね。 それで水に溶けずに親油性だと言う事は、界面活性剤ではないと言う事なのでしょうか。
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