コスミドとは?DNAベクターとしての役割を解説

このQ&Aのポイント
  • コスミドとは、λバクテリオファージのDNAの性質とプラスミドの機能を組み合わせたDNAベクターのことです。
  • コスミドは大容量情報を組み込んだプラスミドであり、ファージの形で大腸菌に入り込んでプラスミドとして作用します。
  • コスミドにはCOS部位と薬剤耐性の部位、複製開始地点のoriが存在しますが、COS部位は大腸菌の体内でファージの体のパーツを頭部に戻すために認識される役割があります。しかし、コスミドはプラスミドとして働くため、COS部位は必要ありません。
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ベクターとしてのコスミドについて

はじめまして 先日の授業で「コスミド」というλバクテリオファージのDNAの性質とプラスミドの機能を合わせもった「DNAベクター」と習いました。大容量情報を組み込んだプラスミドは大腸菌へ込みめる確率がへるので、ファージの形で入って体内でプラスミドとして作用させるものだともいってました。 形を見るとCOS部位と薬剤耐性の部位と複製開始地点のoriをもつものだそうで…ですが、このCOS部位は必要ないのではと(何故いるのかがわかりません) λファージではこのCOS部位は大腸菌の体内で増えたファージの体のパーツを頭部に戻すために認識されるところだそうで、でもコスミドは大腸菌へ感染する最初はファージで感染後の大腸菌体内での増殖では、タンパク質(体)をつくる情報がないので体は出来ず、プラスミドとして働くとありました。とすると、やはり認識する必要がないので、COS部位はいりませんよね?^^; でも、このCOS部位は片方の12塩基が長く飛び出た形をしていて、DNAにより?1本の形のλファージのDNAが(ファージはRNAだたったかな)両端がくっついてリングの様な円形になる事ができるそうです。 で推測なのすが、この「コスミド」の場合はファージのDNAを頭部のパーツに入れる意味ではいってるのではなく(体が出来ないので不必要)本来の目的である、プラスミドにする為に(環状)に戻すためにつかわれる部位・で良いのでしょうか? 1、ファージの方が組み込みやすい(情報は1本鎖) 2、プラスミドは多いと入れない(情報は環状) コスミド ファージ(1本鎖・誤魔化す)入る→体内でプラスミド(環状・本性現す) 簡単に書くとこうなりますが…教科書には全然書いてませんのでTTどうかお助けを…遺伝子の勉強って面白いけど難しいTT

noname#16191
noname#16191

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

コスミドは、ファージ粒子の中に格納した形で大腸菌に感染させますよね? ということは、使用前(感染前)にファージ粒子の中に格納させる必要があるわけです。 それには、COS領域が必要になりますね。 一旦感染してしまえば、あとは、プラスミドとして保持されますから、COS領域は用済みですが。

noname#16191
質問者

お礼

お返事有難うございます。使用前にですか?すると、感染後、1本に見えるプラスミドは自分で勝手に円形になるのでしょうか?すでにファージ内で環状でも問題なくファージの中にいれば感染できるのなら後に働くためのCOS部位はいりませんね^^;うーん教科書には馬蹄形でプラスミドが書かれていて、これは円形?ひも状?の謎が解けません。休み明けに早急に先生に聞いて確認してみます。それまで「使用前」というご意見で覚えておく事に致します^^よしがんばるぞー。

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