• 締切済み

アイ・ロボットのストーリー

少し古くなりますが、アイ・ロボットはなかなか楽しかった。アシモフの原作のエッセンスをうまく取り入れたストーリーも良かったし。 ただ、一点納得できないことがあります。 物語の最後で主人公たちがマザーコンピュータVIKIを破壊してしまいますよね。でも、VIKIが犯人であることがわかった時点で、警察本部に連絡して、VIKIの電源供給あるいは外部との通信回線を遮断してもらえば済む話だと思うんですが。高価なコンピュータを破壊したらもったいないし、反乱を起こした原因の究明もできなくなりますしね。 なにか、そうできない理由があったんでしょうか。(いくら娯楽映画だからといって、そこらへんの理屈をはっきりさせてもらわないと、アシモフさんが泣きます。)アシモフのアイ・ロボットではなく、映画アイ・ロボットの原作があって、それについて、描かれているんですか?誰か知っている方がいればお教えください。

  • 洋画
  • 回答数2
  • ありがとう数2

みんなの回答

回答No.2

VIKIがラニング博士殺害の犯人だと判明したとき、主人公デル・スプーナー刑事やロボット心理学者スーザン・カルビン博士は、U.S.ロボテック社のビル内にいました。  そもそも、ラニング博士が死をもってスプーナー刑事にメッセージを送ったのは、博士の行動の全て一挙手一投足が、VIKIによって監視されていたからです。  となると同様に、ビル内の主人公達の行動もVIKIには全て見えていたので、viento-vientoさんが主張するような方法は不可能で、結局のとこと武力に訴え、VIKIを物理的に破壊するしかなかったのではないでしょうか。  蛇足ですが、 インターネットの起源は、米軍が戦争状態で軍事拠点攻撃されても貴重なデータが破壊されないように、ネットワークを構築してデータを散在させようとしたことです。 VIKiに生存本能のようなものがあれば、社外のネットワークに自信の複製を作っておきそうなものですが、そうなっていない事の方が不思議です。  でも、そこまで考えたらエンターテイメントとして楽しめなくなってしまうのでしょうね。 むしろ、そうなると困るからこそ、高価なコンピューターでも暴走した以上は破壊しなくてはならない、というふうに解釈しましょう。

参考URL:
http://www.foxjapan.com/movies/irobot/_flash/shell.html
viento-viento
質問者

お礼

ありがとうございます。 >そもそも、ラニング博士が死をもってスプーナー刑事にメッセージを送ったのは、博士の行動の全て一挙手一投足が、VIKIによって監視されていたからです。 そうでしたね。ストーリーの肝心なところを忘れていました。 ところで、VIKIというのは、いろいろホームページを調べたところ、Virtual Interactive Kinetic Intelligenceの頭文字をとったものらしいのですが、いったいどういう意味なんですかね。

  • p9fos
  • ベストアンサー率54% (20/37)
回答No.1

この作品はもともと、ジェフ・ビンターという脚本家が書いた「ハード・ワイヤー」という脚本が原型になっています。 この脚本は、ロボットが三原則を無視して殺人を犯し、その謎を解くというものでした。 この脚本の映画化を依頼された監督のアレックス・プロヤスが大のSFファンだったため、この脚本を元に、「われはロボット」の一編のような話にしようということで(そもそも「われはロボット」は短編集ですし)脚本家 アキバ・ゴールズマンとともにストーリーを練り直し、 製作されたのが「I,ROBOT」なのです。 ですから、アシモフ作品と密接な関係があるかといえば、もちろんそのエッセンスは取り入れられているものの、ちょっと違うということになります。 実際映画でも、「原作:アシモフ」ではなく、「inspired byアシモフ」といった表記になっていたはずです。(正確なところはちょっと失念しましたが) 出来上がった映画にオリジナル脚本がどの程度活かされているのかはわかりませんが、どちらにしろあまり深く考えないのがよろしいかと思います。 ただ、好意的に解釈するならば、警察無線も、電源供給システムもVIKIに押さえられてしまい手が出せなかった、ということも言えるかもしれません。 なお、監督のインタービューが載っているページがありますので、詳細はそちらを参考にしてください。

参考URL:
http://www.eiga.com/special/irobot/02.shtml
viento-viento
質問者

お礼

どうもありがとうございました。 やっぱり、VIKIを破壊しなければならない必然的な理由はないんですかね。VIKIが黒幕だとわかるまでは、とっても面白かったのに、悪役ぶっ壊してめでたしめでたしじゃ、ただのハリウッド映画じゃねえか、という気分です。 同じアクションシーンで締めくくるにしても、スプーナー刑事とカルヴィン博士とロボットのサニーが協力してVIKIを精神的に撹乱し、最後にVIKIを思考停止状態に陥れる、とか、スラップスティックの要素があったら、もっとアシモフっぽくで良かったのに、と無いものねだりをした次第です。

関連するQ&A

  • アイロボットについて

    公開してすぐに観たのですが未だに解決出来ない疑問が三つ有ります。 1・ラストシーンが、夢の複線も含めて意味不明。ロボットの自立が示唆されているとも思えないのですが…。 2・一番最初の博士殺害ですが、三原則が全く機能していないのは何故か?劇中で確かに三原則を全く無視出来るロボットであるというフリは有りますが、他の明らかにホストコンピュータの支配下に置かれたロボット達とは状況が違うように思われます。 3・この作品、アシモフの嫌いなフランケンコンプレックスが月並みな形で前面に現れていますが、何故この様なストーリーでの公開となったのか、原作者としてのアシモフの反応はどうだったのか、御存知の方いらっしゃいましたらお答え下さいまし。  映画としてはそれ程観るべき所は無いものの、良くあるSFアクションとしてはまあまあ面白かったかと思います。ただ、私はそれ程コアなアシモフのファンと言うわけでは有りませんがたまたまロボットシリーズを少々読んでいたので疑問が湧きました。何故にこの作品が「アイ・ロボット」なのか?私の読んでいない原作等からその答えが推測出来るのかも知れませんが…。宜しくお願いいたします。

  • 映画で登場する女性が原作より若い美人に描かれるのは

    アメリカ映画でウィル・スミス主演の『アイ、ロボット』というものがありました。これはアイザック・アシモフの原作から映画化したものですが、原作とはまったく違っています。 特に違うのは、ロボット心理学者のスーザンキャルビン博士です。 アイザック・アシモフの原作本では、スーザンキャルビン博士は年配で女性的魅力にとぼしい女性として描かれているのですが、映画『アイ、ロボット』では、若くて美人の女優が演じていて、映画の中でシャワーを浴びるシーンがあったりして、性的魅力のある女性と描かれているのです。 それはなぜですか? なぜ原作の女性的魅力にとぼしい中年女性が、映画では若い美人になるのですか?

  • SFがAI(ロボット)の反乱を描くのはなぜ?

    SF(小説、映画その他)がAIやロボットの人類への反乱を描くはなぜだと思いますか? 科学者にいわせると、根拠のない妄想と一笑に付されます。 でも、わたし自身もそういう創作物はかなり好きですし、エンタメでは一分野を形成してますよね。ということは、多くの人の支持を得ているということで、単なるフランケンシュタイン・コンプレックス(アシモフの造語?)では片付けられない気がします。 その理由は何でしょう? いろいろなご意見をお待ちしています。 あ、個人的には将来、対AI戦線(別名・人類解放同盟)の戦士になる予定(笑)

  • 人と人ではないキャラクターとの触れ合いを描いた映画

    人ではないキャラクター(ロボットなど)が、物語の中で人と同じような感情を芽生えさせる、そんな映画、小説、漫画がありましたら教えてください。 既に見たことがある作品は下記の通りです。 映画------------ ブレードランナー アンドリューNDR114 メトロポリス(1927年のもの、手塚治虫原作のアニメ 両方見ました) アイ ロボット A.I. シティ・オブ・エンジェル 小説------------ われはロボット ロボットの時代 鋼鉄都市 (アイザック・アシモフの作品は、ロボットが感情を芽生えさせる・・・とは違いますが一応書いておきます) 漫画------------ 火の鳥 攻殻機動隊(このシリーズは映画、TVアニメ全部見ました) アフター0 マイフェアアンドロイド ---------------- 是非皆さんのお勧めを教えてください。よろしくお願いします。

  • 誰もがノホホンと暮らせる日は来るのでしょうか

    最近思います。 人は色んな物を発明し、それに振り回されていると。 例えを挙げれば、コンピューターが発明されその技術は日進月歩です。 しかしその一方で、システム屋さんはやれシステム障害だ、やれ新システムだと、コンピューターに振り回される生活です。 他の職業でも、人間関係やストレスで精神疾患にかかる人が増えています。 誰もが何も気にせず、好きな事だけをして暮らせる日は来るのでしょうか。 芸術に打ち込みたいなら好きなだけ打ち込んで、家でゴロゴロしていたいなら好きだけゴロゴロして、菜園をやりたいなら好きなだけ・・・・。 人がやっていた生産活動は全てロボットが行い、ロボットの設計も修理も全てロボット。 人はロボットが生産したものを享受して生きる。 昔、「ドラえもん のび太のブリキのラビリンス」という映画がありました。 人は何もかもが面倒になって、ロボットを発明するロボットを開発し、人は何もしなくても良くなりました。 しかし、この映画ではロボットを発明するロボットが反乱を起こしロボット帝国を作り上げ、人は収容所に押し込められました。 この映画でもし、反乱が起こらず人に与するだけのロボットだったら、人は何もきにせず好きな事だけをして暮らしていけたのかなぁと、羨ましく思ったものです。 『ロボットが生産活動を全て行い、人は何も生産活動をしなくても好きなことを好きなだけやって暮らせる』 そんな社会が来ますでしょうか。 それとも人は人類が絶滅するまで、あくせく働かなくては生きていけないのでしょうか。

  • アイ ロボット

    タイトルの映画で、ウィル・スミスが最初のシーンでシャワーを浴びながら、口ずさみ聞いている曲について知りたいです。 曲名と歌っている方、ご存知の方いませんか?

  • 「そんなアホな」映画

    (旧作映画ですがネタバレあります) よく「芸術映画と娯楽映画」と比較されますが、実は、誰もが両方楽しんでると思います。 それより娯楽映画の中でも「メチャメチャ面白い映画とそんなアホな映画」の境目の方が問題だと思います。 例えば同じ娯楽映画でも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ターミネーター」は文句なしの「面白ろ映画」ですが、一方、映画館で思わず「そんなアホな!」とイスからずり落ちて、もう、興ざめで、全く楽しめなくなる映画があります。こういうのって他の人はわりかし気にしてないようなんですよね。 どうやったら楽しめるのか知りたい。 その「アホな映画」の特徴のポイントは「力関係の設定が崩壊している」パターンです。前半で敵が圧倒的に凶悪で世界が滅びるくらいの存在なのに最終的にはメチャメチャ弱くて簡単にやられるやつです。最近そういうのがやたら多い。 例えば「ダークナイトライジング」のベインは世界を制服しかけ、バットマンもズタボロにやられますが、最後はなんの工夫もなくバットマンに鼻を殴られたらマスクが壊れてそれでヘナヘナ~となります。世界制服の計画できるのにマスクは簡易か。この映画はついでに原爆をマンハッタンから目視できるくらいの近くで爆発させますがみんな「よかった~」言うてますが放射能は?。 (スタートレックも放射能を無視してました) 「007スカイフォール」は前半はコンピュータ攻撃で世界が制服されかけますが、最後はアストンマーチンとライフルとか素手で敵を倒します。援護射撃はジュディ・デンチの老婆攻撃。 「トランスフォーマー」も巨大ロボットがビルというビルを破壊しつくしますが、最後は少年のアメフト走りで、巨大ロボットの追跡を振り切ります。一歩でおいつくやろ。 「ロード・オブ・ザ・リング」は3時間映画の三部作で映画の時間として9時間かけて山に登り帰りは1分で下山します。どういう山だったんだ。 始めから「バカバカしい映画」は楽しめます。例えば「キャノンボール」とかレースのルールとか勝敗とかどうでも良くて単にオールスターキャストがユルユルでキャラ合戦をしている。それはいいんです。 でも、「ロード・オブ・ザ・リング」とか「007」とかは「マジ」狙いなので困ります。そして特に誰も文句をいってない。みんな文句言ってれば溜飲も下がるのですが。 そしてこういう映画が最近やたら多いので楽しみたい。知的な人も結構楽しんでるみたいだし。 こういうのってどういう心構えで挑めば楽しめるんですか?。

  • SF小説を題材にした曲

    SF映画やアニメで使われた曲ではなく、SF小説をモチーフにした曲やアルバムを探しています。 例えば、アラン・パーソンズ・プロジェクトの「アイ・ロボット」や、山下達郎の「夏への扉」などです。 「夏への扉」も含んだ、難波弘之の「センス・オブ・ワンダー」みたいなアルバムがあると良いのですが…。 洋楽、邦楽、歌あり、インスト、ジャンルは問いませんので、よろしくお願いします。 曲名がモチーフとなった小説と違う時は、原作名と著者も付記していただけるとありがたいです。

  • ドラえもんの映画にて・・・

    こんにちは、 幼少期からドラえもんを見て育ちました。 今のドラえもんは正直良く分かりませんが、昔のドラえもん(特に映画)は「飛ばしてた(汗)」 と思います。 特に私が印象に残ったのは、雲の王国とブリキのラビリンスです。 雲の王国はドラえもんの特攻と、「使うつもりのないものなんか出すな!」と言ったジャイアンの言葉が 忘れられません。環境問題と大量破壊兵器による抑止論、テロなど、重苦しい問題を皮肉っていました。 ブリキのラビリンスは、まるでマトリックスのような話で、 ラスト、サイバー攻撃で敵のロボットを無力化するところには、幼いながらもシビレました。 初めて「コンピュータウイルス」という物があることを知りました。 今思えば、ロボット云々は抜きにして、これを見ていた世代が大人になって直面する問題を、 子供のうちに教えてもらっていたのかなと思います。 ドラえもんに限らず、これは為になったと思ったマンガやアニメがあったら教えてください。

  • 人は(脳は)なぜ自殺できるのか?

    人間の身体に指令を出しているのは、脳のはずです。 なのに、なぜ過労死するまで無理をする事が出来たり、自殺出来たりするんでしょうか? これらの事が、脳の中で生命維持の範囲に入っていないのか、 脳以外に指令を出す器官があるのか、あるいは、脳は複数指令を出しているのか、 脳に自らの働きをシャットアウトする機能などがあるのでしょうか。 生命に関わるなら、その場で指令を出して、動かなければいいのにと思います。 でも、自殺を考えるのも脳なので、考え始めた時から脳は正常に機能していないことになるのでしょうか。 一方、映画で描かれるロボットは、それが出来ないことが多いです。 例えば「ターミネーター2」のラストの様に、自ら破壊することが出来ないから、他人にボタンを押させたりなど。(破壊行為を認識しているのに逃げなかったと言うことは、死を受け入れる事は出来るみたいです) 脳は意外にいい加減だと思いました。 自殺方法まで考えられる機能が付いているなんて… 脳はコンピュータより自由がある様に思っていましたが、 実はプログラムと同じで、記憶されたらその通りに動いてしまう、 逆らえない様な仕組みなんでしょうか。