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純資産と株式
先日ある株式会社の社長さんから純資産よりも株式が安い、物を安く買って高く売るなどの話をお聞きしたのですがとく意味が分からなかったです。誰か詳しく教えてください。お願いします！！
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純資産とは、総資産から負債額を差し引いた金額になります。それを発行株式数で割りますと、一株あたりの純資産が出て来ます。市場で取引されている株価が、この値より低ければ、安く買えるという事ですが、一点ほど留意しなければならない事があります。それは、この値は簿価上の計算になっているという事です。つまり、保有する資産が、時価評価になっておりません。もしかしたら、莫大な含み損を抱えた不良資産を保有している可能性があるかもしれません。このような資産は、帳簿上は健全な資産として帳簿上計上され続けます。従って、通常、企業買収などで資産査定する場合は、必ず、簿価を時価に評価替えをします。その後株数で割っていく作業をします。ある社長さんが時価に評価替えした上で、計算しているのなら、問題はありません。しかし、評価替えをしていない場合は、安いとか高いとかは、すぐには判断できないと思います。
お礼
なるほど！！ありがとうございました。
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