• ベストアンサー

北原白秋が書いたものについて

「真実 諦メ タダ一人/真実一路ノ 旅ヲ行ク/真実一路ノ 旅ナレド/真実 鈴振り 思ヒ出ス」 質問(1)意味がちょっと分からないのですが教えてくださいませんか。よろしくおねがいいたします。

  • aifen
  • お礼率53% (256/480)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sophia35
  • ベストアンサー率54% (638/1164)
回答No.3

おはようございます。 字面を見て解釈すれば個人的には大変好きな詩なのですが、多分、あの頃の白秋自身の背景を鑑みると、この「真実」とは元妻の俊子事では無いのか・・・と、自分は解釈していました。 25歳の頃、隣人の新聞記者の妻である俊子と道ならぬ恋に落ち、夫に姦通罪で訴えられて投獄されたにも係わらず、激しい恋の末に結婚したのですが、彼女の浪費癖や我侭ぶりに、結局は一年余の結婚生活を終えたのでした。 この「巡礼」は、その離婚のドロドロ期から離婚の喪失期までの間に書かれたものだったと思うので、この真実は多分「真実の愛」なのではないでしょうか。 真実の愛だと貫いた人を諦めて、我一人、真実の愛を求めて生きていく。真実の愛を求めて生きていこうと思った自分なのに、事あるたび、真実の愛だと貫いた彼の人を思い出す・・・ 結局白秋は、その後、章子と言う女性と結婚すれど、今度は彼女に不倫駆け落ちされて離婚したりと、波乱万丈の人生を送りますが、最後に菊子と言う貞淑な妻を娶って、ようやく「真実」に辿り着いたのではないか・・・と言うのが、私の解釈です。 白秋研究をされているかたには曲解だと言われるかもしれませんが・・・そう言う背景もあると言う事で、ご参考の一部に加えていただければ幸いです。

その他の回答 (2)

回答No.2

aifen さん こんにちは。 この文章の意味は 一つではなく 読む人によって それぞれの受け取り方がある と私は思いますので それをまず ご理解ください。 「私の人生 真実 真心 一生懸命に今日まで生きてきたと私は思う(思ヒ出ス)けれど 本当にそうだろうか  これからも もっと もっと 真実一路 一生懸命に 精一杯 自分の人生を生きていこう!」 この世に人として生(命)を受け 私はそれを100%活用できているだろうか? 今までも 精一杯やってきたけれど もっと何か努力できる部分はないだろうか? と 自分の生(命) もしくは 自分の人生とまじめに向き合うことを忘れないために 人生訓=座右の銘 としている人もおられます(います。)。 座右の銘(ざゆうのめい) = 生きていく上で (苦難の時など)時々思い出す 名言・格言などの事 解らないところがあれば また 聞いてください。 日本文学を読んで頂いて とてもうれしいです  ^ ^   ...   。          

回答No.1

「真実」は詩の基調をなすリズムとテーマを紡ぎ出す言葉ですが、一旦省いて考えてみましょう。 すると……  あきらめただ一人  旅を行く  なれど  思い出す というストーリーが見えてきます。 あきらめた物のあきらめきれない旅をする作者の姿が浮かび上がってきます。その思いの切実さが「真実」という言葉に込められているのではないでしょうか。

関連するQ&A

  •  真実の末路 ~ 誰が為に鈴は鳴る ~

     真実の末路 ~ 誰が為に鈴は鳴る ~    ゲーテと白秋とチベット密教は、三者三様に「鈴」を詠っています。  道化師・巡礼・出版社・密教が、さまざまの目的で「鈴」を鳴らして いるようですが、それぞれどんな音がするのでしょうか?   ── 鈴ふり鳴らす馬鹿者になっては困る。頭と誠実な心さえあれば、 技巧を弄さなくとも演説はおのずからできる。(P45) ── むかし道化師は着物に鈴をつけており、自分の近づいたことをそ の音で知らせる。空宣伝をして自己の存在を示そうとする馬鹿者の義。 (訳註545/P334) http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003240626 ── ゲーテ/相良 守峯・訳《ファウスト(第一部)19580305 岩波文庫》   ♪ 真実諦めただひとり 真実一路の旅をゆく  真実一路の旅なれど 真実鈴ふり思ひだす ── 北原 白秋《巡礼》 ── 北原 白秋《地上巡礼 1914‥‥ 創刊》   ── 世の中の複雑な現象や状況のなか、目標と夢を見失わないように、 迷いがある時は鈴をふり初心を思い出し「真実なるもの」を見極めなが ら、前に進んで行こう・・・という願いをこめて。 http://www.ginsuzu.com/company/index.html 銀の鈴社(社名の由来)   ── チベット密教の祭礼には欠かせない基本の法具です。右手に持つ 五鈷杵は慈悲を、左手に持つ鈴は(気品の高い音色)智慧を表します。 http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:axQPMm_SI54J:www.jade.dti.ne.jp/~fitbel  画像;五鈷金剛鈴(ガンターとバジェラ)  

  • 北原白秋のついて。。。

    大至急お願いします!!! 昼ながら幽かに光る蛍一つ孟秋の藪を出でて消えたり の「昼ながら」はどこにかかるのか。 「蛍」が「昼ながら光る」のはなぜか。 「蛍」はどこにきえてしまったのか。 教えてください。

  • 北原白秋の短歌

    北原白秋の短歌 いやはてに うこん桜のかなしみの・・・・その続きを教えてください。 どの短歌集に入っているかも教えてください。

  • 北原白秋の「びいでびいで」の詩について

    「びいでびいでの」から始まる詩の意味を教えてください。曲が付いて歌にもなっています。まざあぐうすは調べましたが見当たりませんでした。大変短い詩(2連)なので、詩の意味が分からないと歌っていてもなんとなくしっくりきません。よろしくお願いします。

  • 初恋 北原白秋

    「初恋」   北原白秋 薄らあかりにあかあかと 踊るその子はただひとり。 薄らあかりに涙して 消ゆるその子もただひとり。 薄らあかりに、おもいでに、 踊るそのひと、そのひとり。 ここで質問なんですけど、北原白秋はこの「初恋」の詩で何を読者に言いたいのですか?

  • 北原白秋の歌について

    「君かへす 朝の敷石 さくさくと 雪よ林檎の 香のごとくふれ」 の歌の解説とか、何句切れとか、技法とかを教えてください。

  • 北原白秋「飢えたるもの」の読み方について

    北原白秋の「飢えたるもの」 物恋ふる掌の上へ とはじまるのですが、 この文の読み方は 「ものこいふ(う)るてのひらへへ」で 正しいのでしょうか。 とくに「へへ」のところがわかりづらい。 なぜ「上」を「へ」と読ませるのでしょうか。 音数のうえではそのほうが自然というのは 感じられますが、なぜ「へ」なのか。 そういう読ませ方の例が他にもあるのでしょうか。 教えてください。

  • 北原白秋の短歌について

    【北原白秋】 茶の煙 かすかなれかし 幽かなる け古なれども 目にしみるもの 上記の解釈を教えていただけませんでしょうか? よろしく お願い致します。

  • 北原白秋の歌について

    北原白秋の「昼ながら幽かに光る蛍一つ孟宗の薮を出でて消えたり」という歌の訳や読み方など、できれば具体的に教えてください!!! それと、「蛍」が消えたあと作者の目に残ったものとは何だったのでしょうか?

  • 北原白秋の短歌

    飛びあがり宙にためらふ雀の子羽たたきて見居りその揺るる枝を この歌の訳をご存知の方、どうか教えてください!!! あと、出来たら「羽たたきて」と「羽ばたきて」の違いをどのように表現すれば良いかも教えて頂きたいです。