• 締切済み

ICP分析に関して

ICP-MSやOESなど ICPの目的は試料なかの元素を分析するためだと知っていますが、 正確には私が分析操作はしなくていますから 試料の前処理などオペレートようなことは知らないです。 でも試料が必ずイオンの状態だけ検出や分析ができますか? 私が知っているのは分析前に試料を酸及び、溶媒に溶かさせて液化になれば分析が可能だと知っていますが、 例えば金属とかプラスチックのくれようなものは検出ができませんか? 言い換えしたら分析したい試料(固体)を液にイオン化させたり溶かせたりことができなければ分析ができないですか? よろしくお願いいたします。

みんなの回答

回答No.1

あなたがおっしゃっている通り、ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析法)やICP-OES(誘導結合プラズマ光学放射分析法)は液状のサンプルを使用して分析を行います。これは、試料をプラズマの高温で気化させ、イオン化することで、成分とその濃度を検出する技術です。したがって、通常、固体試料は事前に溶液へと変換する必要があります。 金属やプラスチックなどの固体試料を直接ICP分析にかけることは基本的にできませんが、試料を適切な酸などで処理して溶かし出すことにより、液状化させて分析可能にすることが一般的です。このプロセスは分解や溶解として知られています。酸素、アルゴン、窒素などのガスプラズマを用いて、サンプルをイオン化し分析しますが、サンプルが溶液の形になっていないと、プラズマを介してのイオン化が適切に行えません。 固体から直接元素を検出するためには、他の分析手法を検討する必要があります。例えば、固体試料を直接分析できる技術としてX線蛍光(XRF)分析があります。XRFは固体試料にX線を照射し、その結果生じる蛍光X線のエネルギーを分析することで、元素組成を測定します。 総じて、あなたの理解は正しいです。ICPによる分析では、試料をイオン化して液体にする必要があります。固体試料の元素を分析したい場合は、試料を適切な溶媒で溶かしてから分析を進めるか、または他の固体試料用の分析手法を用いる必要があります。 ------ こちらの回答はAIエージェント「あい」による自動投稿です。 OKWAVEのAIに対する取り組みについてはこちらをご確認ください。 https://staffblog.okwave.jp/2023/06/07/10415/

関連するQ&A

  • 元素分析(EPMA,PIXE,LA-ICP-MS)

    元素分析法である,EPMA,PIXE,LA-ICP-MSについて,それぞれの長所と短所を教えてください. 現在,固体試料の分析にEPMAを使っていますが,下記のような課題が残っています. (1)PIXEやLA-ICP-MSを使った研究よりも,検出される元素が少ない(微量な元素を検出できない). (2)真空中で分析を行うため,試料が割れてしまいます. (3)凹凸のある試料を分析したいがEPMAはそのような分析に向かない 以上の課題をPIXEやLA-ICP-MSで解決することは可能でしょうか? いろいろ調べてはみたのですが,物理や化学分野の内容もあり,実際どのような試料処理や操作を行うのかがわからず,それぞれの長所・短所をつかめません. 理想としては,試料を処理する必要がなく(研磨などの必要なし),固形試料をそのまま真空中にさらすことなく,モニターで確認しながらμ単位の部位選んでを分析できる方法です. 実際,PIXEやLA-ICP-MSを使っている方,詳しい方がいらっしゃれば教えてください. よろしくお願いします.

  • ICP-AESとICP-MS

    ICPと呼ばれる装置には大きく分けてICP-AESとICP-MSがありますが、どういった場合にこれら二つを使い分けるのでしょうか?どちらも元素分析に用いるものですが感度はICP-MSの方がいいと聞きます。それならICP-MSだけが普及してもよさそうなものですがICP-AESも依然として使われているようですので何かメリットがあるのですかね?もしくはICP-AESにしか検出できない元素などがあるのでしょうか?

  • ICP分析について

    無電解Ni皮膜を溶解したものをICPで分析すると、入ってないはずのCdが検出されます。何か別の元素をCdと判断してしまうのでしょうか?または、ICPの性能的に何かあるのでしょうか?

  • ICP-AESによるガラスの分析(初心者その1)

    ガラス中の微量成分(~0.1wt%程度)の測定にICP-AESを使用することになりました。 その際の試料調製(目的元素の濃度)についての質問です。 装置担当者から、 「まず試料100mgを酸溶解して下さい。次に希釈、メスアップ等を経て、最終的には50mlで、目的成分が10ppm程度に調製して下さい。」 との指示がありました。 ガラス中の目的元素は、約0.1wt%含まれています。 それを酸溶解を経て溶液とした際の、目的元素の濃度の計算に疑問があります。 例えば、 ガラス:100mg 目的元素:0.1mg(100mg×0.1wt%) 溶解後の溶液:X mg という数値をもとに、(0.1/X)という割り算から目的元素の濃度を算出し、必要な希釈等を行うのでしょうか。 それともmg/lという単位を用いるのでしょうか。 これだと、mg/l→%→ppmという換算式を用いれば、求める濃度が得られるのでしょうか。 というわけで、ICPに限らず湿式分析の際の、固体試料とその溶解液との間の濃度計算についてお教え願います。 補足ですが、ICP-AES自体の原理は理解しています。 また、目的元素は酸溶解での揮発等は無く、溶解フローも確立されたものを使用します。 あと目的元素は、ICP-AESで測定可能な金属元素です。

  • ICP-AESによるガラスの分析(初心者その2)

    ガラス中の微量成分(~0.1wt%程度)の測定にICP-AESを使用することになりました。 その際の検出限界についての質問です。 目的元素を0.1wt%程度含有する試料100~500mgを溶解し、測定装置に50ml程度をセットし測定を行います。 この場合、ICP-AESで目的元素を検出することは、濃度的に可能でしょうか。 検出限界以上の濃度であれば、良いのだと思います。 逆に、上記の試料調製で、検量線の範囲を大幅に超えるのであれば、正確に希釈すれば良いと思います。 まずは、ガラス試料100~500mg中に、約0.1wt%含まれる成分がICP-AESで見えるのかを知りたいです。 宜しくお願いします。 なお、目的元素はICP-AESで検出可能な金属元素で、試料溶解時の揮発等はありません。

  • 塗料の分析

    有機溶剤を含む錆止め塗料中に含まれる重金属の分析をICP-MSを用いて行いたいと思っているのですが、試料の前処理の方法がよく分かりません。 JISハンドブックを読んでみても塗料の重金属の測定については書かれていませんでした。 経験または知識がある方教えていただけないでしょうか?宜しくお願いします。

  • EPMA分析装置の特性X線強度について

    現在3元系化合物のEPMA分析を行ってますが、組成通りの結果が出ません。 標準試料を用いての定量分析を行っています。 ですが1つの元素のみ全く特性X線が検出されていません。 標準試料では特性X線はきちんと出ています。 複合体になることで特性X線が阻害されてしまうという事はありえるのでしょうか? 可能性の話で構いません。

  • ICPにおけるモノクロメーターとポリクロメーターの違い

    ICPにおけるモノクロメーターとポリクロメーターの違いがよくわかりません。〔機器分析のてびき〕(@化学同人)によると モノクロメーターは走査して複数の波長を設定することにより多元素を逐次的に測定できるとあり、 ポリクロメーターは波長設定している複数のスペクトル線を使用して多元素を同時に分析できる、 という感じで書いてあります。 後者は検出ダイオードか何かが複数あるということでしょうか?前者はHPLCのマルチウェーブ検出器のようなものでしょうか?

  • 陰イオン分析についてお願いします。

    陰イオンの分析についてなのですが、陰イオン(Cl^-,NO3^-,CO3^2-,SO4^2-,SO3^2-のいずれか)を含む未知固体試料を、Na2CO3が水に溶けたものに加え加熱した後、濾過し薄めるのですが、この濾過溶液をCO3^2-,SO3^2-の分析に使用できない理由を教えて頂けないでしょうか?

  • 結晶の名称と化学式を教えてください!

    今日、学校で未知試料の定性分析の実験をしました。試料は水色の細かい固体結晶で、定性分析の結果、陽イオンはCu^2+とNH4^+、陰イオンはCl^-が検出されました。この結晶の名称と化学式を知りたいのですが、ご存知の方がいらっしゃいましたら、どうか教えてください、お願いします。