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ICPにおけるモノクロメーターとポリクロメーターの違い
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モノクロメータには主に平面回折格子を用いるツェルニ・ターナー型が用いられています。 このタイプの分光器は検出器(光電子増倍管)が1個であり回折格子を回転させて角度を変えることにより波長を走査して逐次に測定します。 ポリクロメーターは凹面回折格子を用いるパッシェン・ルンゲ型が用いられています。 このタイプの分光器は検出器(光電子増倍管)が多数(私のところでは47個)あり、多元素を同時に測定することができます。 それぞれ長所,短所があり、測定する物質の主成分,測定元素などにより使い分けています。 なお、モノクロメータにはエバート型と呼ばれる分光器もあります。
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