『鋼材切出し』とは、何ぞや？

質問

（↓）この下記の URL の、フランスの新世代航空母艦である "PANG (航空母艦)" の Wiki のページの「概要」の所の、2段落目の、上から3～4行目に、

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/PANG_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%AF%8D%E8%89%A6)#%E6%A6%82%E8%A6%81
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/PANG_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%AF%8D%E8%89%A6)#%E6%A6%82%E8%A6%81
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/PANG_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%AF%8D%E8%89%A6)#%E6%A6%82%E8%A6%81

2025年に最初の鋼材切出しを行い、

という文章がありますが、

この、
「2025年に最初の鋼材切出しを行い、」
という文章の、『鋼材切出し』とは、何で、どういうものなのでしょうか？

この「鋼材切出しを行い、」の『鋼材切出し』とは、どういうものなのかを教えてください。

回答No.1

HAL2（@HALTWO） · ベストアンサー

その名の通り「鋼材の切り出し」です。

鋼船は様々な形状に切り出した鋼材を曲げたり溶接したりしながら組み上げてきます。
特に竜骨と呼ばれる船底部の梁材は超大型の 1 本部品ですので可能な限り現場の加熱変形作業で強度を低下させないよう適切な大きさと形状の大型鋼材を切り出して溶接組上げを行うだろうと思います。

また、現在の戦闘艦は装甲をどのようにしているのかまでよく知らないのですが、装甲部分は単純な溶接では溶接部分の強度が低下してしまう高張力鋼材でしょうから適切な形状と大きさに切り出した部材を超音波溶接等で組み上げていくだろうと思います。

鋳型に合金を溶かし込んで冷やして固める鋳物と違って、予め高い強度に仕上げた鋼材を繋いで作るものですので、高強度鋼材を適切な形状と大きさに切り出す作業が実質的な造船開始作業なのでしょうね。