• ベストアンサー

計測機器の校正対象

 ISO9001、2000年版7.6要求に対しできるだけコストのかからない校正の対象機器設定を行ないたいのですが、次の様な場合どこまで構成対象としなければならないか迷っています。  事例は顧客仕様からして計測器単体による計測が不可能の為、顧客が指定する限度サンプルとの相関により良否判定を行なう事となっています。  その相関をとる最終工程での検査機器は複数の計測機器からなる複合機となっていて、複合機は数百台あり、構成する機器全てを国家規格とのトレースをとる為には数千台の校正を行なわなければならなくなり、コスト的に耐えられなくなってしまいます。  ISO要求は校正と調整を行なう事となっていますが構成する計測器個々の構成が不可能な場合、複合機全体としての調整のみでも良いのかが解りません。  校正対象と調整対象及びトレサビリティーなどISO要求7.6に対する論理的な正しい設定の仕方に付いて上記事例の扱いに付いて教えて頂けないでしょうか。  あと別件になりますが、識別ラベルで以前より、校正対象外ラベルを貼るようになっていますが、貼らないものが校正対象外と識別できるので不要のように思えるのですが、何か必要な理由があるのでしょうか・・・併せて教えて頂けないでしょうか。  宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sero
  • ベストアンサー率47% (916/1944)
回答No.5

>見解の違いから指摘される事はどの様なものでしょうか又、それに対応する論理的解釈はどの様な事を備えておけば良いでしょうか。 担当官によっては何も言わない事もあれば、それで不良品の割合を **%以下にできる根拠を示せって言われる事もあります。 統計的見地から理論的に説明できるような数値があると、第3者から見ても判りやすいので、 できれば理論武装しておくと良いでしょう。 説明できないからといって即認証取り消しになるわけではありませんので 慌てずしっかりした書類を作成して下さい。 機器の調整方法やサンプル数に変更がある場合は、ちゃんと変更履歴(理由と変更可能と判断した根拠)を 残すことをお忘れなく。

gootaro3
質問者

お礼

 とても参考になりました。  機器調整方法やサンプル数は現行の要領書どおりとなりますので、データと規定側での整備を行い備えたいと思います。  ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • sero
  • ベストアンサー率47% (916/1944)
回答No.4

>あくまで顧客指定サンプルとの調整の為、国家標準とのトレースは取れませんが、このような内容を校正として校正ラベルを貼ってよいか、それともあくまで調整として校正対象外ラベルを貼るべきか迷っています。 顧客指定のサンプルが基準器との関係を証明できないなら校正とは言いません。 ただし、顧客との取り決めに従って各種計測数値に管理幅が定められていない場合、 限度サンプルと良品・不良品の判定がちゃんと行えるような手順が確立されていれば 基準器とのすり合わせは不要です。 もちろん取り決めを交わした顧客間でしか成立しませんし、 確認頻度・記録方法等は後から第3者が客観的に検証できるように整備が必要です。 7.6で言っているのは「測定値の正当性が保証されなければならない場合」です。 ただ、認証機関の担当官によって見解が異なることがありますので 100%大丈夫と言い切れないのが現状です。

gootaro3
質問者

お礼

 再三の質問に対し、ご回答ありがとうございました。

gootaro3
質問者

補足

 再三の質問に対し、ご回答ありがとうございます。  校正対象外ラベルを貼り、要領書により手順を確立し、調整の記録を整備する。第三者が顧客仕様を満たす事を検証できる様整備する様にしたいと思います。  >認証機関の担当官によって見解が異なることがありますので100%大丈夫と言い切れないのが現状です。  →校正対象外ラベルををみて担当官により校正の是非に付いて求められた場合、要領書により手順と、調整の記録により顧客仕様を満たす事を立証するわけですが、   見解の違いから指摘される事はどの様なものでしょうか又、それに対応する論理的解釈はどの様な事を備えておけば良いでしょうか。

  • sero
  • ベストアンサー率47% (916/1944)
回答No.3

どんな計測機器の組み合わせかが判らないのでアドバイスも抽象的になるんですが・・・ >複数メーカーの機器を顧客と自社で組み合わせ複合機としています。校正する単体としての計測器校正が複数あり全体として膨大な数となり、コストが嵩みます。 >複合機全体をシステムとして校正ではなく相関による検証とできるかなど方法は無いでしょうか。 発想の逆転で、限度サンプルと不良品・良品を必要数用意し、 それを全ての機器に流して判定に問題が無いか確認するという手があります。 用意するサンプル・不良品・良品に国定標準器等のトレーサビリティ チェーンが必要かどうかは顧客と要相談。 (製品によっては法令で定められています) サンプルの限度からの乖離分布と必要数は統計的判断の元で顧客と取り決めて下さい。

gootaro3
質問者

お礼

 再度のご回答ありがとうございました。

gootaro3
質問者

補足

 再度の回答ありがとうございます。  >どんな計測機器の組み合わせかが判らないのでアドバイスも抽象的になるんですが・・・  →LCRメーター・オシロスコープ・スペクトルアナライザー・他諸々の組み合わせです。  > 発想の逆転で、限度サンプルと不良品・良品を必要数用意し、それを全ての機器に流して判定に問題が無いか確認するという手があります。  → まさに現在はその方法で、顧客との仕様から顧客指定のサンプルとの相関で良品領域を合格とし、その相関による判定を正しく行なえるよう計測前にサンプルで調整する手順を要領書に沿って行い記録する様にしています。    あくまで顧客指定サンプルとの調整の為、国家標準とのトレースは取れませんが、このような内容を校正として校正ラベルを貼ってよいか、それともあくまで調整として校正対象外ラベルを貼るべきか迷っています。    顧客要求は満たしますが、ISO9001の7.6は最低限どこまで対応すればよいか教えて頂けないでしょうか。

  • apple-man
  • ベストアンサー率31% (923/2913)
回答No.2

>貼らないものが校正対象外と識別できるので不要のように思えるのですが、何か必要な理由があるのでしょうか・・・ 書類の記入欄で、記入不要になった欄も空白のまま 残さないで横棒などを引くようになどと定期審査で 言われたことはありませんか?  担当者が頭の中で分かったいるだけではダメで 標準化、つまり誰がみても分かるようにしておく 必要なんです。  ラベルがついていなかった場合、貼りわすれと 区別がつきません。書類の場合、その記入事例で たまたま記入不要になったのか、記入漏れか 空欄になっていると区別がつきにくいからです。   >複合機は数百台あり、構成する機器全てを国家規格とのトレースをとる為には数千台の校正を行なわなければならなくなり、コスト的に耐えられなくなってしまいます。  校正は、どこかで国家標準に繋がって いればいいんです。  ですから、1台を校正しそれ他の測定器の測定値が 同じになることを確認するか、差が出る場合 に専門機関に再校正に出すか、差が一定で、小さいもの なら、その分を測定値から引くようにうすればいいんです。  定期審査で聞かれることがあったら、 1台を社外の校正機関に、残りは社内校正ですと すればいい。  ただ測定の内容、要求される精度によっては 全て専門機関に任せないとダメでしょうと 言われるかもしれませんが、ISO9001の 目的は、不良品を外部に出さないことですから、 測定開始前には、代表サンプルの測定で、全測定器 の測定値を確認していますといった対処で 問題ないと思います。

gootaro3
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございました。

gootaro3
質問者

補足

 ご回答ありがとうございます。  >書類の記入欄で、記入不要になった欄も空白のまま  残さないで横棒などを引くようになどと定期審査で  言われたことはありませんか?  →なるほど念のためなんですね。    ISO(2000年版)要求7.6では「計量標準」   に対して行うことに変更された。又、このような   標準が存在しない場合記録する対象の基準は、   「校正用」のみならず「検証用」のものまで要求   されるようになったと聞いています。    この場合「検証用」は校正対象外ラベルを貼り、   全く何もしないものは何も貼らない等識別する為   と言った目的ではないですよね。    仮に校正対象外ラベルを貼らないようにした   場合ISO審査では指摘の対象に成るのでしょう   か。  >代表サンプルの測定で、全測定器の測定値を確認し   ていますといった対処で問題ないと思います。  → 顧客との仕様から顧客指定のサンプルとの相関で   良品領域を合格とし、その相関による判定を正しく   行なえるよう計測前にサンプルで調整する手順を   要領書に沿って行い記録する様にしています。    あくまで顧客指定サンプルとの調整の為、国家   標準とのトレースは取れませんが、このような内容   を校正として校正ラベルを貼ってよいか、それとも   あくまで調整として校正対象外ラベルを貼るべきか   迷っています。    顧客要求は満たしますが、ISO9001の   7.6は最低限どこまで対応すればよいか教えて   頂けないでしょうか。

  • sero
  • ベストアンサー率47% (916/1944)
回答No.1

質問内容があまりに抽象的なので一般的な話。 校正対象は製品規格・顧客の要求レベルでいくらでも変化します。 顧客と交わした契約で限度サンプル以下の製品は厳禁or**%未満等と なっていませんか? それを保証できる校正レベルは検査機器メーカーに問い合わせなければ 判りません。 複合機全体の調整というのにセンサー個別の校正が含まれているのか 不明ですが、複数のセンサーを有しているなら、どれが壊れると契約を 履行できなくなるか品質管理部門が判断し、決定すべきでしょう。 極論を言えば3つのうち2つが壊れても、このセンサーだけが 生きていれば出荷基準が満たされるというならそのセンサーのみが 正しく動けば良いのです。 識別ラベルに関しては、貼り忘れなのか不要なのかを区別するためです。 第3者がみても貼っていない機器=貼り忘れと判断できるでしょう?

gootaro3
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。

gootaro3
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます。 >顧客と交わした契約で限度サンプル以下の製品は厳禁or**%未満等となっていませんか? →なっています。相関の良品領域のみ >それを保証できる校正レベルは検査機器メーカーに問い合わせなければ判りません。 →複数メーカーの機器を顧客と自社で組み合わせ複合機としています。校正する単体としての計測器校正が複数あり全体として膨大な数となり、コストが嵩みます。 複合機全体をシステムとして校正ではなく相関による検証とできるかなど方法は無いでしょうか。

関連するQ&A

  • 計測器の校正管理(対象とするか?対象外とするか?)

    お世話になってます。 タイトルの件でお尋ねです。 部品の検査で使用する計測器、 ノギスやマイクロ等は当社では校正対象としています。 スチール製の定規や巻尺等の管理はどのようにされて るかどなたか参考までに教えていただけないでしょうか? ちなみに、当社では、校正対象の計測器は管理番号をつけ ISOで要求している管理をそれなりにやっています。 校正対象としていない計測器の管理が若干弱いです。 巻尺なども月に1回の点検など必要になってくるでしょうか? どなたかお願い致します。

  • 計測機器の校正期間について

    困っている状況 お世話になります ISOの業務を引き継いで間もないものです さて今回顧客のQA監査が入り 校正期間について議論になりました 弊社ではISO規定で3年に一回行なうと規定があり 他の顧客でも今まで問題ありませんでした 今回特定の顧客のQA監査が入り今後は年1回にしてください と突然言われました 弊社の測定機器は 1、デジタルノギス(測定範囲:300ミリ) 2、デプスゲージ 程度で測定レンジは1/10範囲です 質問の主旨 1、校正期間のそもそもの基準はあるのでしょうか?   校正期間は組織が決めるとISOでは規定があるのですが 2、校正期間は顧客が決めるものでしょうか?   上記の計測機器程度です   また期間を顧客が一々個別に決めると   校正機関の管理がまちまちになるのでは? 以上初歩的な質問で申し訳ありませんが 皆さんのお知恵をお貸しください   

    • 締切済み
    • ISO
  • 計測器の校正対象と対象外の管理に関して

    現在当社で計測器の管理に関して見直しを行っている最中です。 最近、当社では、この計測器の管理が自分がこの部署に来るまで 滞っていました。それで自分が管理をし始めた所、校正対象の計測器 に関しては、社内校正と外部校正の計器、また校正頻度など、規定等 があったにも関わらず、管理がまったくされていなかった事から、その辺の 全面的な管理体制の見直しを行い、管理できるようなシステムの運用に 着手しています。 そこで質問です。 当社で校正対象外としているの物で電動ドライバー、湿温度計スクリュードライバー、ラック等もリストに上がっています。 これらがリストアップされているのは10年程前なので、当時の人がどのような 基準で、これらの物を計測器校正の対象外のものとして、リストアップしているのか分かりません。(担当者も退職している為) 校正対象と対象外のもので、どのような区分け、叉は基準でこれらの計測器を仕分けているかアドバイスいただけないでしょうか? ちなみに、最近、資産管理規定というもので、これら計測器対象外のものも 資産対象としてラベルを貼ったり管理されている状況です。 用は2重管理になっている気がします。 どうかアドバイスの程お願い致します。

  • 計測機器の「精度」について

    計測機器を校正する場合、校正の対象となる計測器の精度がたとえば、0.5%だとすると、それを校正するのに使用する計測器(上位標準器)の精度は、どれくらいが必要なのでしょうか? つまり、校正対象の計測器精度に対する標準器の精度の考え方を教えてください。 よろしくお願いします。

  • 7.6監視機器及び計測機器の管理

    計測機器管理の件でご教示をお願いします。初歩的な質問ですが、ISO9001が要求している計測機器管理の中に精密分析装置(FTIR,蛍光X線)の定期校正は 要求されているのでしょうか(精密分析装置を使用して製品評価は実施しません) 製品検査に使用する計測器(ノギス、マイクロ、粗さ計、真円度計、レーザーマイクロなど)は、定期校正を実施しております。

    • ベストアンサー
    • ISO
  • 新規に購入した測定機器の校正

    新品の電子計測機器でも購入後直ちに校正に出す必要があるかどうかの質問です マルチメータを購入したところパッケージ内には簡単な仕様書はありましたが 出荷時の合格の証となるような紙は一切入っていませんでした。 1年間の保証書はありますが但し日付は入っていません。 ISOの絡みもあって、当社では1年毎に計測機器を校正に出しています。 校正に出せば必然的に試験成績書が付いてくるので顧客の電気設備を計測した際の関連書類として提出することができます。 (1)新品で出荷された測定機器は当然狂っているわけがなく(通常そう考えたい)改めて検査する必要が本当にあるのか? (2)試験成績書が添付されていない新品の機器の場合、わざわざ書類を求めるために校正に出す必要があるのか。(当然費用もかかります)ないすれば顧客に対し「試験成績書」の代わりとなる何らかの書類をどのように作成するか?   ということが社内で議論となりました。 皆様のところでは当方のような問題は生じていないでしょうか? 何かいいアドバイス頂けないでしょうか?

  • 計測機器の識別(シールが貼れない)

    よろしくお願いします。 校正対象の計測機器に、たとえばノギスがあります。 ふつう、4桁ほどの管理番号をテプラで貼ったり、 有効期限シールを貼ったり、管理対象を示す赤丸のペイントをしたり… などの管理をされているところが多いと思います。 ところが、 異物混入を極端に嫌うお客様が居られまして、 「シールやペイントがはがれたらどうする!、  ノギスなどにシール類はダメ」 ということになりました。 今は、4桁の番号をノギスに彫っている状態です。 しかし、有効期限や校正対象かの識別が、パッと見て分かるものに なっておらず、ずさんな管理になっています。 シールやペイント以外で、計測機器管理をされている例があれば お教え願えればと思う次第です。 どうぞよろしくお願いします。

    • 締切済み
    • ISO
  • 計測器関係の校正基準教えてください。

    計測機器(ノギス・マイクロ・ブロックゲージ)等々の設備管理規定などで指定している校正の基準(値)があるのでしょうか?詳しいデーターなどあれば教えてください。 ISOに準じた設備管理規定とは?どういうものなのか教えていただけないでしょうか?

    • ベストアンサー
    • ISO
  • 監査における測定機器の校正の確認

    初めて利用させてもらいます。 取引先を外部監査する場合、測定機器の校正状態について確認すると、電流測定器、周波数測定器、若しくはGC-MS,HPLCのような測定、分析機器ものについては、皆さん外部校正をされており、校正サービス会社での測定結果、校正結果、標準校正器等とのトレーサビリティー体系図を示されます。測定機器は個別に識別番号をもっていて一覧表に校正の状態が管理されていて、機器本体には識別番号、校正期限等が書かれているシールがはられています。 で、質問ですが、このような機器の校正の状態や校正内容の適切性を確認する場合は、上記以外に確認するポイントはありますでしょうか? 監査する場合は主にISO9001を元に行っています。 以上アドバイス願います。

    • 締切済み
    • ISO
  • 計測器の識別ラベルにおける、有効期限と校正実施日の記述について

    航空・宇宙及び一般産業用製品に関する品質マネジメントシステム要求事項として、計測器の校正の状態が明確に出来る識別において、有効期限と校正実施日の両方を記述しなければならないのか教えてください。

専門家に質問してみよう